前場コメント No.8 TOPPANHD、HENNGE、東京メトロ、REMIX、小田急、イード

2024/11/20(水) 11:30
★10:35  TOPPANHD-底堅い 高性能で小型化・低消費電力化を実現した3D ToFセンサを開発
 TOPPANホールディングス<7911.T>が底堅い。同社は20日10時09分、これまで第一世代の製品で実現していた高い距離精度や高速撮像をさらに向上し、小型化と電力消費量を低減した新型の3D ToFセンサを開発したと発表した。

 同製品によりロボティクスや空間認識における3Dセンシングのさらなる高精度化に貢献し、幅広い活用が可能となるという。同製品は2025年5月からサンプル出荷を開始し、2025年10月に量産開始予定だとしている。

★10:46  HENNGE-SBIが投資判断引き下げ 費用投下の成果が出るかは不透明
 HENNGE<4475.T>が急落。SBI証券では、費用投下の成果が出るかは不透明と指摘。投資判断を「買い」→「中立」に引き下げ、目標株価は1800円を据え置いた。

 同社は採用力を課題に感じており、実際24.9期は目標の半分強にとどまったが、しかしその具体的な対応策は25.9期期初時点で未定となっている。これらを背景に、SBIでは引き続き計画を上回る25.9期営業利益を予想する一方、費用増計画の実現性は一定程度高いとみて前回レポートよりは予想を引き下げた。また、施策の具体性に欠けることから課題の採用力不足は解消されないとみており、それらを背景に26.9期および27.9期の利益成長率は10%強程度まで落ち込むと予想している。

★10:47  東京メトロ-下げ幅縮小 ロンドン地下鉄の最新路線を同社などが受託=読売
 東京メトロ(東京地下鉄)<9023.T>が下げ幅縮小。読売新聞オンラインは20日10時34分、ロンドン交通局が19日、ロンドン地下鉄で最も新しい路線「エリザベス線」の運行を、同社や住友商事<8053.T>、欧州旅客大手の合弁会社が2025年5月から受託すると発表したと報じた。同社が自社路線以外の運行を担うのは初めて、
 
 記事によると、ロンドン交通局が現在の運行会社との契約終了に伴って入札を実施し、同社などの合弁会社を含む4社が最終候補に残っていたという。契約は7年間で、2年間延長される可能性があるとしている。

★10:57  リミックスポイント-下げ幅縮小 5億円分の暗号資産を追加購入へ
 リミックスポイント<3825.T>が下げ幅縮小。同社は20日10時45分、市場環境を踏まえ、同日、新たに5億円の暗号資産を追加購入することを決議したと発表した。
 
 今回、追加で購入する暗号資産総額は5億円とし、1億円を上限にリップル、1億円を上限にドージコインおよびその残額でビットコインを購入する予定だという。なお、購入時期については、市場の状況を踏まえながら年内の購入完了を目途に購入する。これにより暗号資産の総投資額は30億円となるとしている。

★11:02  小田急-続落 10月度の運輸収入1.6%増 前月比では伸び率鈍化
 小田急電鉄<9007.T>が続落。同社は20日10時、10月度の定期+定期外の輸送人員(速報値)は6049万7000人(前年同月比2.1%増)だったと発表した。前月比では0.6ポイント低下した。
 
 定期+定期外の運輸収入は97億9200万円(同1.6%増)となった。前月比では0.7ポイント低下した。

★11:06  イード-3日ぶり反発 広告パッケージ「Anime Touch Ad」提供開始
 イード<6038.T>が3日ぶり反発。同社は20日11時、エンタメを中心としたデジタル広告事業を展開するガイエ(東京都千代田区)と共同開発した広告パッケージ「Anime Touch Ad」の提供を開始すると発表した。

 「Anime Touch Ad」は、全国のファミリーマート、ローソンに設置されているマルチコピー機で展開するコンテンツサービス「エンタメプリント」を活用した。アニメに特化した広告パッケージ商品となっており、アニメファンにデジタル×リアルでダイレクトにアプローチできるほか、海外のアニメファンにもリーチできるとしている。


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