前場コメント No.7 ワキタ、Uアローズ、フィルカンパニ、ウエストHD、イオンディライ、トーセイ
★10:00 ワキタ-急騰 3Q累計営業益28%増 建機レンタルの稼働率向上など寄与
ワキタ<8125.T>が急騰。同社は10日、25.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益は54.4億円(前年同期比28.1%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は93.7%。
建機レンタル部門の稼働率向上や価格転嫁の効果、不動産事業での収益物件売却益などにより増益となった。通期の見通しは据え置いた。業績推移は堅調だが、保有機械の稼働率の状況や前年に開始した株主優待に伴う引当金計上の動向が不透明なためとしている。
ワキタ<8125.T>が急騰。同社は10日、25.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益は54.4億円(前年同期比28.1%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は93.7%。
建機レンタル部門の稼働率向上や価格転嫁の効果、不動産事業での収益物件売却益などにより増益となった。通期の見通しは据え置いた。業績推移は堅調だが、保有機械の稼働率の状況や前年に開始した株主優待に伴う引当金計上の動向が不透明なためとしている。
★10:00 ユナイテッドアローズ-SMBC日興が目標株価引き上げ 4Qの一時費用で株価弱含めば来期に向けて買い場
ユナイテッドアローズ<7606.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、売り上げ好調、4Qの一時費用で株価が弱含めば来期に向けて買い場と判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2700円→3300円と引き上げた。
今期3Qも売り上げ好調が継続し4~12月(12月のみ速報値)の既存店増収率の単純平均はYoY+12.5%。広告宣伝の積極化が大きく効果を出している。ただし、本社引越費用(6億円)に加え、好調ゆえの業績連動賞与の支給の可能性で4Qは営業減益をSMBC日興では予想(子会社コーエンが2024年秋冬の仕入れ強化も売り上げが低調なので足を引っ張る可能性がある)。仮にそれで株価が弱含むなら、来期の増益に向けての買い場と考えている。
ユナイテッドアローズ<7606.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、売り上げ好調、4Qの一時費用で株価が弱含めば来期に向けて買い場と判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2700円→3300円と引き上げた。
今期3Qも売り上げ好調が継続し4~12月(12月のみ速報値)の既存店増収率の単純平均はYoY+12.5%。広告宣伝の積極化が大きく効果を出している。ただし、本社引越費用(6億円)に加え、好調ゆえの業績連動賞与の支給の可能性で4Qは営業減益をSMBC日興では予想(子会社コーエンが2024年秋冬の仕入れ強化も売り上げが低調なので足を引っ張る可能性がある)。仮にそれで株価が弱含むなら、来期の増益に向けての買い場と考えている。
★10:05 フィルカンパニー-急落 今期営業益30%増見込むも前4Qの前年同期比減益を嫌気
フィル・カンパニー<3267.T>が急落。同社は10日、25.11期通期の連結営業利益予想を5.5億円(前期比29.7%増)にすると発表した。
中計の達成に向けて、引き続き事業プロセス改革、組織改革を推し進めることで既存ビジネスのスケール化を図るとともに、さらなる成長のための布石として事業ポートフォリオの変革にも注力するという。
24.11期通期の連結営業利益は4.2億円(前の期比97.4%増)だった。
なお、24.11期4Q(9-11月)の売上総利益は前年同期比で5%減、営業利益は26%減となった。竣工案件(竣工時の売上は利益率が低い)が前年同期から増加したこと、人件費の増加などによる販管費の増加によるものだとしている。これが嫌気され、株価は大きく売られている。
フィル・カンパニー<3267.T>が急落。同社は10日、25.11期通期の連結営業利益予想を5.5億円(前期比29.7%増)にすると発表した。
中計の達成に向けて、引き続き事業プロセス改革、組織改革を推し進めることで既存ビジネスのスケール化を図るとともに、さらなる成長のための布石として事業ポートフォリオの変革にも注力するという。
24.11期通期の連結営業利益は4.2億円(前の期比97.4%増)だった。
なお、24.11期4Q(9-11月)の売上総利益は前年同期比で5%減、営業利益は26%減となった。竣工案件(竣工時の売上は利益率が低い)が前年同期から増加したこと、人件費の増加などによる販管費の増加によるものだとしている。これが嫌気され、株価は大きく売られている。
★10:08 ウエストHD-売り買い交錯 1Q最終赤字転落 非FIT開発の社内ルール変更など響く
ウエストホールディングス<1407.T>が売り買い交錯。同社は14日10時、25.8期1Q(9-11月)の連結純損益は1.2億円の赤字(前年同期は8.2億円の黒字)だったと発表した。
主力の再生可能エネルギー事業の非FIT発電所開発販売について、施工上の大きなボトルネックとなっていた物件開発にかかる許認可取得や名義変更、各種登記などの事務作業にかける経営資源をより効率的かつ持続的に利用するため、着工・施工・販売に至るまでの社内ルール・スケジュール・体制を大きく変更した。この結果、定着するまでの1Qは販売できる完成物件が大きく減少し、同事業が赤字となった。
ウエストホールディングス<1407.T>が売り買い交錯。同社は14日10時、25.8期1Q(9-11月)の連結純損益は1.2億円の赤字(前年同期は8.2億円の黒字)だったと発表した。
主力の再生可能エネルギー事業の非FIT発電所開発販売について、施工上の大きなボトルネックとなっていた物件開発にかかる許認可取得や名義変更、各種登記などの事務作業にかける経営資源をより効率的かつ持続的に利用するため、着工・施工・販売に至るまでの社内ルール・スケジュール・体制を大きく変更した。この結果、定着するまでの1Qは販売できる完成物件が大きく減少し、同事業が赤字となった。
★10:08 イオンディライト-大和が目標株価引き上げ 安定した業績、継続的な株主還元策期待
イオンディライト<9787.T>が3日ぶり反落。大和証券では、安定した業績、継続的な株主還元策に期待とし、投資判断「中立」を継続、目標株価を4100円→4400円と引き上げた。
同社は1月9日、25.2期3Q累計決算を発表。25.2期3Q累計営業利益は118.5億円(前年同期比+9.2%)と会社通期計画(160億円)に対する進ちょく率は74.1%となっている。
内容的にはサプライズはないが、従来よりも早期となる場中の発表であったことも好感され、株価は上昇している。大和では、安定した業績を背景に次年度も継続的な株主還元策が期待されることになろうと指摘している。
イオンディライト<9787.T>が3日ぶり反落。大和証券では、安定した業績、継続的な株主還元策に期待とし、投資判断「中立」を継続、目標株価を4100円→4400円と引き上げた。
同社は1月9日、25.2期3Q累計決算を発表。25.2期3Q累計営業利益は118.5億円(前年同期比+9.2%)と会社通期計画(160億円)に対する進ちょく率は74.1%となっている。
内容的にはサプライズはないが、従来よりも早期となる場中の発表であったことも好感され、株価は上昇している。大和では、安定した業績を背景に次年度も継続的な株主還元策が期待されることになろうと指摘している。
★10:10 トーセイ-野村が目標株価を引き上げ 再生事業が利益成長のドライバー
トーセイ<8923.T>が軟調。野村証券では、再生事業が利益成長のドライバーと指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は2930円→3270円に引き上げた。
野村では、24.11期通期決算発表および中期経営計画の見直しを踏まえ、業績予想を上方修正。今期の売却案件の契約が開発事業において7割程度済んでいるなど順調であり、また来期以降の売却案件も十分に確保できていることを踏まえ、25.11期および26.11期の営業利益予想を、開発事業や再生事業を中心に新会社計画並みに上方修正した。利益成長のドライバーである再生事業は建築費高騰の影響は軽微とみている。
トーセイ<8923.T>が軟調。野村証券では、再生事業が利益成長のドライバーと指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は2930円→3270円に引き上げた。
野村では、24.11期通期決算発表および中期経営計画の見直しを踏まえ、業績予想を上方修正。今期の売却案件の契約が開発事業において7割程度済んでいるなど順調であり、また来期以降の売却案件も十分に確保できていることを踏まえ、25.11期および26.11期の営業利益予想を、開発事業や再生事業を中心に新会社計画並みに上方修正した。利益成長のドライバーである再生事業は建築費高騰の影響は軽微とみている。
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