前場コメント No.1 タスキHD、GEI、大有機、オービック、日置電、アストロスケール

2025/01/27(月) 11:32
★9:00  タスキHD-売り気配 新株予約権で79億円調達 事業開発資金などに充当
 タスキホールディングス<166A.T>が売り気配。同社は24日、野村証券を割当先とする第三者割り当てによる行使価額修正条項付第1回新株予約権(停止指定条項付)の発行を発表した。

 割当日は2月10日。発行総数は10万個(潜在株式数1000万株)。発行価額は1個につき340円。当初行使価額は789円。下限行使価額は600円。差引手取概算額として79億1400万円を調達し、Life Platform事業の開発資金、M&Aおよび資本・業務提携に係る費用などに充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は最大で19.4%となる。

★9:00  GEI-買い気配 NEDOバイオものづくり革命推進事業で補助金の交付決定
 Green Earth Institute<9212.T>が買い気配。同社は24日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「バイオものづくり革命推進事業」において日本製紙<3863.T>とともに「純国産木材バイオリファイナリーによる世界最高クラスの低炭素バイオエタノール生産プロセスの開発」事業の実施予定先として採択されていたが、今回、2024年度および2025年度の補助金の交付決定通知があったと発表した。

 同社が2024年度および2025年度に受領する補助金の金額は、それぞれ4360万円、7354万円となった。25.9期および26.9期に計上予定であり、25.9期については業績予想に織り込んでいるとしている。

★9:01  大阪有機化学-買い気配 立会外買い付けで上限82万株の自社株買い 割合3.66%
 大阪有機化学工業<4187.T>が買い気配。同社は24日、立会外買付取引(ToSTNeT-3)により82万株・22億7960万円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得日は27日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.66%となる。

★9:01  オービック-続伸 3Q累計営業益9.5%増 増配も発表
 オービック<4684.T>が続伸。同社は24日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が586億円(前年同期比9.5%増)だったと発表した。市場コンセンサスは588億円。なお、17日付の日本経済新聞朝刊では、580億円強になりそうだと先んじて報じられていた。

 システムサポート事業において、主力のクラウドソリューションを中心に、ソフトウェアおよびハードウェアの「運用支援・保守サービスなど」が好調に推移したことが寄与した。

 併せて、25.3期の期末配当予想を32円から38円(前期末は1:5の株式分割を考慮すると34円)に上方修正すると発表した。

★9:01  HIOKI-買い気配 今期営業益11%増見込む 前期は5%減
 HIOKI<6866.T>が買い気配。同社は24日、25.12期通期の連結営業利益予想を83.4億円(前期比10.8%増)に、年間配当予想を200円(前期は200円)にすると発表した。市場コンセンサスは87.0億円。

 市場変化を大きなビジネスチャンスと捉え、新たな顧客価値を創造し、独自のセンシング技術をより高めるとともに、培ってきた計測技術を組み合わせ、高付加価値製品を提供するという。

 24.12期通期の連結営業利益は75.3億円(前の期比5.4%減)だった。国内外の製品価格を随時見直したものの、販売量の減少により、減収となったことが響いた。

★9:01  アストロスケール-買い気配 ISSA-J1に係るフェーズ2の交付決定通知書受領
 アストロスケール<186A.T>が買い気配。同社は27日8時に、ISSA-J1に係るフェーズ2の補助金に関する交付決定通知書を受領したと発表した。

 フェーズ2では、詳細設計や衛星組み立て、地上試験、運用準備などが進められる予定で、補助金の最大額は63.13億円となる。フェーズ1では計画通りに基本設計審査を完了し、フェーズ2移行への準備を整えていた。なお、同件は25.4期通期の連結業績予想に織り込んでいるとしている。


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