後場コメント No.3 マルシェ、チヨダ、大ガス、伊藤忠、Jパワー、日シス技術、ライオン

2024/10/21(月) 15:00
★13:27  マルシェ-小動き 9月度の既存店売上高5%減
 マルシェ<7524.T>が小動き。同社は18日、9月度の全業態における既存店売上高は5.0%減だったと発表した。全店は同1.7%増となった。

★13:34  チヨダ-大幅に3日続伸 経産省主催の「オレンジイノベーション・プロジェクト」実践企業に採択
 チヨダ<8185.T>が大幅に3日続伸。同社は21日10時、経済産業省が主催する「オレンジイノベーション・プロジェクト」の実践企業に採択されたと発表した。
 
 同プロジェクトは、認知症の人が主体的に企業や社会などと関わり、認知症当事者の真のニーズをとらえた製品・サービスの開発を行う「当事者参画型開発」の普及と、その持続的な仕組みの実現に向けた取り組みを推進するものだという。
 
 同社は今後、認知症当事者の人が従来の靴に感じている悩みや体験、要望などを直接やり取りしながら、手を使わずに立ったままスパッと履ける「セダークレストスパットシューズ」の改良や新たな開発を進めていくとしている。

★13:47  大阪ガス-もみ合い EV蓄電池の劣化診断・寿命予測モデルの実証実験開始
 大阪ガス<9532.T>がもみ合い。同社は21日、自社グループで利用する電気自動車(EV社用車)から取得するデータを用いて、EV蓄電池の劣化診断および寿命予測モデルの実証実験を開始すると発表した。

 EVに搭載される蓄電池の劣化状態は利用環境により異なることから、個々の蓄電池の劣化状態を把握し、その残存寿命や内部状態を推定することが蓄電池を長期にわたり活用する上での課題となっている。2025年度をめどに自社グループ内での技術実用化をめざし、その後は対外的なサービス展開を通じて、リース事業におけるEV取扱の普及やEV中古車市場の拡大などに貢献するとしている。

★13:49  伊藤忠商事-底堅い 「おぱんちゅうさぎ」のアジア地域における独占的な商品化に関する権利取得
 伊藤忠商事<8001.T>が底堅い。同社は21日、人気キャラクター「おぱんちゅうさぎ」について、日本と韓国を除くアジア地域における独占的な商品化に関する権利を取得したと発表した。「おぱんちゅうさぎ」は、クリエイターの「可哀想に!」氏が手掛ける国内外で高い人気を誇るSNS発のキャラクターだという。
 
 今後、同社のグローバルネットワークを生かして、ライセンシー企業を通じた商品企画拡充、大手小売での展開拡大などにより、アジア地域における「おぱんちゅうさぎ」のブランド力向上に努めていくとしている。

★14:13  Jパワー-続落 米火力を売却 発電所権益最大9カ所=日経
 J-POWER(電源開発)<9513.T>が続落。19日付の日本経済新聞朝刊は、同社が米国で火力発電事業を縮小すると報じた。
 
 記事によると、権益を保有する11の火力発電所のうち、老朽化などで発電効率が低くなった拠点を売却する方針で、対象は最大で9カ所になる可能性があるという。売却で得る資金は海外の再生可能エネルギー発電の開発に充て、電源構成を入れ替えるとしている。

★14:14  日本システム技術-続伸 エクソソーム研究の創薬新興に出資
 日本システム技術<4323.T>が続伸。同社は21日、エクソソーム研究を事業化するバイオベンチャーであるリジェネソーム(東京都港区)に出資したと発表した。

 同社は新株予約権の引き受けにより8000万円を出資した。リジェネソームはユーグレナ<2931.T>共同創業者の鈴木健吾氏が代表取締役CEOとなっている。

★14:30  ライオン-もみ合い リサイクル性を向上させたつめかえパックを初の製品化
 ライオン<4912.T>がもみ合い。同社は21日、リサイクル性を向上させたつめかえパックを初めて製品化したと発表した。

 今回、artience<4634.T>グループの東洋インキと共同で、洗剤などの日用品の包装容器にも利用できる「剥離リサイクル技術」を開発した。従来では日用品で用いられるつめかえパックの多くは複合素材よりなることから、容器としてリサイクルすることが困難だった。同技術を採用したつめかえパックには黄色い印がつくとしている。


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