前場コメント No.7 リプロセル、ジーデップ、JIG-SAW、シャノン、プリマハム、トーエネク

2025/02/04(火) 11:30
★9:44  リプロセル-急騰 卵子体外成熟技術「Fertilo」がFDAのINDクリアランスを取得
 リプロセル<4978.T>が急騰。同社は3日、Gameto(米国ニューヨーク州)が同社の臨床用iPS細胞を用いた卵子体外成熟技術「Fertilo」において、米国食品医薬品局(FDA)のINDクリアランスを取得したと発表した。

 Gametoが今回取得したFDAのINDクリアランスにより、Gametoは米国において、iPS細胞を利用した治療法として初となる「Fertilo」の第 III 相臨床試験への移行を果たす見通し。これにより、同社が長年にわたり培ってきた臨床iPS細胞技術の高い安全性と品質が、世界規模での再生医療・生殖医療の革新に貢献することが改めて実証されるものと考えるとしている。

★9:45  ジーデップ-急騰 AI用サーバー機など大口受注
 ジーデップ・アドバンス<5885.T>が急騰。同社は3日、AI用サーバー機および関連製品などについて大口受注があったと発表した。受注金額は11億円。売り上げ計上は26.5期を予定するとしている。

★9:50  JIG-SAW-急落 前期営業益11%減 先行投資が響く 今期予想は非開示
 JIG-SAW<3914.T>が急落。同社は3日、24.12期通期の連結営業利益は5.6億円(前の期比11.0%減)だったと発表した。

 システムマネジメントサービスが堅調に推移したことで増収となった。一方、事業成長に向けた先行投資を継続したことで減益となった。

 25.12期の業績予想は非開示とした。同社ビジネスの堅調な推移により現時点で過去最高の売上高が見込まれる状況だが、データコントロール事業およびグローバルIoT・生成AIビジネスの事業拡大や事業投資に関する不確定な要素が多いためとしている。

★9:57  シャノン-ストップ高買い気配 マーケティングAIにペルソナ・広告コピー作成できるプロンプト追加
 シャノン<3976.T>がストップ高買い気配。同社は3日、マーケティングコンテンツ作成用生成AI「シャノン コンテンツアシスタント」にペルソナ・広告コピーを作成できるプロンプトを追加したと発表した。

 このプロンプトは、コピー作成時に発生しがちな「思いつきに頼ってしまう」「属人的になってしまう」といった課題を解決するという。ペルソナ作成プロンプトでは、単にペルソナを作成するだけでなく、課題や利用シーンを分析できる。コピー作成プロンプトでは、それらを活用することで、生成AIとともに訴求ポイントを明確にしたコピーを作成できるとした。
 これにより、パフォーマンス改善のために、まず訴求ポイントを見直し、次に課題そのものを調整するといった、段階的かつ論理的な改善を進めることができるとしている。

★10:04  プリマハム-大幅に3日続落 通期営業益を下方修正 3Q累計は20%減
 プリマハム<2281.T>が大幅に3日続落。同社は3日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の160.0億円から95.0億円(前期比19.6%減)に下方修正すると発表した。

 円安や現地原料高による原材料コストの上昇などの影響を値上げで十分にカバーできず、ハムソーセージ・加工食品・ベンダー事業の売上高が予想を下回った。この結果、各利益も予想を下回る見通し。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は82.7億円(前年同期比20.4%減)だった。

★10:17  トーエネック-急落 3Q累計営業益1%増も材料出尽くし
 トーエネック<1946.T>が急落。同社は3日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は101億円(前年同期比1.0%増)だったと発表した。

 海外子会社の利益減少などがあったものの、配電線工事や屋内線工事に加え、大型太陽光発電工事案件が順調に進ちょくしたことなどから営業増益となった。通期の営業利益予想は150億円(前期比5.7%減)を据え置いた。

 なお、株価は決算期待で買われていた側面もあり、材料出尽くしによる売りが出ている。


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