後場コメント No.4 ペイクラウド、技研製、第一三共、アクサスHD、スクリン、バイク王

2025/01/14(火) 15:31
★13:19  ペイクラウドHD-後場プラス転換 1Q営業益3倍 デジタルサイネージ関連事業がけん引
 ペイクラウドホールディングス<4015.T>が後場プラス転換。同社は14日13時、25.8期1Q(9-11月)の連結営業利益は1.5億円(前年同期比3.0倍)だったと発表した。

 キャッシュレスサービス事業において、新サービス導入や既存顧客での独自Pay決済割合が増加した。デジタルサイネージ関連事業における、ファーストフード、コンビニエンスストアなどの多店舗を中心とした導入増も業績をけん引した。

★13:20  技研製作所-急落 1Q営業益46%減 建設機械事業で苦戦
 技研製作所<6289.T>が急落。同社は10日、25.8期1Q(9-11月)の連結営業利益は6.5億円(前年同期比46.2%減)だったと発表した。

 主力の建設機械事業において、国内では、コスト上昇に伴う公共事業の施工規模の縮小によるユーザーの設備投資意欲の低下が製品販売に影響した。海外では、前年のシンガポールの製品売上・ブラジルにおける製品売上の計上による反動減があり、減収減益となった。

★13:29  第一三共-もみ合い がん治療薬向け抗体の知的財産権取得 独グリコトープから
 第一三共<4568.T>がもみ合い。同社は14日、バイオ企業のグリコトープ(ドイツ)が創製した「gatipotuzumab(抗TA-MUC1抗体)」の知的財産権を取得したと発表した。

 「TA-MUC1」は多くの上皮がんにおいて過剰発現していることから、がん治療の有望な標的とされている。両社は2018年にライセンス契約を締結しており、今回新たに締結した契約に基づき、同社はグリコトープに1億3250万米ドル(1米ドル158円計算で約209億円)を契約締結時に支払うとしている。

★13:37  アクサスHD-後場上げ幅縮小 1Q最終赤字5000万円 支払利息や為替差損の増加など響く
 アクサスホールディングス<3536.T>が後場上げ幅縮小。同社は14日13時30分、25.8期1Q(9-11月)の連結純損益は5000万円の赤字(前年同期は5500万円の赤字)だったと発表した。営業損益は1600万円の黒字(同3700万円の赤字)となった。

 小売事業が黒字となったほか、卸売事業の増益などにより営業利益は黒字に転換した。一方、支払利息や為替差損の増加、閉店による特別損失の計上などにより最終赤字となった。

★13:43  SCREEN-みずほが投資判断を引き上げ SPEセクター内で懸念材料が少ない銘柄
 SCREENホールディングス<7735.T>が小幅安。みずほ証券は、SPEセクター内で懸念材料が少ない銘柄とコメント。投資判断は「中立」→「買い」に引き上げ、目標株価は13000円→14000円に引き上げた。

 みずほでは、本格的な株価上昇は、CY26のNon-China向けロジック投資の拡大を織り込み始めるCY25半ば以降と考えているが、1)TSMCのWFE投資がCY24をボトムに増加に転じると予想しており、TSMC関連株として選好される可能性が高いこと、2)24年5月の新中計の発表で、固定費増加を打ち出しており、株式市場の業績拡大への期待値が低いこと、3)株式市場はDRAM投資の減少を懸念しているが、DRAM向け売上構成比は低いこと、などを考慮している。

★13:45  バイク王-急落 今期営業益99%増見込むも利益確定の売り
 バイク王&カンパニー<3377.T>が急落。同社は10日、25.11期通期の連結営業利益予想を5.7億円(前期比99.0%増)に、年間配当予想を11円(前期は11円)にすると発表した。

 競合の動向をはじめ外部環境の変化に注意をはらい、利益体質の改善活動を継続するとともに、バイク事業の持続的成長のための基盤づくりを行う重要な期間と位置づけ、継続的な収益力向上をめあすという。

 24.11期通期の連結営業利益は2.9億円だった。同社は24.11期より連結財務諸表を作成しているため、前の期との比較はできない。

 なお、株価は、決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。


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