後場コメント No.3 住友化、高千穂交、コニカミノルタ、IIJ、池田泉州、ランドネット

2024/12/02(月) 15:30
★13:40  住友化学-後場上げ幅拡大 放射性医薬品子会社をGEヘルスケアに売却
 住友化学<4005.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日13時30分、放射性医薬品の連結子会社である日本メジフィジックスの保有株式のすべてをGEヘルスケア・リミテッド(米国)に売却すると発表した。

 GEヘルスケアは2004年に日本メジフィジックスの株式50%を取得し、経営に参画している。今後をはGEヘルスケアをベストオーナーとし、いっそうの競争力強化ならびに事業拡大の機会を追求することが最善と判断した。

 今回の売却に伴い、同社は25.3期4Q(1-3月)の連結決算において収益約300億円をその他営業収益として計上する見込み。従来の業績予想に含めていることから、業績予想の修正はないとしている。

★13:45  高千穂交易-3日続伸 配線不要のワイヤレスIoTセンサー「Butlr」を 販売開始
 高千穂交易<2676.T>が3日続伸。同社は2日13時、人の動きを熱で検知する配線不要のワイヤレスIoTセンサー「Butlr(バトラー)」の販売を開始すると発表した。バトラーは熱検知によるプライバシーを配慮したデータ取得が可能なセンサーで、オフィス内の利用状況を可視化してオフィス空間の最適化を支援するとしている。

★13:51  コニカミノルタ-4日ぶり反発 ベトナムに調達子会社設立
 コニカミノルタ<4902.T>が4日ぶり反発。同社は2日、ベトナムに調達子会社を設立したと発表した。

 同調達子会社は、香港子会社の傘下で市場調査などを行ってきた駐在事務所が前身となる。法人化することで、新規取引先の開拓や取引先に対するコスト低減活動が可能。ASEAN調達機能を拡大し、競争力のある部品調達を持続的に実現するサプライチェーンマネジメントを強化するとしている。

★13:58  IIJ-反発 ほくつうと水稲栽培のスマート農業システムで連携開始
 インターネットイニシアティブ<3774.T>が反発。同社は2日、ほくつう(石川県金沢市)と、同社のスマート農業システム「IIJ水管理プラットフォーム for 水田」と、ほくつうの水田水管理省力化システム「水(み)まわりくん」をシステム連携させ、両システムの販売拡大に向けて相互協力することで合意したと発表した。
 
 今回のシステム連携により、水位・水温計測からデータ分析、給水制御までの水管理作業を自動化・効率化し、両社のシステムの強みを生かして農作業の負担軽減と栽培管理の品質向上が可能になるとしている。
 
 なお、外資系証券による目標株価引き上げも好感されている。

★14:05  池田泉州-大幅続伸 大阪・岸和田で乗合型「デマンド交通」実証=日経
 池田泉州ホールディングス<8714.T>が大幅続伸。日本経済新聞電子版は2日13時57分、同社傘下の池田泉州エリアサポートが同日、大阪府岸和田市で乗合型の送迎サービスであるデマンド交通の実証実験を始めたと報じた。
 
 記事によれば、需要に応じて乗合タクシーを走らせるようだ。実証は2025年3月21日までとし、運行実績や利用者の声を集めて事業化を検討するとしている。

 なお、本日は銀行・保険などの金融株が総じて堅調に推移している。

★14:09  ランドネット-4日ぶり大幅反発 区分マンション直接仕入件数で4年連続業界1位達成
 ランドネット<2991.T>が4日ぶり大幅反発。同社は2日14時、東京商工リサーチ(東京都千代田区)が2024年11月に実施した「マンション直接仕入件数調査」において、業界1位を獲得したと発表した。先進的なDX推進と、売主一人ひとりの要望を大切にする真摯な営業活動を継続したことで、4年連続の業界1位を達成したとしている。


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