前場コメント No.3 ヤマウＨＤ、ミナトＨＤ、クレセゾン、ｐｌｕｓｚｅｒｏ、ハイデ日高、トヨタ
★9:07 ヤマウＨＤ－続伸 上期営業益を上方修正 コンクリート製販事業で価格転嫁
ヤマウホールディングス<5284.T>が続伸。同社は27日、25.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の6.0億円から9.5億円（前年同期比20.7％増）に上方修正すると発表した。
コンクリート製品製造・販売事業における、高騰する資材・原材料価格や物流費の販売価格への転嫁や大口案件の出荷増のほか、水門・堰の製造および施工ならびに保守事業における進行基準対応の期末越え（2024年3月末）案件の受注増などを踏まえた。
通期の業績予想については、依然先行きの見通しが不透明であるため、据え置くとしている。
ヤマウホールディングス<5284.T>が続伸。同社は27日、25.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の6.0億円から9.5億円（前年同期比20.7％増）に上方修正すると発表した。
コンクリート製品製造・販売事業における、高騰する資材・原材料価格や物流費の販売価格への転嫁や大口案件の出荷増のほか、水門・堰の製造および施工ならびに保守事業における進行基準対応の期末越え（2024年3月末）案件の受注増などを踏まえた。
通期の業績予想については、依然先行きの見通しが不透明であるため、据え置くとしている。
★9:08 ミナトＨＤ－3日ぶり反落 上限15万株・1億5000万円の自己株取得へ 割合は2.0％
ミナトホールディングス<6862.T>が3日ぶり反落。同社は27日に、上限15万株・1億5000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は10月1日～12月27日で、自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は2.0％。なお、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
ミナトホールディングス<6862.T>が3日ぶり反落。同社は27日に、上限15万株・1億5000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は10月1日～12月27日で、自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は2.0％。なお、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★9:09 クレディセゾン－3日ぶり反落 投資有価証券の一部を売却
クレディセゾン<8253.T>が3日ぶり反落。同社は27日に、投資有価証券の一部を売却したことにより、25.3期2Qの個別決算において特別利益（投資有価証券売却益）を計上する見込みになったと発表した。
上場有価証券2銘柄を売却し、 投資有価証券売却益168億2000万円を25.3期2Qの個別決算において、特別利益に計上する。連結決算においては、その他の包括利益として会計処理されるため、親会社の所有者に帰属する当期利益に与える影響はないとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
クレディセゾン<8253.T>が3日ぶり反落。同社は27日に、投資有価証券の一部を売却したことにより、25.3期2Qの個別決算において特別利益（投資有価証券売却益）を計上する見込みになったと発表した。
上場有価証券2銘柄を売却し、 投資有価証券売却益168億2000万円を25.3期2Qの個別決算において、特別利益に計上する。連結決算においては、その他の包括利益として会計処理されるため、親会社の所有者に帰属する当期利益に与える影響はないとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★9:10 ｐｌｕｓｚｅｒｏ－底堅い 丸紅Ｉ－ＤＩＧＩＯと提携・協業関係を構築することに合意
ｐｌｕｓｚｅｒｏ<5132.T>が底堅い。同社は27日に、丸紅<8002.T>グループにおいてICT領域を担う丸紅Ｉ－ＤＩＧＩＯホールディングス（東京都文京区）と、AIと人間が協働作業をするためのプラットフォーム「AEI Desk」を活用したITシステムの運用保守業務の自動化・高度化実現をめざして提携・協業関係を構築することに合意したと発表した。
今回の提携はAEI分野やITシステムの運用保守業務の自動化・高度化分野において、日本市場で同社、丸紅Ｉ－ＤＩＧＩＯグループ両者の事業を拡大すべく、両者のノウハウやリソースを相互に活用・補完のうえ、提携・協業関係を構築し、短期および中長期的な取り組みを通じ、持続的成長基盤を確立することを合意したもので、具体的にはAEI Deskの開発協力に加え、将来的にAEI Deskを丸紅Ｉ－ＤＩＧＩＯグループが代理店として外販することが含まれるとしている。
ｐｌｕｓｚｅｒｏ<5132.T>が底堅い。同社は27日に、丸紅<8002.T>グループにおいてICT領域を担う丸紅Ｉ－ＤＩＧＩＯホールディングス（東京都文京区）と、AIと人間が協働作業をするためのプラットフォーム「AEI Desk」を活用したITシステムの運用保守業務の自動化・高度化実現をめざして提携・協業関係を構築することに合意したと発表した。
今回の提携はAEI分野やITシステムの運用保守業務の自動化・高度化分野において、日本市場で同社、丸紅Ｉ－ＤＩＧＩＯグループ両者の事業を拡大すべく、両者のノウハウやリソースを相互に活用・補完のうえ、提携・協業関係を構築し、短期および中長期的な取り組みを通じ、持続的成長基盤を確立することを合意したもので、具体的にはAEI Deskの開発協力に加え、将来的にAEI Deskを丸紅Ｉ－ＤＩＧＩＯグループが代理店として外販することが含まれるとしている。
★9:10 ハイデイ日高－続落 3-8月単独営業益8%増 売上高1割上振れ＝日経
ハイデイ日高<7611.T>が続落。28日付の日本経済新聞朝刊は、同社の2024年3-8月期の単独営業利益が、前年同期比で8％増の26億円前後となったようだと報じた。
記事によると、中華食堂「日高屋」で5月に値上げをしたほか、郊外店で家族客を開拓する取り組みも奏功し、過去最高を見込む売上高は1割程度上振れしたという。原材料や人件費といったコスト増が重荷となり営業利益は想定通りに着地したもようだ。
株価については、営業利益が想定通りとの観測であることからポジティブな反応は限定的ではあるものの、全体市場が大きく下げている中では1％程度の下落と値を保っている。
ハイデイ日高<7611.T>が続落。28日付の日本経済新聞朝刊は、同社の2024年3-8月期の単独営業利益が、前年同期比で8％増の26億円前後となったようだと報じた。
記事によると、中華食堂「日高屋」で5月に値上げをしたほか、郊外店で家族客を開拓する取り組みも奏功し、過去最高を見込む売上高は1割程度上振れしたという。原材料や人件費といったコスト増が重荷となり営業利益は想定通りに着地したもようだ。
株価については、営業利益が想定通りとの観測であることからポジティブな反応は限定的ではあるものの、全体市場が大きく下げている中では1％程度の下落と値を保っている。
★9:12 トヨタ－急落 1ドル142円台に円高進行 自動車株の下げきつい
トヨタ自動車<7203.T>が急落。円高進行が嫌気されている。
9月27日の自民党総裁選では、同氏と争っていた高市氏は日銀利上げのけん制が報じられていたため、年内利上げへの警戒感が薄れたことでドル円相場は円安方向に動いていた。一方で市場の想定に反し石破氏が勝利し、期待感がはく落。その後は142円台へ円高が急速に進むこととなった。
円高へ大きく振れたことで、為替感応度の高い自動車株がきつい下げとなっている。三菱自動車<7211.T>、スズキ<7269.T>、ホンダ<7267.T>、ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>なども大きく下落している。
トヨタ自動車<7203.T>が急落。円高進行が嫌気されている。
9月27日の自民党総裁選では、同氏と争っていた高市氏は日銀利上げのけん制が報じられていたため、年内利上げへの警戒感が薄れたことでドル円相場は円安方向に動いていた。一方で市場の想定に反し石破氏が勝利し、期待感がはく落。その後は142円台へ円高が急速に進むこととなった。
円高へ大きく振れたことで、為替感応度の高い自動車株がきつい下げとなっている。三菱自動車<7211.T>、スズキ<7269.T>、ホンダ<7267.T>、ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>なども大きく下落している。
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