前場コメント No.4 大塚HD、KADOKAWA、バリオセキュア、シキノハイテック、壽屋、Aiming
★9:10 大塚HD-大和が目標株価を引き上げ 株主還元の予想も上方修正
大塚ホールディングス<4578.T>が続伸。大和証券では、株主還元の予想も上方修正。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は8900円→9300円に引き上げた。
大和では、24/12期下期に従来予想を上回った抗精神病薬エビリファイメンテナや同レキサルティなどの売上と抗がん剤Kisqaliなどのロイヤリティ収入の予想を増額。また、IgA腎症治療剤シベプレンリマブの上市が大和の従来想定よりやや早い可能性が高まっているとみて予想に反映した。ICU Medicalとの合弁会社設立による北米での輸液事業参入も織り込んだという。一方、研究開発費の予想は25/12期会社予想などを参考に増額した。株主還元の予想については、24/12期決算説明会で会社が自己株式取得をより機動的に実施する可能性に前向きな姿勢を示したことなどを踏まえ、当面は年250億円の自己株式取得が実施される想定を織り込んだとコメントしている。
大塚ホールディングス<4578.T>が続伸。大和証券では、株主還元の予想も上方修正。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は8900円→9300円に引き上げた。
大和では、24/12期下期に従来予想を上回った抗精神病薬エビリファイメンテナや同レキサルティなどの売上と抗がん剤Kisqaliなどのロイヤリティ収入の予想を増額。また、IgA腎症治療剤シベプレンリマブの上市が大和の従来想定よりやや早い可能性が高まっているとみて予想に反映した。ICU Medicalとの合弁会社設立による北米での輸液事業参入も織り込んだという。一方、研究開発費の予想は25/12期会社予想などを参考に増額した。株主還元の予想については、24/12期決算説明会で会社が自己株式取得をより機動的に実施する可能性に前向きな姿勢を示したことなどを踏まえ、当面は年250億円の自己株式取得が実施される想定を織り込んだとコメントしている。
★9:16 KADOKAWA-東海東京が目標株価を引き上げ 海外自社パブリッシングを行う大型タイトル発表に注目
KADOKAWA<9468.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、海外自社パブリッシングを行う大型タイトル発表に注目。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は4640円→4700円に引き上げた。
東海東京では、理由として、(1)「ELDEN RING」の本編、DLCの販売好調(本編の累計販売本数は2860万本に到達)は、改めてフロム・ソフトウェアの開発力やグローバルでの高いブランド力を明示、26/3期投入予定の「ELDEN RING NIGHTREIGN」も販売好調が期待されること、(2)引き続き27/3期投入を想定するフロム・ソフトウェアの新規大型タイトルのグローバル・パブリッシングが、ソニーグループ(6758、Outperform)との協力の下実施されると判断、ゲーム事業の大幅な収益力強化が期待されること、(3)海外が牽引するアニメ関連事業の中期的拡大が期待され、海外出版事業の回復・成長も促すと考えることなどを挙げた。
KADOKAWA<9468.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、海外自社パブリッシングを行う大型タイトル発表に注目。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は4640円→4700円に引き上げた。
東海東京では、理由として、(1)「ELDEN RING」の本編、DLCの販売好調(本編の累計販売本数は2860万本に到達)は、改めてフロム・ソフトウェアの開発力やグローバルでの高いブランド力を明示、26/3期投入予定の「ELDEN RING NIGHTREIGN」も販売好調が期待されること、(2)引き続き27/3期投入を想定するフロム・ソフトウェアの新規大型タイトルのグローバル・パブリッシングが、ソニーグループ(6758、Outperform)との協力の下実施されると判断、ゲーム事業の大幅な収益力強化が期待されること、(3)海外が牽引するアニメ関連事業の中期的拡大が期待され、海外出版事業の回復・成長も促すと考えることなどを挙げた。
★9:18 バリオセキュア-ストップ高買い気配 NTTコム提供「セキュリティ YOROZU 相談」のパートナーに
バリオセキュア<4494.T>がストップ高買い気配。同社は12日、NTT<9432.T>グループのNTTコミュニケーションズが展開する「セキュリティ YOROZU 相談」のパートナーになったと発表した。
「セキュリティ YOROZU 相談」は、顧客の社内端末から得られる情報を分析し、セキュリティリスクの可視化と対策を提案するサービス。同社では「セキュリティYOROZU 相談」の境界防御型セキュリティ対策を自社開発の国産UTM(統合脅威管理)を活用したBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)として提供し、「セキュリティ YOROZU 相談」自体の提案活動にも協力するとしている。
バリオセキュア<4494.T>がストップ高買い気配。同社は12日、NTT<9432.T>グループのNTTコミュニケーションズが展開する「セキュリティ YOROZU 相談」のパートナーになったと発表した。
「セキュリティ YOROZU 相談」は、顧客の社内端末から得られる情報を分析し、セキュリティリスクの可視化と対策を提案するサービス。同社では「セキュリティYOROZU 相談」の境界防御型セキュリティ対策を自社開発の国産UTM(統合脅威管理)を活用したBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)として提供し、「セキュリティ YOROZU 相談」自体の提案活動にも協力するとしている。
★9:20 シキノハイテック-ストップ高買い気配 米CASTと提携
シキノハイテック<6614.T>がストップ高買い気配。同社は12日、シリコン知的財産(IP)ソリューションのリーディングプロバイダーであるComputer Aided Software Technologies(米国 CAST)と世界の半導体市場における両社のIPラインナップと販路拡大をめざした新たな戦略的提携を結ぶと発表した。
同提携により、CASTは同社が保有するIPコア(JPEG XLなどの画像圧縮技術)の提供を世界に向けて開始し、将来的に他の画像処理IP製品へも拡大させる見通しとしている。
シキノハイテック<6614.T>がストップ高買い気配。同社は12日、シリコン知的財産(IP)ソリューションのリーディングプロバイダーであるComputer Aided Software Technologies(米国 CAST)と世界の半導体市場における両社のIPラインナップと販路拡大をめざした新たな戦略的提携を結ぶと発表した。
同提携により、CASTは同社が保有するIPコア(JPEG XLなどの画像圧縮技術)の提供を世界に向けて開始し、将来的に他の画像処理IP製品へも拡大させる見通しとしている。
★9:25 壽屋-東海東京が目標株価を引き上げ ようやくメディアミックス展開が始動
壽屋<7809.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、ようやくメディアミックス展開が始動と指摘。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は2140円→2190円に引き上げた。
東海東京では、25年4月には自社IPアニメ「かいじゅうせかいせいふく」、放送時期未定もテレビ朝日との協業に基づく自社IPアニメ「アルカナディア」の放送を予定するなど、ようやくメディアミックス展開が始動と指摘。「かいじゅうせかいせいふく」はライセンスアウト型ビジネス展開を予定、コンビニ大手「ファミリーマート」が、アプリ「ファミペイ」やレジの液晶画面、店内サイネージなどに同タイトルのキャラクターを登場させる予定で、「ファミリーマート」を起点としたライセンス先拡大の可能性に注目。「アルカナディア」は、プラモデルで高い人気を誇るIPであり、26/6期以降の国内外でのプラモデル売上拡大に貢献するかに注目している。
壽屋<7809.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、ようやくメディアミックス展開が始動と指摘。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は2140円→2190円に引き上げた。
東海東京では、25年4月には自社IPアニメ「かいじゅうせかいせいふく」、放送時期未定もテレビ朝日との協業に基づく自社IPアニメ「アルカナディア」の放送を予定するなど、ようやくメディアミックス展開が始動と指摘。「かいじゅうせかいせいふく」はライセンスアウト型ビジネス展開を予定、コンビニ大手「ファミリーマート」が、アプリ「ファミペイ」やレジの液晶画面、店内サイネージなどに同タイトルのキャラクターを登場させる予定で、「ファミリーマート」を起点としたライセンス先拡大の可能性に注目。「アルカナディア」は、プラモデルで高い人気を誇るIPであり、26/6期以降の国内外でのプラモデル売上拡大に貢献するかに注目している。
★9:29 Aiming-急騰 新作ゲーム「ウィンヒロ」 iOSセルランは足元30位台
Aiming<3911.T>が急騰。同社が12日に正式サービスを開始した、テレビアニメ「WIND BREAKER(ウィンブレ)」を題材とした完全新作オンラインゲーム「WIND BREAKER 不良たちの英雄譚(ウィンヒロ)」のセールスランキングが材料視されている。
同ゲームのiOSセールスランキングは足元33位、無料人気ランキングでは1位となっている。堅調な滑り出しと判断され、株価は業績期待の買いが入っている。
Aiming<3911.T>が急騰。同社が12日に正式サービスを開始した、テレビアニメ「WIND BREAKER(ウィンブレ)」を題材とした完全新作オンラインゲーム「WIND BREAKER 不良たちの英雄譚(ウィンヒロ)」のセールスランキングが材料視されている。
同ゲームのiOSセールスランキングは足元33位、無料人気ランキングでは1位となっている。堅調な滑り出しと判断され、株価は業績期待の買いが入っている。
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