前場コメント No.7 森永菓、松屋フーズ、荏原、フィットイージ、SGHD、Mipox

2024/10/02(水) 11:30
★9:51  森永製菓-SMBC日興が目標株価引き上げ 収益力は向上しつつある、その次の変化を示されたい
 森永製菓<2201.T>が4日続落。SMBC日興証券では、収益力は向上しつつある、その次の変化を示されたいとし、投資判断「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を3100円→3330円と引き上げた。

 SMBC日興では、トップライン成長のみならず、収益性向上の施策の効果が表れてきているようだと指摘。高マージンのキャンディなどにマーケ費を集中投下、商品ポートフォリオを改善し、菓子の利益率を高めている。カカオによるコスト増は期初想定を上回りそうだが、値上げ・増収効果で打ち返し、今期、来期で 7~8%の営業増益を予想している。ROIC経営への取り組みも当初想定以上に進んでいる印象を受けているが、成果として表れるまでには時間を要する可能性があるとみている。

★9:53  松屋フーズ-反落 9月度の既存店売上高18%増 前月からは伸び鈍化
 松屋フーズホールディングス<9887.T>が反落。同社は1日、9月度の既存店売上高は前年同月比17.5%増だったと発表した。前月比では3.3ポイント低下した。全店は同24.0%増で前月比では1.3ポイント低下した。

★10:00  荏原-大和が目標株価引き上げ 今来期の最高益更新を予想
 荏原<6361.T>がもみ合い。大和証券では、今来期の最高益更新を予想。レーティングは「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を1340円→3000円に引き上げた。

 大和では、24.12期は前期に続き過去最高益を更新し、25.12期は精密・電子事業は顧客工場稼働率回復によりS&S収益が増益をけん引すると予想している。また、新たな中期独自成長要因にも期待しており、HBM(広帯域メモリー)でハイブリットボンディングが導入されれば研磨工程が増えCMP(化学機械研磨)装置の採用台数が増えるポテンシャル、液体水素ポンプビジネス拡大のビジビリティが上がっている点に注目としている。

★10:01  フィットイージー-続伸 9月度の会員数は前年同期比49%増
 フィットイージー<212A.T>が続伸。同社は1日、9月度の主要KPIを発表した。会員数は14万1000人(前年同期比48.8%増)、店舗数は174店舗(同5店舗増)となった。
 

★10:01  SGHD-MSMUFGが投資判断引き下げ 強気転換は時期尚早
 SGホールディングス<9143.T>が4日続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では強気転換は時期尚早として、投資判断「Overweight」から「Equal-weight」に引き下げ、目標株価を2500円から1600円に引き下げた。

 モルガンMUFGでは、宅配便業界の荷動き全般において従来の想定ほどの力強さがない(主因は消費意欲の減退など)と指摘。宅配便個数前提を引き下げた。また、人件費や外注費などを想定以上に抑制することは困難と想定しており、業績予想を減額修正。足もとの株価について相当程度の悪材料は織り込まれたと判断し、投資判断の引き下げはEWに留めるとしている。

★10:02  Mipox-急騰 thomasと資本業務提携 各種業務プロセスの効率化や生産性向上めざす
 Mipox<5381.T>が急騰。同社は1日に、システム・クラウドインテグレーション事業や法人向けITサービス事業などを行うthomas(東京都港区)と資本業務提携契約を締結すると発表した。

 提携により、同社は最新技術の導入を進め、AI、E-commerce、Marketing Automationを含む各種業務プロセスの効率化および生産性の向上をめざす。また、社内のDX部門における人材交流・育成にも注力し、今後の持続的成長に貢献する人材を育成するとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,037.75 -614.22
TOPIX 2,667.11 -23.67
グロース250 652.17 -13.62
NYダウ 42,156.97 -173.18
ナスダック総合 17,910.36 -278.81
ドル/円 143.92 +0.35
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ