前場コメント No.5 ラクスル、ヤマハ発、SWCC、ジーネクスト、スクエニHD、村田製

2024/10/02(水) 11:30
★9:08  ラクスル-SBIが投資判断引き下げ オーガニック成長率が物足りない
 ラクスル<4384.T>が大幅に4日続落。SBI証券では、オーガニック成長率が物足りないと判断。投資判断「買い」→「中立」、目標株価を1600円→1400円と引き下げた。

 SBIではオーガニック成長率に関してやや物足りなさを感じている。M&Aにより断続的に成長率が加速する場面はあるが、そのような不確定要素を織り込まずに考えると強気な投資判断の継続は難しいと現状では捉えるとしている。

★9:09  ヤマハ発動機-続伸 英国ケータハムにEV部品「イーアクスル」供給=日経
 ヤマハ発動機<7272.T>が続伸。2日付の日経済新聞朝刊は、同社が英国のスポーツ車メーカー、ケータハムにEV向けの基幹部品「イーアクスル」を供給すると報じた。
 
 記事によると、ケータハムが2026年にも世界で量産販売するスポーツEVに載せる。同社はEVの世界レース「フォーミュラE」にも参戦予定で、軽量・小型かつ高性能なEV部品の開発・量産に注力するとしている。

★9:09  SWCC-岩井コスモが目標株価引き上げ 建設関連・電力インフラ向けの拡大が中期成長をけん引
 SWCC<5805.T>が4日ぶり反発。岩井コスモ証券では、建設関連・電力インフラ向けの拡大が中期成長をけん引と判断。投資判断「A」を継続、目標株価を2500円→6600円と引き上げた。

 同社は5月、中期経営計画を修正し、新たな目標に27.3期の営業利益170億円(従来は150億円)を掲げた。エネルギー・インフラ事業は建設関連・電力インフラ向けの堅調な需要を見込み、営業利益の目標は112億円(従来は80億円)とした。岩井コスモでは、建設関連・電力インフラ向けの拡大が中期成長をけん引するとして、投資判断「A」を継続、目標株価を引き上げた。

★9:20  ジーネクスト-大幅高 大手飲料会社と生成AI活用支援「Discoveriez AI」の実証実験を開始
 ジーネクスト<4179.T>が大幅高。同社は1日、2024年6月25日発表の生成AIを活用し顧客対応における作業負担の軽減・業務効率化およびVOC活用を支援する新サービス「Discoveriez AI」において、大手飲料食品事業会社との、実証実験が開始されたと発表した。

 今後は、提供する「Discoveriez」への自動連携、CTIシステムのチャネルとの自動連携等、システム同士での自動化を進め、顧客対応業務のDX化の利便性の向上を目指し、AI領域における機能開発を一層加速するとしている。

★9:21  スクエニHD-東海東京が目標株価引き上げ 会社計画はやや保守的
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、会社計画はやや保守的として、投資判断「Neutral」を継続、目標株価を5290円→5410円に引き上げた。

 東海東京では、2Q以降は引き続きモバイルゲーム苦戦を見込むが、拡張パッケージ投入による「FF14」の好調、コンソールゲームでPC版「FF16」、リメイク版「ドラゴンクエスト3」の投入を想定。会社計画はやや保守的との考えに変更はなく、25.3期営業利益予想は、会社計画を上回る442億円としている。

★9:21  村田製作所-大幅安 アップル株下落を嫌気 iPhone16の弱い見通し伝わる
 村田製作所<6981.T>が大幅安。米アップルの株価下落が嫌気されている。

 前日の米国市場ではアップルの株価が3%近い下落。新型スマートフォン「iPhone16」に関し、一部の外資系証券アナリストによる弱い見通しが伝わったことが嫌気された。

 iPhone向けの部品サプライヤーにも業績懸念の売りが出ており、同社のほか、TDK<6762.T>、太陽誘電<6976.T>なども大幅安となっている。


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