前場コメント No.6 ニトリHD、日本麻、霞ヶ関キャ、JMDC、京セラ、タイミー
★9:24 ニトリHD-反落 円安進行を嫌気 神戸物産など円高メリット株が軟調
ニトリホールディングス<9843.T>が反落。円安進行が嫌気されている。
注目されていた9月米雇用統計は予想よりも強い結果となり、市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが想定より遅くなるとの見方が強まった。これにより、先週末大引け時点で146円台だったドル円は149円台まで円安が進行。足元でも148円台後半で推移している。
円安進行による輸入コスト上昇の懸念から同社株が売られており、神戸物産<3038.T>、セリア<2782.T>なども軟調に推移している。
ニトリホールディングス<9843.T>が反落。円安進行が嫌気されている。
注目されていた9月米雇用統計は予想よりも強い結果となり、市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが想定より遅くなるとの見方が強まった。これにより、先週末大引け時点で146円台だったドル円は149円台まで円安が進行。足元でも148円台後半で推移している。
円安進行による輸入コスト上昇の懸念から同社株が売られており、神戸物産<3038.T>、セリア<2782.T>なども軟調に推移している。
★9:28 日本製麻-大幅高 5日放送のTBS系「サタプラ」で同社製品が紹介
日本製麻<3306.T>が大幅高。TBS系列(制作はMBS)で10月5日に放送された「サタプラ」において、同社製品が取り上げられたことが材料。
同番組内の「ひらすら試してランキング」において、パスタが取り上げられ、ランキング5位までのうち同社製品が2位と4位で取り上げられた。放送を受けて、製品の認知度上昇に期待した買いが優勢となっている。
日本製麻<3306.T>が大幅高。TBS系列(制作はMBS)で10月5日に放送された「サタプラ」において、同社製品が取り上げられたことが材料。
同番組内の「ひらすら試してランキング」において、パスタが取り上げられ、ランキング5位までのうち同社製品が2位と4位で取り上げられた。放送を受けて、製品の認知度上昇に期待した買いが優勢となっている。
★9:30 霞ヶ関キャピタル-SBIが目標株価引き上げ 高い成長が続く
霞ヶ関キャピタル<3498.T>が反発。SBI証券では、プロジェクトパイプラインの増加基調により高い成長が続くと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2万2500円→2万4000円と引き上げた。
同社の24.8期営業利益は85億円(前期比92%増)、当期純利益は50億円(同2.4倍)と高成長を持続、物流施設やホテルの開発フェーズ移行など不動産販売がけん引している。
SBIでは、24.8期通期決算発表を受け、25.8期以降の営業利益、当期純利益などの予想を一部修正。プロジェクトパイプラインの増加基調により高い成長が続くとみている。
霞ヶ関キャピタル<3498.T>が反発。SBI証券では、プロジェクトパイプラインの増加基調により高い成長が続くと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2万2500円→2万4000円と引き上げた。
同社の24.8期営業利益は85億円(前期比92%増)、当期純利益は50億円(同2.4倍)と高成長を持続、物流施設やホテルの開発フェーズ移行など不動産販売がけん引している。
SBIでは、24.8期通期決算発表を受け、25.8期以降の営業利益、当期純利益などの予想を一部修正。プロジェクトパイプラインの増加基調により高い成長が続くとみている。
★9:34 JMDC-反発 小児適応外薬の公知申請に資するエビデンス創出めざした共同研究開始
JMDC<4483.T>が反発。同社は7日9時、子会社のリアルワールドデータ、倉敷中央病院(岡山県倉敷市)と、電子カルテから構築した医療情報データベースを用いて、現在小児適応外薬となっている「プラケニル」の公知申請時に参考資料として利用可能なエビデンス創出をめざした共同研究を開始すると発表した。
同研究では電子カルテデータベースを解析して、日本国内における小児例へのプラケニルの使用状況および副作用として懸念されている網膜症の発症率について集計することで、「プラケニル」の公知申請のエビデンス創出をめざすとしている。
JMDC<4483.T>が反発。同社は7日9時、子会社のリアルワールドデータ、倉敷中央病院(岡山県倉敷市)と、電子カルテから構築した医療情報データベースを用いて、現在小児適応外薬となっている「プラケニル」の公知申請時に参考資料として利用可能なエビデンス創出をめざした共同研究を開始すると発表した。
同研究では電子カルテデータベースを解析して、日本国内における小児例へのプラケニルの使用状況および副作用として懸念されている網膜症の発症率について集計することで、「プラケニル」の公知申請のエビデンス創出をめざすとしている。
★9:36 京セラ-東海東京が目標株価引き下げ 中計の数値目標には届かない見通し
京セラ<6971.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、業績は底打ちも、中計の数値目標には届かない見通しと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を2175円→1820円と引き下げた。
同社は、中期経営計画における26.3期の数値目標は売上高2.5兆円、税引前利益率14%としている。東海東京では、利益は24.3期を底に改善を見込むものの、26.3期業績を売上高2.1兆円、税引前利益率8.8%と予想しており、中期経営計画の数値目標には届かないとみている。この背景は、電子部品やコアコンポーネントの事業環境悪化や、ソリューションビジネスの収益性改善が難しいとみられること、などとしている。
京セラ<6971.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、業績は底打ちも、中計の数値目標には届かない見通しと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を2175円→1820円と引き下げた。
同社は、中期経営計画における26.3期の数値目標は売上高2.5兆円、税引前利益率14%としている。東海東京では、利益は24.3期を底に改善を見込むものの、26.3期業績を売上高2.1兆円、税引前利益率8.8%と予想しており、中期経営計画の数値目標には届かないとみている。この背景は、電子部品やコアコンポーネントの事業環境悪化や、ソリューションビジネスの収益性改善が難しいとみられること、などとしている。
★9:36 タイミー-大幅に6日続落 スキマバイトで不正横行か=時事
タイミー<215A.T>が大幅に6日続落。スキマバイトの仲介アプリの運営企業が、利用者から金銭をだまし取られる被害が相次いでいると報じられたことが嫌気されているもよう。
6日7時40分配信の時事通信報道によれば、「給与即日払い」の仕組みを悪用し、雇用主役が架空の求人を掲載しているようだ。就労者役が応募して、うその出退勤記録をアプリ側に申告して給与の立て替え払いを受ける例が昨年末から複数確認されているという。大阪では逮捕者も出たもよう。
業界大手の同社はこうした被害について「利用者の安心・安全を担保することが最優先だ」とコメントし、政府や警察の方針にのっとって対策を取る考えを示したとしている。報道を受け、不正利用による事業への懸念から同社株価が売られているようだ。
タイミー<215A.T>が大幅に6日続落。スキマバイトの仲介アプリの運営企業が、利用者から金銭をだまし取られる被害が相次いでいると報じられたことが嫌気されているもよう。
6日7時40分配信の時事通信報道によれば、「給与即日払い」の仕組みを悪用し、雇用主役が架空の求人を掲載しているようだ。就労者役が応募して、うその出退勤記録をアプリ側に申告して給与の立て替え払いを受ける例が昨年末から複数確認されているという。大阪では逮捕者も出たもよう。
業界大手の同社はこうした被害について「利用者の安心・安全を担保することが最優先だ」とコメントし、政府や警察の方針にのっとって対策を取る考えを示したとしている。報道を受け、不正利用による事業への懸念から同社株価が売られているようだ。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ