後場コメント No.8 弘電社、東ガス、石原ケミカル、TDK、東ガス、愛知鋼

2025/01/31(金) 15:33
★14:41  弘電社-後場急騰 通期営業益を上方修正 3Q累計は72倍
 弘電社<1948.T>が後場急騰。同社は31日14時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の17.4億円から26.0億円(前期比2.2倍)に上方修正すると発表した。

 電気設備工事事業における高水準な手持工事の着実な遂行に加え、物価上昇に伴う人件費、資機材価格の高騰に伴い増加したコストの価格への適正反映、原価低減策の継続による粗利率の改善などがあったことを踏まえた。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は16.6億円(前年同期比72.1倍)だった。

★14:42  東京ガス-後場上げ幅拡大 1400万株・400億円を上限に自社株買い 割合3.6%
 東京ガス<9531.T>が後場上げ幅拡大。同社は31日14時40分、1400万株・400億円を上限とした自己株式の取得を発表した。取得期間は2月5日~3月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.6%となる。

★14:45  石原ケミカル-後場プラス転換 3Q累計営業益57%増 金属表面処理剤などが堅調
 石原ケミカル<4462.T>が後場プラス転換。同社は31日14時30分、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は26.6億円(前年同期比56.8%増)だったと発表した。

 金属表面処理剤は、生成AI向けなどの需要増によりAIサーバーやデータセンター向けが堅調に推移。化成処理液自動管理装置などがスマートフォンやパソコン関連を中心に半導体需要が回復したことも寄与した。

★14:47  TDK-後場下げ幅拡大 通期売上高を上方修正も利益据え置きを嫌気
 TDK<6762.T>が後場下げ幅拡大。同社は1月31日14時30分に、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は2091億円(前年同期比34.3%増)だったと発表した。センサ応用製品、磁気応用製品、エナジー応用製品の3つのセグメントが、ICT市場における部品需要の回復などにより、増収となったことが寄与した。

 併せて、25.3期通期の連結売上高予想を従来の2兆1200億円から2兆1800億円(前期比3.6%増)に引き上げると発表した。なお、通期合計での一時費用を前回発表の約100億円から約180億円へ増額することを見込んだことから、利益については従来予想を据え置いた。

 株価は25.3期通期の利益予想が据え置かれたことが嫌気され、売りが優勢となっている。

★14:49  東京ガス-後場上げ幅拡大 通期営業益を下方修正も株主還元強化を好感
 東京ガス<9531.T>が後場上げ幅拡大。同社は31日14時40分、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の1250億円から1170億円(前期比46.9%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは1328億円。
 
 25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は730億円(前年同期比55.2%減)だった。原油価格上昇などによる原材料費の増加が響いた。

 同社は同時に、持続的な企業価値向上に向けた方針と自社株買いを発表。資本政策について、配当は還元方針(安定配当維持および緩やかな増配)に基づく累進配当の継続を前提とし、増配の検討を進めるとしている。株価は株主還元強化を好感した買いが優勢となっている。

★14:52  愛知製鋼-後場一時マイナス転換 3Q累計営業益15%減 特殊鋼の販売数量減など響く
 愛知製鋼<5482.T>が後場一時マイナス転換。同社は31日14時40分、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は77.1億円(前年同期15.3%減)だったと発表した。特殊鋼や鍛造品の販売数量減少、販売価格低下などが響いた。通期の見通しは据え置いた。


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