後場コメント No.5 ビジョナル、伊藤忠、津田駒、ジーニー、東エレク

2025/01/16(木) 15:34
★14:59  ビジョナル-もみ合い 「実業家ふるさと創業モデル」を始動
 ビジョナル<4194.T>がもみ合い。同社傘下のビズリーチは16日、自社のSDGs達成に向けたサステナビリティプログラムであるみらい投資プロジェクトの一環として、地方における新たな産業の創出に向けた「実業家ふるさと創業モデル」を始動すると発表した。
 
 このモデルは都市圏で活躍する実業家がふるさとに興す、まちづくりに取り組む企業や団体を対象に、即戦力人材の採用をビズリーチが支援する。地方で生まれた事業を新たな産業へと発展させ、持続可能な地域づくりに貢献することをめざすとしている。

★15:01  伊藤忠商事-底堅い Thaivivat Insuranceへの出資に合意
 伊藤忠商事<8001.T>が底堅い。同社は16日、タイおよびラオスにおいて損害保険事業を展開するThaivivat Insurance(以下TVI)への出資に合意したと発表した。
 
 同社は、香港やタイを中心に、日系企業では最大規模の保険仲介事業者(ブローカー)としてグローバルネットワークを構築しており、タイにおいては、30年以上にわたりブローカーとしての知見を有しているという。

 今回、TVIへの出資を通じて、東南アジアにおける元受保険分野に進出することで、ブローカーの立場では協業が困難であった日系・非日系企業との取引や、オートローンや消費者金融などの同社既存事業との協業を実現し、TVIの企業価値向上とトレードメリットの創出をめざすとしている。

★15:07  津田駒工業-後場買い気配 今期営業益2.3倍見込む 前期は黒字転換
 津田駒工業<6217.T>が後場買い気配。同社は16日15時、25.11期通期の連結営業利益予想を9.0億円(前期比2.3倍)にすると発表した。

 繊維機械事業、工作機械関連事業ともに、「中期経営計画2026」で掲げる重点施策を着実に実行し、収益体質の構築と業績の回復を図るという。

 24.11期通期の連結営業損益は4.0億円の黒字(前の期比は12.2億円の赤字)だった。販売価格への転嫁や原価低減の取り組みが進んだことが寄与した。

★15:21  ジーニー-後場下げ幅縮小 「AI辞書」を提供開始
 ジーニー<6562.T>が後場下げ幅縮小。同社は16日、サイト内検索ツール「GENIEE SEARCH」がグループ会社のJAPAN AIと連携し、生成AIを活用した辞書の自動生成機能「AI辞書」の提供を開始したと発表した。

 「AI辞書」は、サイト内検索時にキーワードに基づき、商品情報やユーザーの検索履歴などからAIが同義語辞書を自動生成するとしている。

★15:23  東京エレクトロン-後場急伸 TSMC、前期上回る設備投資計画 半導体関連に買い
 東京エレクトロン<8035.T>が後場急伸。台湾TSMCの決算説明会が材料視されている。
 
 TSMCが発表した4Q純利益はほぼ市場予想並みの着地。15時ごろから開催された決算説明会においては、今期の1Q売上高予想を250億ドル~258億ドル、2025年の設備投資の予想は380億ドル~420億ドル(前期は約298億ドル)とした。
 
 前期を上回る設備投資の計画が伝わったことで、国内の半導体関連株にも買いが入っている。アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>なども高い。


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