後場コメント No.7 芙蓉リース、リンガハット、ウォンテッドリ、三京化、GSユアサ、日本酸素

2025/02/05(水) 15:34
★14:51  芙蓉総合リース-後場上げ幅拡大 1株を3株に分割 基準日は3月31日
 芙蓉総合リース<8424.T>が後場上げ幅拡大。同社は5日14時、株式分割を行うと発表した。3月31日を基準日として、1株につき3株の割合をもって分割する。

★14:51  芙蓉総合リース-後場上げ幅拡大 3Q累計最終益23%減も株式分割を好感
 芙蓉総合リース<8424.T>が後場上げ幅拡大。同社は5日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は309億円(前年同期比22.5%減)だったと発表した。市場コンセンサスは387億円。持分法投資利益の減少などが響いた。

 なお、同日発表された1:3の株式分割が好感され、買いが優勢となっている。

★14:52  リンガーハット-4日ぶり反発 1月度の純既存店売上高6.3%増
 リンガーハット<8200.T>が4日ぶり反発。同社は5日14時30分、1月度の純既存店売上高は前年同月比6.3%増だったと発表した。全店は同5.8%増となった。

★14:59  ウォンテッドリー-いちよしがフェアバリューを引き上げ コスト制御により新規事業への先行投資を吸収
 ウォンテッドリー<3991.T>が小幅安。いちよし経済研究所では、コスト制御により新規事業への先行投資を吸収できていると指摘。レーティングは「A」を継続し、フェアバリューは1800円→2000円に引き上げた。

 いちよしでは、25.8期1Q実績(9-11月)について、ストック収益の増収については有料企業数が前年同期実績に対しほぼ横這いに留まったが、2024年1月以降の新規契約単価の改定効果が寄与したとみている。特にマーケティングや運営の効率化によるコスト制御が奏功しており、新規事業「Wantedly Hire(採用管理ツール)」などへの先行投資を吸収できていると指摘。企業側が求職者の共感を得るために採用ブランディングを強化する流れが進めば、プラットフォームとしての有効性がより高まるとみている。

★15:05  三京化成-後場上げ幅拡大 通期最終益を上方修正 政策保有株式を一部売却
 三京化成<8138.T>が後場上げ幅拡大。同社は5日14時50分、25.3期通期の連結純利益予想を従来の3.6億円から5.8億円(前期比67.0%増)に上方修正すると発表した。

 政策保有株式の縮減方針に基づき、政策保有株式を一部売却し、25.3期4Qに特別利益3億4300万円を計上することを踏まえた。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は2.7億円(前年同期比6.0%増)だった。

★15:09  GSユアサ-後場急騰 3Q累計営業益8%増 自動車電池や産業電池電源が好調
 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>が後場急騰。同社は2月5日15時に、25.3期3Q累計(4-12月)の317.8億円(前年同期比8.2%増)だったと発表した。

 自動車電池が、国内において補修用電池の販売数量が増加したことや、欧州および東南アジアにおける販売数量の増加などから、増益となった。産業電池電源が、非常用電源装置の需要増加や前期より進めている販売価格是正の取り組みにより、増益となったことも寄与した。

★15:17  日本酸素HD-後場マイナス転換 通期営業益を上方修正もコンセンサス下回る
 日本酸素ホールディングス<4091.T>が後場マイナス転換。同社は5日15時、25.3期通期の連結営業利益(IFRS)予想を従来の1770億円から1780億円(前期比3.5%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1785億円。

 主に価格マネジメントおよび生産性向上の取り組み、為替の影響によりコア営業利益が前回予想を上回る見通しとなったことなどを踏まえた。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1288億円(前年同期比3.7%増)だった。

 なお株価は発表直後は買われる場面もあったものの、通期見通しがコンセンサス予想を下回ったことが嫌気され、マイナスに転じている。


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