前場コメント No.5 コムチュア、カプコン、マクアケ、チタン工、ヴィアHD、ジェコス
★9:09 コムチュア-買い気配 非公開化検討の報道を材料視 同社は否定コメント
コムチュア<3844.T>が買い気配。海外メディアのMergermarketが29日に、有料会員向け英文記事において同社が非公開化を検討していると報じたことが材料視されている。
同社は30日8時55分に、この報道に対しコメントを開示。報道内容は同社が発表したものではなく、企業価値および株式価値の向上に資するさまざまな選択肢を常に検討しているが、現時点において第三者との間で非公開化の検討を進めている事実はないとしている。
コムチュア<3844.T>が買い気配。海外メディアのMergermarketが29日に、有料会員向け英文記事において同社が非公開化を検討していると報じたことが材料視されている。
同社は30日8時55分に、この報道に対しコメントを開示。報道内容は同社が発表したものではなく、企業価値および株式価値の向上に資するさまざまな選択肢を常に検討しているが、現時点において第三者との間で非公開化の検討を進めている事実はないとしている。
★9:09 カプコン-続落 上期営業益39%減 販売本数の減少が響く
カプコン<9697.T>が続落。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は207億円(前年同期比38.7%減)だったと発表した。市場コンセンサスは235億円。
中核事業であるデジタルコンテンツ事業において、今期における新作タイトルの発売時期は下期に重点を置くことから、上期は、人気シリーズタイトルの発売のほか、前期発売の大型タイトルを中心としたリピート販売による商戦を展開したという。この結果、デジタルコンテンツ事業の販売本数は2002万本と、「ストリートファイター6」などを発売した前年同期の2260万本に比べ減少したとしている。
カプコン<9697.T>が続落。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は207億円(前年同期比38.7%減)だったと発表した。市場コンセンサスは235億円。
中核事業であるデジタルコンテンツ事業において、今期における新作タイトルの発売時期は下期に重点を置くことから、上期は、人気シリーズタイトルの発売のほか、前期発売の大型タイトルを中心としたリピート販売による商戦を展開したという。この結果、デジタルコンテンツ事業の販売本数は2002万本と、「ストリートファイター6」などを発売した前年同期の2260万本に比べ減少したとしている。
★9:10 マクアケ-大幅に3日続伸 今期営業黒字転換見込む 前期は赤字縮小
マクアケ<4479.T>が大幅に3日続伸。同社は29日、25.9期通期の営業損益予想を1億2000万円の黒字(前期は6200万円の赤字)にすると発表した。Makuake事業の収益は前期と同水準を維持しつつ、各種付随サービスから得られる収益の拡大に向けた基盤固めを推進するという。
24.9期の営業損益は6200万円の赤字(前の期は4億8900万円の赤字)だった。会社計画の9700万円の赤字から上振れて着地した。
プロジェクト実行者から成功報酬として受け取るMakuake手数料を改定したことや、プロジェクトサポーターから受領する安心システム利用料を導入したことにより収益構造が一部変化し、売上高が増加した。また、販管費のマネジメントを徹底したことでコスト構造の最適化がさらに進んだことも寄与した。
マクアケ<4479.T>が大幅に3日続伸。同社は29日、25.9期通期の営業損益予想を1億2000万円の黒字(前期は6200万円の赤字)にすると発表した。Makuake事業の収益は前期と同水準を維持しつつ、各種付随サービスから得られる収益の拡大に向けた基盤固めを推進するという。
24.9期の営業損益は6200万円の赤字(前の期は4億8900万円の赤字)だった。会社計画の9700万円の赤字から上振れて着地した。
プロジェクト実行者から成功報酬として受け取るMakuake手数料を改定したことや、プロジェクトサポーターから受領する安心システム利用料を導入したことにより収益構造が一部変化し、売上高が増加した。また、販管費のマネジメントを徹底したことでコスト構造の最適化がさらに進んだことも寄与した。
★9:12 チタン工業-大幅続伸 上期営業損益を上方修正 一転黒字へ
チタン工業<4098.T>が大幅続伸。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業損益予想を従来の2億円の赤字から5000万円の黒字(前年同期は2億7700万円の赤字)に上方修正すると発表した。売価格の値上げおよび徹底したコストの削減を実施したことに加え、棚卸資産評価損の戻入が発生したことも踏まえた。
通期の業績予想については、現在精査中だとしている。
チタン工業<4098.T>が大幅続伸。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業損益予想を従来の2億円の赤字から5000万円の黒字(前年同期は2億7700万円の赤字)に上方修正すると発表した。売価格の値上げおよび徹底したコストの削減を実施したことに加え、棚卸資産評価損の戻入が発生したことも踏まえた。
通期の業績予想については、現在精査中だとしている。
★9:12 ヴィアHD-急騰 上期営業益を上方修正 コストコントロールを推進
ヴィア・ホールディングス<7918.T>が急騰。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の1.5億円から2.0億円(前年同期比2.6倍)に上方修正すると発表した。
食材ロスの低減による原価改善、店舗の営業オペレーション見直しによる労働生産性の向上などのコスト削減およびコストコントロールを進めた結果、連結業績予想を上回る見通しであることを踏まえた。
なお、通期の連結業績予想は、資源価格の高騰による食材価格やエネルギー価格の上昇や最低賃金の引き上げといったコストアップ基調が継続する予測に基づき、据え置くとしている。
ヴィア・ホールディングス<7918.T>が急騰。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の1.5億円から2.0億円(前年同期比2.6倍)に上方修正すると発表した。
食材ロスの低減による原価改善、店舗の営業オペレーション見直しによる労働生産性の向上などのコスト削減およびコストコントロールを進めた結果、連結業績予想を上回る見通しであることを踏まえた。
なお、通期の連結業績予想は、資源価格の高騰による食材価格やエネルギー価格の上昇や最低賃金の引き上げといったコストアップ基調が継続する予測に基づき、据え置くとしている。
★9:14 ジェコス-買い気配 上期営業益4.5%増 配当方針変更と増配も発表
ジェコス<9991.T>が買い気配。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は27.5億円(前年同期比4.5%増)だったと発表した。重仮設事業において、流通販売のうち採算性の低い物件の受注を控えたとしている。
併せて、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を発表した。株主還元として、配当方針を現中期経営計画の「配当性向30%程度」から「配当性向40%程度、DOE(株主資本配当率)2.5%以上」に見直し、今年度から早期適用するという。
変更に伴い、25.3期の中間配当を従来予想の15円に対し20円(前期中間は17円)に決定し、期末配当予想を22円から28円(前期末は23円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は48円(前期は40円)となる。
ジェコス<9991.T>が買い気配。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は27.5億円(前年同期比4.5%増)だったと発表した。重仮設事業において、流通販売のうち採算性の低い物件の受注を控えたとしている。
併せて、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を発表した。株主還元として、配当方針を現中期経営計画の「配当性向30%程度」から「配当性向40%程度、DOE(株主資本配当率)2.5%以上」に見直し、今年度から早期適用するという。
変更に伴い、25.3期の中間配当を従来予想の15円に対し20円(前期中間は17円)に決定し、期末配当予想を22円から28円(前期末は23円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は48円(前期は40円)となる。
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