前場コメント No.7 新日科学、岩谷産、LAHD、OKI、日産化、日本製鉄
★10:05 新日本科学-続伸 FDAが米国子会社の新薬承認再申請書を受理
新日本科学<2395.T>が続伸。同社は26日8時30分、米国子会社のSatsuma Pharmaceuticalsが、同日(米国時間11月25日)、FDAから今年10月に提出した経鼻偏頭痛薬「STS101」の新薬承認再申請書を受理した旨の通知を受領したと発表した。
FDAが定めた新たな審査終了目標日は2025年4月30日とのこと。本件による業績への影響は25.3期連結業績に織り込み済みとしている。
新日本科学<2395.T>が続伸。同社は26日8時30分、米国子会社のSatsuma Pharmaceuticalsが、同日(米国時間11月25日)、FDAから今年10月に提出した経鼻偏頭痛薬「STS101」の新薬承認再申請書を受理した旨の通知を受領したと発表した。
FDAが定めた新たな審査終了目標日は2025年4月30日とのこと。本件による業績への影響は25.3期連結業績に織り込み済みとしている。
★10:11 岩谷産業-野村が新規に「Neutral」 水素関連の本格的な収益拡大は30年以降
岩谷産業<8088.T>が3日ぶり反落。野村証券では、水素関連の本格的な収益拡大は30年以降と予想。レーティングは新規に「Neutral」とし、目標株価2130円でカバレッジを開始した。
野村では、世界的な脱炭素の流れの中で同社の水素関連事業への注目度は長期的には高まるとみているが、業績が本格的に拡大するのは早くても30年以降と予想している。また、コスモエネルギーホールディングス<5021.T>の持ち分法適用会社化については、シナジー効果は水素、LPガス分野などで期待されると指摘。一方、水素はFCVの普及が不可欠であり、LPガスもすでに提携しており拡大余地は少ないことから、シナジー効果は限定的であるとみている。
岩谷産業<8088.T>が3日ぶり反落。野村証券では、水素関連の本格的な収益拡大は30年以降と予想。レーティングは新規に「Neutral」とし、目標株価2130円でカバレッジを開始した。
野村では、世界的な脱炭素の流れの中で同社の水素関連事業への注目度は長期的には高まるとみているが、業績が本格的に拡大するのは早くても30年以降と予想している。また、コスモエネルギーホールディングス<5021.T>の持ち分法適用会社化については、シナジー効果は水素、LPガス分野などで期待されると指摘。一方、水素はFCVの普及が不可欠であり、LPガスもすでに提携しており拡大余地は少ないことから、シナジー効果は限定的であるとみている。
★10:11 LAHD-続伸 通期営業益を上方修正 期末配当を増額修正
LAホールディングス<2986.T>が続伸。同社は26日10時、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の60.0億円から72.0億円(前期比29.7%増)に引き上げると発表した。
商品の高付加価値化による各案件の収益性の向上および事業化案件数の増加により、前回予想を上回る見通し。
また、24.12期の期末配当予想を240.0円から290.0円(前期は211.0円)に修正した。年間配当も同様となる。
LAホールディングス<2986.T>が続伸。同社は26日10時、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の60.0億円から72.0億円(前期比29.7%増)に引き上げると発表した。
商品の高付加価値化による各案件の収益性の向上および事業化案件数の増加により、前回予想を上回る見通し。
また、24.12期の期末配当予想を240.0円から290.0円(前期は211.0円)に修正した。年間配当も同様となる。
★10:14 OKI-3日ぶり反落 ロケットや人工衛星搭載機器の熱解析シミュレーションサービス開始
OKI<6703.T>が3日ぶり反落。同社は26日10時、設計開発受託事業会社であるOKIアイディエスが、地上と異なる冷却手段が求められる特殊な環境下で稼働するロケットや人工衛星に搭載する機器を対象とした「宇宙機器向け熱解析シミュレーションサービスを11月27日よりより開始すると発表した。
成長著しいニュースペース市場をターゲットに、独自の熱伝導シミュレーション技術を活用して、機器筐体の放熱設計の高度化と短納期化に貢献することで、2026年度に5000万円の売り上げをめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
OKI<6703.T>が3日ぶり反落。同社は26日10時、設計開発受託事業会社であるOKIアイディエスが、地上と異なる冷却手段が求められる特殊な環境下で稼働するロケットや人工衛星に搭載する機器を対象とした「宇宙機器向け熱解析シミュレーションサービスを11月27日よりより開始すると発表した。
成長著しいニュースペース市場をターゲットに、独自の熱伝導シミュレーション技術を活用して、機器筐体の放熱設計の高度化と短納期化に貢献することで、2026年度に5000万円の売り上げをめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★10:14 日産化学-SMBC日興が目標株価を引き上げ 研究開発を源泉とする成長に引き続き期待
日産化学<4021.T>が反発。SMBC日興証券では、研究開発を源泉とする成長に引き続き期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は6500円→6600円に引き上げた。
SMBC日興では、決算及び取材を踏まえ、業績予想を更新。25/3期2Q決算では、半導体用リソグラフィー材料や動物薬原体フルララネルが想定以上に上方修正され、好印象であったと指摘している。半導体材料は、先端ロジック及び先端DRAM向けでの出荷が増加しているという。26/3期は固定費増のペースが緩やかとなり、全社業績の牽引役になるとみている。フルララネルは、川下で注射剤の販売が想定以上に拡大していると指摘。農薬のパイプラインも充実しており、下期には新規除草剤ベルダーを上市予定。優れた研究開発力を背景に、安定感のある成長に引き続き期待できると考えている。
日産化学<4021.T>が反発。SMBC日興証券では、研究開発を源泉とする成長に引き続き期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は6500円→6600円に引き上げた。
SMBC日興では、決算及び取材を踏まえ、業績予想を更新。25/3期2Q決算では、半導体用リソグラフィー材料や動物薬原体フルララネルが想定以上に上方修正され、好印象であったと指摘している。半導体材料は、先端ロジック及び先端DRAM向けでの出荷が増加しているという。26/3期は固定費増のペースが緩やかとなり、全社業績の牽引役になるとみている。フルララネルは、川下で注射剤の販売が想定以上に拡大していると指摘。農薬のパイプラインも充実しており、下期には新規除草剤ベルダーを上市予定。優れた研究開発力を背景に、安定感のある成長に引き続き期待できると考えている。
★10:16 日本製鉄-続落 USスチール審査、共和党が証拠保全要求=日経
日本製鉄<5401.T>が続落。日本経済新聞電子版は26日08時51分、同社による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を巡り、米共和党の議員が、対米外国投資委員会(CFIUS)による審査の独立性に疑義があるとの書簡をイエレン財務長官とレモンド商務長官に送ったことが分かったと報じた。
記事によれば、政治介入の有無を議会が検証できるよう、米ホワイトハウスとCFIUSとのやりとりを全て保全するよう要請したようだ。CFIUSは8月、買収計画には「安全保障上の懸念がある」と同社側に伝えていたという。その後、同社側が審査をいったん取り下げて再申請しており、年内にも結論が出る見通しとしている。
日本製鉄<5401.T>が続落。日本経済新聞電子版は26日08時51分、同社による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を巡り、米共和党の議員が、対米外国投資委員会(CFIUS)による審査の独立性に疑義があるとの書簡をイエレン財務長官とレモンド商務長官に送ったことが分かったと報じた。
記事によれば、政治介入の有無を議会が検証できるよう、米ホワイトハウスとCFIUSとのやりとりを全て保全するよう要請したようだ。CFIUSは8月、買収計画には「安全保障上の懸念がある」と同社側に伝えていたという。その後、同社側が審査をいったん取り下げて再申請しており、年内にも結論が出る見通しとしている。
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