後場コメント No.5 CCT、大塚HD、GENOVA、西部技研、セントフォレスト、藤井産

2025/02/14(金) 15:36
★13:32  CCT-急騰 今期営業益15%増見込む 累進配当導入も発表
 コアコンセプト・テクノロジー<4371.T>が急騰。同社は13日、25.12期通期の連結営業利益予想を23.0億円(前期比14.6%増)に、年間配当予想を19円(前期は無配)にすると発表した。

 大規模な組織再編や人員再配置による営業活動量の増加、パートナー企業との関係性強化によるリード数の増加などにより、既存顧客へのアップセル・クロスセルの拡大と新規顧客の開拓を進め、相応の成長率維持をめざす。

 24.12期通期の連結営業利益は20.1億円(前の期比15.1%増)だった。

 併せて、配当政策を変更すると発表した。変更後は、内部留保とのバランスを考慮し、連結配当性向20~30%を目安に累進配当を継続して実施するとしている。25.12期の期末配当から適用し、連結配当性向は20%とすることを予定しているという。

★13:36  大塚HD-後場急落 今期営業益16%増見込む コンセンサス下回る
 大塚ホールディングス<4578.T>が後場急落。同社は14日13時30分、25.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を3750億円(前期比15.9%増)に、年間配当予想を120円(前期は120円)にすると発表した。市場コンセンサスは4170億円。

 V2-受容体拮抗剤「ジンアーク」の売り上げおよび利益が、米国におけるジェネリックの影響で減少する見込み。一方、ニュートラシューティカルズ関連事業の増収、既存事業におけるコスト適正化の推進、前期に計上した減損損失の反動などにより営業増益を見込む。

 24.12期通期の連結営業利益は3236億円(前の期比2.3倍)だった。成長ドライバーとして位置付けた抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」の売り上げ増加などが寄与した。

 なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★13:42  GENOVA-急落 3Q累計営業益11%増も進ちょくの遅れを嫌気
 GENOVA<9341.T>が急落。同社は13日に、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は16.3億円(前年同期比10.6%増)だったと発表した。通期の会社計画は27.5億円に対する進ちょくは59.1%。

 メディカルプラットフォーム事業が、月間PV数の増加を背景に顧客事業所数が伸長し増収となったことにより、増益となった。スマートクリニック事業が、主力事業である自動受付精算機とセルフ精算レジについて、営業人員の育成強化などから販売台数の増進が実現したことで、大幅な増益となったことが寄与した。

 なお株価は、進ちょくの遅れが嫌気され、売りが優勢となっている。

★13:45  西部技研-後場急落 今期営業益12%減見込む 前期は6.2%減
 西部技研<6223.T>が後場急落。同社は14日13時30分、25.12期通期の連結営業利益予想を35.5億円(前期比11.9%減)に、年間配当予想を70円(前期は70円)にすると発表した。市場コンセンサスは47.8億円。

 新中期経営計画に基づき企業価値の向上に向けた諸施策を着実に遂行するとしている。

 24.12期通期の連結営業利益は40.3億円(前の期比6.2%減)だった。中国向けのデシカント除湿機の売上減の影響などに伴い売上総利益が減少したことが響いた。

★13:45  西部技研-後場急落 70万株・10億円を上限に自社株買い 割合は3.41%
 西部技研<6223.T>が後場急落。同社は14日13時30分、70万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年2月17日~6月23日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.41%となる。

 なお、同日発表された決算が減益着地となったことから、売りが優勢となっている。

★13:50  セントラルフォレスト-大幅高 今期営業益3%増見込む 増配も発表
 セントラルフォレストグループ<7675.NG>が大幅高。同社は14日13時30分、25.12期通期の連結営業利益予想を29.1億円(前期比3.3%増)に、年間配当予想を60円(前期は55円)にすると発表した。

 今期はグループ長期戦略の5年目(最終年度)となる。販売戦略・物流戦略の両輪での取り組みを推進するとしている。

 24.12期通期の連結営業利益は28.2億円(前の期比11.4%増)だった。各販売チャネルにおける取引が好調に推移した。各種改善活動も寄与した。期末配当は従来予想の25円に対し30円に決定した。

★13:58  藤井産業-後場急落 3Q累計営業益5.5%減 IT関連投資などが響く
 藤井産業<9906.T>が後場急落。同社は31日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は30.4億円(前年同期比5.5%減)だったと発表した。資材価格の高騰や円安による物価上昇に加え、積極的な人材確保やIT関連投資を行ったことが響いた。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 36,762.97 -30.14
TOPIX 2,691.19 +20.47
グロース250 653.73 +12.27
NYダウ 41,433.48 -478.23
ナスダック総合 17,436.10 -32.22
ドル/円 148.04 +0.26
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ