前場コメント No.7 JFE、ベースフード、じげん、コロプラ、三菱UFJ、テクノプロHD
★9:12 JFEHD-続伸 通期最終益を下方修正も悪材料出尽くし
JFEホールディングス<5411.T>が続伸。同社は6日、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を従来の2050億円から1300億円(前期比34.2%減)に下方修正すると発表した。鉄鋼事業における数量減や海外グループ会社の減益影響などを踏まえた。
25.3期上期(4-9月)の連結純利益は425億円(前年同期比61.4%減)だった。市場コンセンサスは479億円。粗鋼減産の影響や海外グループ会社の収益悪化に加え、棚卸資産評価差損なども響いた。
併せて、25.3期の期末配当予想を60円から50円(前期末は50円)に下方修正すると発表した。年間配当は110円→100円(前期は100円)となる。
なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
JFEホールディングス<5411.T>が続伸。同社は6日、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を従来の2050億円から1300億円(前期比34.2%減)に下方修正すると発表した。鉄鋼事業における数量減や海外グループ会社の減益影響などを踏まえた。
25.3期上期(4-9月)の連結純利益は425億円(前年同期比61.4%減)だった。市場コンセンサスは479億円。粗鋼減産の影響や海外グループ会社の収益悪化に加え、棚卸資産評価差損なども響いた。
併せて、25.3期の期末配当予想を60円から50円(前期末は50円)に下方修正すると発表した。年間配当は110円→100円(前期は100円)となる。
なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
★9:14 ベースフード-大幅反発 メルコHD社長の牧寛之氏が同社株買い増し 保有割合30.19%→31.38%
ベースフード<2936.T>が大幅反発。同社について、メルコホールディングス<6676.T>の代表取締役社長である牧寛之氏が保有株を買い増した。11月6日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は30.19%→31.38%となっている。
ベースフード<2936.T>が大幅反発。同社について、メルコホールディングス<6676.T>の代表取締役社長である牧寛之氏が保有株を買い増した。11月6日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は30.19%→31.38%となっている。
★9:17 じげんー東海東京が新規に「Outperform」 業種特化人材サービスに期待
じげん<3679.T>が急騰。東海東京インテリジェンス・ラボでは、高い再現性誇るM&A巧者、業種特化人材サービスに期待。投資判断は新規に「Outperform」とし、目標株価は770円としてカバレッジを開始した。
東海東京では、理由はとして、(1)M&A及びPMIによる長期的な収益規模及び収益性改善が期待されること、(2)人材サービスの顧客数増加及び単価の上昇を想定すること、(3)新規M&A の加速によるバリュエーションの切り上がりが期待されることなどを挙げた。営業利益予想は、25/3期が66億円(前年比21.9%増)、26/3期が76億円(同15.3%増)としている。
じげん<3679.T>が急騰。東海東京インテリジェンス・ラボでは、高い再現性誇るM&A巧者、業種特化人材サービスに期待。投資判断は新規に「Outperform」とし、目標株価は770円としてカバレッジを開始した。
東海東京では、理由はとして、(1)M&A及びPMIによる長期的な収益規模及び収益性改善が期待されること、(2)人材サービスの顧客数増加及び単価の上昇を想定すること、(3)新規M&A の加速によるバリュエーションの切り上がりが期待されることなどを挙げた。営業利益予想は、25/3期が66億円(前年比21.9%増)、26/3期が76億円(同15.3%増)としている。
★9:17 コロプラ-急落 前期営業赤字転落 今期は未定
コロプラ<3668.T>が急落。同社は6日、24.9期通期の連結営業損益は12.1億円の赤字(前の期は26.5億円の黒字)だったと発表した。一部既存タイトルにおける配信期間の長期化に伴う減収が響いた。
今期のグループの業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、業績予想は開示しないとした。
併せて、過去に発表した連結財務諸表などについて、誤謬があることが判明したことも発表した。
24.9期の決算手続きを進めるなかで、過年度決算など(23.9期から24.9期3Q)において、23.9期および24.9期2Qの同社グループ出資ファンドにおける投資先損益の持分相当額を当期の損益として取り込む際の計算に誤りがあり、売上高を過大計上していたことが判明した。また、23.9期の同社連結子会社における「収益認識に関する会計基準」の計算に誤りがあり、売上原価を過少に計上していたことが判明したため、過年度などに公表した決算について訂正した。
コロプラ<3668.T>が急落。同社は6日、24.9期通期の連結営業損益は12.1億円の赤字(前の期は26.5億円の黒字)だったと発表した。一部既存タイトルにおける配信期間の長期化に伴う減収が響いた。
今期のグループの業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、業績予想は開示しないとした。
併せて、過去に発表した連結財務諸表などについて、誤謬があることが判明したことも発表した。
24.9期の決算手続きを進めるなかで、過年度決算など(23.9期から24.9期3Q)において、23.9期および24.9期2Qの同社グループ出資ファンドにおける投資先損益の持分相当額を当期の損益として取り込む際の計算に誤りがあり、売上高を過大計上していたことが判明した。また、23.9期の同社連結子会社における「収益認識に関する会計基準」の計算に誤りがあり、売上原価を過少に計上していたことが判明したため、過年度などに公表した決算について訂正した。
★9:24 三菱UFJ-大幅高 トランプ氏当確で資本規制緩和の期待 米長期金利上昇も材料視
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が大幅高。米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が当選確実となり、上院も共和党が過半数の確保が確実となったことが材料視されている。
下院も共和党が過半数を取り、大統領と上下両院の多数が共和党となるトリプルレッドが実現すれば、国際資本規制の「バーゼル3」にも後退の圧力がある見通しとされている。また、前日の米国市場ではS&P金融セクターが6%高となっており、米10年債利回りも4.4%台に上昇している。
資本規制の緩和期待や米長期金利の上昇を受けて金融株が買われており、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>といったメガバンクのほか、東京海上ホールディングス<8766.T>、第一生命ホールディングス<8750.T>などの保険株も大幅高となっている。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が大幅高。米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が当選確実となり、上院も共和党が過半数の確保が確実となったことが材料視されている。
下院も共和党が過半数を取り、大統領と上下両院の多数が共和党となるトリプルレッドが実現すれば、国際資本規制の「バーゼル3」にも後退の圧力がある見通しとされている。また、前日の米国市場ではS&P金融セクターが6%高となっており、米10年債利回りも4.4%台に上昇している。
資本規制の緩和期待や米長期金利の上昇を受けて金融株が買われており、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>といったメガバンクのほか、東京海上ホールディングス<8766.T>、第一生命ホールディングス<8750.T>などの保険株も大幅高となっている。
★9:25 テクノプロHD-大和が目標株価を引き上げ 計画/期待をやや上回る良好な滑り出し
テクノプロ・ホールディングス<6028.T>が大幅続伸。大和証券では、計画/期待をやや上回る良好な滑り出しと指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は3200円→3300円に引き上げた。
大和では、1Qの滑り出しは順調であったが、売上総利益の成長は稼働人数及び単価上昇に主として拠っており、ソリューション事業の拡大等、見方を大きく変える材料には欠いたと指摘。営業利益は25/6期274億円、26/6期320 億円と予想。25/6期は1Qの高進捗継続を想定、26/6 期は利益率改善を通じて中計目標達成を目指すとコメントしている。
テクノプロ・ホールディングス<6028.T>が大幅続伸。大和証券では、計画/期待をやや上回る良好な滑り出しと指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は3200円→3300円に引き上げた。
大和では、1Qの滑り出しは順調であったが、売上総利益の成長は稼働人数及び単価上昇に主として拠っており、ソリューション事業の拡大等、見方を大きく変える材料には欠いたと指摘。営業利益は25/6期274億円、26/6期320 億円と予想。25/6期は1Qの高進捗継続を想定、26/6 期は利益率改善を通じて中計目標達成を目指すとコメントしている。
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