前場コメント No.7 ニデック、ＰＸＢ、ダイブ、ニューテック、キッコーマン、住友ファーマ
★10:05 ニデック－急騰 米スーパーマイクロ16％高を好感 CEOが年次報告書の提出を確信
ニデック<6594.T>が急騰。米スーパー・マイクロ・コンピューターの急騰が材料視されている。
18日の米国市場でスーパー・マイクロの株価は16.47％高となった。提出が遅れている年次決算報告書に関してチャールズ・リャン最高経営責任者（CEO）が2月25日までに提出できると自信を示したことが好感された。
これを受けて、スーパー・マイクロ向けに水冷モジュールを提供する同社も買われる展開となっている。
ニデック<6594.T>が急騰。米スーパー・マイクロ・コンピューターの急騰が材料視されている。
18日の米国市場でスーパー・マイクロの株価は16.47％高となった。提出が遅れている年次決算報告書に関してチャールズ・リャン最高経営責任者（CEO）が2月25日までに提出できると自信を示したことが好感された。
これを受けて、スーパー・マイクロ向けに水冷モジュールを提供する同社も買われる展開となっている。
★10:07 フェニックスバイオ－買い気配 「人工三次元肝臓組織」の試供に向けＴＯＰＰＡＮＨＤと業務提携
フェニックスバイオ<6190.T>が買い気配。同社は19日10時、ＴＯＰＰＡＮホールディングス<7911.T>が開発した3D細胞培養技術「invivoid」を用いて体外で作製した「人工三次元肝臓組織」の試供に向けて、ＴＯＰＰＡＮＨＤと業務提携契約を締結したと発表した。
同業務提携により、ＴＯＰＰＡＮＨＤの「invivoid」と同社の新鮮ヒト肝細胞「PXB-cells」を組み合わせた「人工三次元肝臓組織」（以下肝臓モデル）について共同での試供を開始する。両社は、同肝臓モデルを製薬企業などの外部機関へ試供することにより医薬品開発における安全性評価に貢献することをめざすとしている。
フェニックスバイオ<6190.T>が買い気配。同社は19日10時、ＴＯＰＰＡＮホールディングス<7911.T>が開発した3D細胞培養技術「invivoid」を用いて体外で作製した「人工三次元肝臓組織」の試供に向けて、ＴＯＰＰＡＮＨＤと業務提携契約を締結したと発表した。
同業務提携により、ＴＯＰＰＡＮＨＤの「invivoid」と同社の新鮮ヒト肝細胞「PXB-cells」を組み合わせた「人工三次元肝臓組織」（以下肝臓モデル）について共同での試供を開始する。両社は、同肝臓モデルを製薬企業などの外部機関へ試供することにより医薬品開発における安全性評価に貢献することをめざすとしている。
★10:17 ダイブ－大幅反発 インドネシア西スマトラ州などとパートナーシップ契約締結
ダイブ<151A.T>が大幅反発。同社は18日、インドネシア共和国西スマトラ州、および同国のブン・ハッタ大学とパートナーシップ契約を締結したと発表した。
ブン・ハッタ大学は観光学科および日本語学科を併設しており、観光業界に必要な専門知識と実践的な日本語教育を提供している。今回の提携により、日本語能力の向上と観光業に特化した実践教育を強化し、日本での就労をめざす学生を育成するとしている。
ダイブ<151A.T>が大幅反発。同社は18日、インドネシア共和国西スマトラ州、および同国のブン・ハッタ大学とパートナーシップ契約を締結したと発表した。
ブン・ハッタ大学は観光学科および日本語学科を併設しており、観光業界に必要な専門知識と実践的な日本語教育を提供している。今回の提携により、日本語能力の向上と観光業に特化した実践教育を強化し、日本での就労をめざす学生を育成するとしている。
★10:29 ニューテック－3日続伸 東大松尾研発スタートアップＥｌｉｔｈと協業開始
ニューテック<6734.T>が3日続伸。同社は19日10時、東大松尾研発スタートアップＥｌｉｔｈ（東京都文京区）と革新的なAI技術の活用をめざし、協業を開始したと発表した。
同協業により、Ｅｌｉｔｈが提供する最先端のRAG（Retrieval-Augmented Generation）技術を、同社のGPUサーバやワークステーションに組み込み、より高度な情報検索・生成機能をリーズナブルに実現する新たなソリューションを共同開発する。これにより、ユーザーにとって直感的かつ効率的な情報提供や操作体験を提供することをめざすという。来期の売上目標は5000万円としている。
ニューテック<6734.T>が3日続伸。同社は19日10時、東大松尾研発スタートアップＥｌｉｔｈ（東京都文京区）と革新的なAI技術の活用をめざし、協業を開始したと発表した。
同協業により、Ｅｌｉｔｈが提供する最先端のRAG（Retrieval-Augmented Generation）技術を、同社のGPUサーバやワークステーションに組み込み、より高度な情報検索・生成機能をリーズナブルに実現する新たなソリューションを共同開発する。これにより、ユーザーにとって直感的かつ効率的な情報提供や操作体験を提供することをめざすという。来期の売上目標は5000万円としている。
★10:31 キッコーマン－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 成長鈍化を打ち返す経営意識覚醒を期待
キッコーマン<2801.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、成長鈍化を打ち返す経営意識の覚醒を期待。投資評価は「2（中立）」を継続し、目標株価を2000円→1800円に引き下げた。
ＳＭＢＣ日興では、目標株価の適正PERを28倍から25倍へ切り下げ、算出基準を27.3期へ一期進めた。利益成長の鈍化が当面、定着する可能性が高いと見込む。ただ、来期ＳＭＢＣ日興予想ベースPERは21倍まで低下、バリュエーションは底値圏にあるとし、中長期的な投資妙味が強いとみている。一方で、依然として同社に対する問題意識は変えておらず、肥大化するバランスシートを適切なレベルに改善させ、成長投資のみならず株主還元にもっと気を配り、資本効率の改善意識を高めるべきと指摘。来期を初年度とする新中計で「変化」がみえるのか引き続き注視している。
キッコーマン<2801.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、成長鈍化を打ち返す経営意識の覚醒を期待。投資評価は「2（中立）」を継続し、目標株価を2000円→1800円に引き下げた。
ＳＭＢＣ日興では、目標株価の適正PERを28倍から25倍へ切り下げ、算出基準を27.3期へ一期進めた。利益成長の鈍化が当面、定着する可能性が高いと見込む。ただ、来期ＳＭＢＣ日興予想ベースPERは21倍まで低下、バリュエーションは底値圏にあるとし、中長期的な投資妙味が強いとみている。一方で、依然として同社に対する問題意識は変えておらず、肥大化するバランスシートを適切なレベルに改善させ、成長投資のみならず株主還元にもっと気を配り、資本効率の改善意識を高めるべきと指摘。来期を初年度とする新中計で「変化」がみえるのか引き続き注視している。
★10:44 住友ファーマ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 想定以上の上方修正、白血病治療薬進展に期待
住友ファーマ<4506.T>が底堅い。ＳＭＢＣ日興証券では、想定以上の上方修正、白血病治療薬の進展に期待。投資評価は「2（中立）」を継続し、目標株価を650円→800円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、基幹3製品成長と追加の人員削減によって25.3期以降の継続的な黒字化確度が高まったとみて目標株価を引き上げた。業績予想については、足元の好調を反映し、ピーク売り上げを抗がん剤オルゴビクス1500→1550億円、過活動膀胱治療薬ジェムテサ980→1070億円に引き上げた。コスト削減が計画通り進ちょくしていることも考慮し、中長期のコア営業利益のベースラインは従来約200億円→約300億円に引き上げた。もう一段の株価上昇には、白血病薬enzomenibや大塚ホールディングス<4578.T>に導出した統合失調症薬ulotarontなどの成功が必要としている。
住友ファーマ<4506.T>が底堅い。ＳＭＢＣ日興証券では、想定以上の上方修正、白血病治療薬の進展に期待。投資評価は「2（中立）」を継続し、目標株価を650円→800円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、基幹3製品成長と追加の人員削減によって25.3期以降の継続的な黒字化確度が高まったとみて目標株価を引き上げた。業績予想については、足元の好調を反映し、ピーク売り上げを抗がん剤オルゴビクス1500→1550億円、過活動膀胱治療薬ジェムテサ980→1070億円に引き上げた。コスト削減が計画通り進ちょくしていることも考慮し、中長期のコア営業利益のベースラインは従来約200億円→約300億円に引き上げた。もう一段の株価上昇には、白血病薬enzomenibや大塚ホールディングス<4578.T>に導出した統合失調症薬ulotarontなどの成功が必要としている。
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