前場コメント No.4 小林製薬、ニフコ、OTS、エステールHD、東和薬品、ミルボン
★9:08 小林製薬-大和が目標株価引き上げ 短期悪材料の出尽くしを想定
小林製薬<4967.T>が反発。大和証券では、営業減益計画提示で短期悪材料の出尽くしを想定として、投資判断「3(中立)」を継続、目標株価を5350円→6100円に引き上げた。
2025年度の利益水準を大きく左右すると大和が考える国内広告宣伝活動について、再開時期は明確ではなく、またその規模や生産性を精度高く予測することは難しいと指摘。25年度は「紅麹」問題への対応からさまざまな管理コストが嵩むと考えており、可能性高く営業減益になると予想している。他方、25年度の営業減益見通しの提示により悪材料は短期的には出尽くすことになると想定している。
小林製薬<4967.T>が反発。大和証券では、営業減益計画提示で短期悪材料の出尽くしを想定として、投資判断「3(中立)」を継続、目標株価を5350円→6100円に引き上げた。
2025年度の利益水準を大きく左右すると大和が考える国内広告宣伝活動について、再開時期は明確ではなく、またその規模や生産性を精度高く予測することは難しいと指摘。25年度は「紅麹」問題への対応からさまざまな管理コストが嵩むと考えており、可能性高く営業減益になると予想している。他方、25年度の営業減益見通しの提示により悪材料は短期的には出尽くすことになると想定している。
★9:08 ニフコ-東海東京が目標株価引き上げ 高い売上利益率の向上や還元強化に注目
ニフコ<7988.T>が5日続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、厳しい業界でも高い売上利益率の向上や還元強化に注目。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を4570円→4660円と引き上げた。
東海東京では、株式市場における同社株への評価にまだ上値余力があるとみている。理由としては、1.高収益体質が強化されてきたこと(従来は長らく売上高営業利益率が10%台に留まっていた)、2.資本効率向上に向けてのアクションが目立ってきたこと(ドイツ子会社の譲渡や自社株買いなど総還元性向45%以上を目指す株主還元策の強化)、3.PBRではすでに1倍を超えているがEV/EBITDA倍率ではなお割安感があること、を挙げている。
ニフコ<7988.T>が5日続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、厳しい業界でも高い売上利益率の向上や還元強化に注目。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を4570円→4660円と引き上げた。
東海東京では、株式市場における同社株への評価にまだ上値余力があるとみている。理由としては、1.高収益体質が強化されてきたこと(従来は長らく売上高営業利益率が10%台に留まっていた)、2.資本効率向上に向けてのアクションが目立ってきたこと(ドイツ子会社の譲渡や自社株買いなど総還元性向45%以上を目指す株主還元策の強化)、3.PBRではすでに1倍を超えているがEV/EBITDA倍率ではなお割安感があること、を挙げている。
★9:09 オンコセラピー-4日ぶり反発 子会社がエムエステクノシステムズとのELISPOT解析に関して業務提携
オンコセラピー・サイエンス<4564.T>が4日ぶり反発。同社は18日8時30分、連結子会社のCancer Precision Medicineが、エムエステクノシステムズ(大阪府大阪市)と、ELISPOT解析の実施を検討する顧客の全般的なサポートを目的としたサービスを構築・運用するパートナーシップ契約を締結したと発表した。
ELISPOT解析は、サイトカインなどの分泌活性を単一細胞レベルで高感度に検出し、抗原特異的な免疫応答を解析できる手法で、様々な疾患における抗原特異的免疫応答の研究やバイオ医薬品の研究開発において、幅広く利用されているという。
同パートナーシップ契約により、ELISPOT解析の試薬・装置の販売からアッセイの受託、アッセイプロトコルのアドバイスまで、ワンストップでサービスを提供するとしている。
オンコセラピー・サイエンス<4564.T>が4日ぶり反発。同社は18日8時30分、連結子会社のCancer Precision Medicineが、エムエステクノシステムズ(大阪府大阪市)と、ELISPOT解析の実施を検討する顧客の全般的なサポートを目的としたサービスを構築・運用するパートナーシップ契約を締結したと発表した。
ELISPOT解析は、サイトカインなどの分泌活性を単一細胞レベルで高感度に検出し、抗原特異的な免疫応答を解析できる手法で、様々な疾患における抗原特異的免疫応答の研究やバイオ医薬品の研究開発において、幅広く利用されているという。
同パートナーシップ契約により、ELISPOT解析の試薬・装置の販売からアッセイの受託、アッセイプロトコルのアドバイスまで、ワンストップでサービスを提供するとしている。
★9:09 エステールHD-もみ合い 9月末株主対象の優待を変更 長期保有でQUOカード増額
エステールホールディングス<7872.T>がもみ合い。同社は17日、株主優待制度を一部変更すると発表した。
9月末株主対象の優待について、従来は100株以上保有の株主を対象にQUOカード500円分を贈呈していた。変更後は、3年未満保有の株主には500円分、3年以上保有の株主には1000円分を贈呈するとしている。
2025年9月末日現在の株主名簿に記載された同社株式11単元(100株)以上を保有している株主から、変更後の株主優待制度を実施する。なお、3月末株主対象の優待については変更はないとしている。
エステールホールディングス<7872.T>がもみ合い。同社は17日、株主優待制度を一部変更すると発表した。
9月末株主対象の優待について、従来は100株以上保有の株主を対象にQUOカード500円分を贈呈していた。変更後は、3年未満保有の株主には500円分、3年以上保有の株主には1000円分を贈呈するとしている。
2025年9月末日現在の株主名簿に記載された同社株式11単元(100株)以上を保有している株主から、変更後の株主優待制度を実施する。なお、3月末株主対象の優待については変更はないとしている。
★9:09 エステールHD-もみ合い 通期最終損益を下方修正 役員退職慰労金などで特損計上
エステールホールディングス<7872.T>がもみ合い。同社は17日、25.3期通期の連結純損益予想を従来の2.0億円の黒字から5000万円の黒字(前期は9億7900万円の赤字)に下方修正すると発表した。
役員退職慰労金および特別功労金6億7200万円を贈呈することを決議し、既に積立済みの5億2200万円を除く1億5000万円を特別損失として計上することになったことを踏まえた。
エステールホールディングス<7872.T>がもみ合い。同社は17日、25.3期通期の連結純損益予想を従来の2.0億円の黒字から5000万円の黒字(前期は9億7900万円の赤字)に下方修正すると発表した。
役員退職慰労金および特別功労金6億7200万円を贈呈することを決議し、既に積立済みの5億2200万円を除く1億5000万円を特別損失として計上することになったことを踏まえた。
★9:09 東和薬品-東海東京が目標株価引き上げ 「薬不足」に伴う代替供給要請の高まりから高成長続く
東和薬品<4553.T>が6日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、「薬不足」に伴う代替供給要請の高まりから高成長続くと判断。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を3880円→4070円と引き上げた。
本年10月からは患者のジェネリック医薬品処方回避で先発品との差額の25%が自己負担となる選定療養制度の導入効果などもあり同社に追い風。東海東京は、25.3期通期営業利益を会社側の修正計画(233.0億円)を上回る235.0億円(前年比33.2%増)と予想している。東海東京予想は前回(203億円)から32億円の上方修正。また、26.3期もインセンティブ効果のフル寄与などから連続2ケタ営業増益を見込むとしている。
東和薬品<4553.T>が6日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、「薬不足」に伴う代替供給要請の高まりから高成長続くと判断。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を3880円→4070円と引き上げた。
本年10月からは患者のジェネリック医薬品処方回避で先発品との差額の25%が自己負担となる選定療養制度の導入効果などもあり同社に追い風。東海東京は、25.3期通期営業利益を会社側の修正計画(233.0億円)を上回る235.0億円(前年比33.2%増)と予想している。東海東京予想は前回(203億円)から32億円の上方修正。また、26.3期もインセンティブ効果のフル寄与などから連続2ケタ営業増益を見込むとしている。
★9:11 ミルボン-大和が目標株価引き上げ 日本染毛剤と中国の売り上げ改善、底堅さを感じる内容
ミルボン<4919.T>が3日続伸。大和証券では、日本染毛剤と中国の売り上げ改善、底堅さを感じる内容と判断。投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を3670円→3980円と引き上げた。
3Q売り上げは大和予想を小幅だが上回った。日本の染毛剤売り上げはごく僅かだが前年同期比プラス成長に転換。中国売り上げ(現地通貨ベース)は染毛剤の苦戦をヘアケアで補う形で前年同期並みまで回復している。これをもって業績が完全に底打ちしたとまではいえないものの、底堅さを感じる内容であったと判断。製品力や営業力を武器に国内外サロンを地道に・着実に開拓していくシナリオへの評価に変更はないと大和では考えている。
ミルボン<4919.T>が3日続伸。大和証券では、日本染毛剤と中国の売り上げ改善、底堅さを感じる内容と判断。投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を3670円→3980円と引き上げた。
3Q売り上げは大和予想を小幅だが上回った。日本の染毛剤売り上げはごく僅かだが前年同期比プラス成長に転換。中国売り上げ(現地通貨ベース)は染毛剤の苦戦をヘアケアで補う形で前年同期並みまで回復している。これをもって業績が完全に底打ちしたとまではいえないものの、底堅さを感じる内容であったと判断。製品力や営業力を武器に国内外サロンを地道に・着実に開拓していくシナリオへの評価に変更はないと大和では考えている。
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