後場コメント No.5 任天堂、フィックスタース、Cマネジメント、クロスフォー、エニグモ、リョービ

2025/03/17(月) 15:34
★14:46  任天堂-みずほが目標株価引き上げ 4月2日配信予定のスイッチ2の発表会に期待/注目
 任天堂<7974.T>が5日続伸。みずほ証券では、4月2日配信予定のスイッチ2の発表会に期待/注目。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を10500円→12300円へ引き上げた。
 
 みずほでは、2025年に入り同社の株価はおおむね好調とみているが、スイッチ2への注目/期待感とその反動に加え、相場の選好(特に関税問題は前提の置き方で選好/リスクの両面に)により株価の振れ幅も大きいと指摘。4月2日のNintendo Switch 2のNintendo Directは、中期的なカタリストとして期待/注目される一方で、発表内容次第ではいったん出尽くし→ガイダンスリスクへの警戒感などから、その後の株価が短期的に弱含む局面もあり得るなど、今後も株価変動が大きい流れが続くことも想定している。したがって、「バイ&ホールド」をベースに、短期的な押し目は投資機会と考える投資スタンスは今も不変としている。

★14:56  フィックスターズ-大幅続伸 量子計算機、計算ミス抑制にメド 30年実用化へ着々=日経
 フィックスターズ<3687.T>が大幅続伸。16日付の日本経済新聞朝刊は、次世代の計算機として期待を集める大型量子コンピューターの実用化に向けた技術開発が相次いでいると報じた。

 記事によると、米グーグルや米アマゾン・ドット・コムは最大の課題だった計算エラーを訂正する新型チップを開発したという。7日から米テキサス州オースティンで開かれたイベント「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」の講演に登壇したIBMのアービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は「4年間で驚きの成果を目にすることになる」と強調したという。クリシュナ氏が楽観的な見通しを表明したのは計算エラーの制御が飛躍的に進んでいることが背景にあるとしている。
 
 報道を受け、同社のほか、日本ラッド<4736.T>、エヌエフホールディングス<6864.T>など量子コンピューター関連銘柄に買いが入っている。

★15:09  コンピューターマネージメント-もみ合い 期末配当を増額 10円増配へ
 コンピューターマネージメント<4491.T>がもみ合い。同社は14日15時、25.3期の期末配当を従来予想の40円に対し50円(前の期末は40円)に決定したと発表した。年間配当も同額となる。

★15:10  クロスフォー-後場上げ幅拡大 上期営業黒字転換 受注が堅調に推移
 クロスフォー<7810.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日15時04分、25.7期上期(8-1月)の連結営業利益は2500万円の黒字(前年同期は4100万円の赤字)だったと発表した。

 前期より取り組んできたライブ販売の成果が顕在化したこと、国内の大手小売店、問屋の地金相場高騰に適した企画提案が奏功し、受注が堅調に推移したことなどが寄与した。

★15:11  エニグモ-売り買い交錯 今期営業益28%減見込む 株主優待制度を導入
 エニグモ<3665.T>が売り買い交錯。同社は17日15時、26.1期通期の連結営業利益予想を5.4億円(前期比27.5%減)に、年間配当予想を未定(前期は10円)にすると発表した。

 インフラのAI-readyクラウドシフト投資、AI広告投資、ハイブリッドワーク関連投資および新収益事業の育成への投資を進めること、並びにのれん償却費の影響から減益の見通し。

 25.1期通期の連結営業利益は7.4億円だった。会社計画5.4億円を上回った。基幹事業である海外ブランド・ファッション通販「BUYMA(バイマ)」において、取扱高が従来予想を上回って推移したことが寄与した。
 
 今期が減益見通しとなったものの、同時に発表した株主優待制度の導入を受けて株価は売り買いが交錯している。

★15:11  エニグモ-売り買い交錯 株主優待制度を導入
 エニグモ<3665.T>が売り買い交錯。同社は17日15時、株主優待制度の導入を発表した。

 毎年7月31日現在の株主名簿に記載または記録され、継続保有の要件として、同一の株主番号にて2回連続(1月末および7月末)で株主名簿に200株以上の保有が記載または記録されている株主が対象。 
 
 海外ブランド・ファッション通販「BUYMA(バイマ)」もしくは「BUYMA TRAVEL」で利用可能な株主優待クーポンを贈呈する。保有株数に応じて金額は2000円分~1万円分となる。2025年7月31日を基準日とする初回の株主優待については、継続保有の要件は適用除外するとしている。

 なお、同時に決算も発表しており、株価は売り買いが交錯している。

★15:15  リョービ-続伸 ギガキャストの巨大金型、26年メドに国内生産=日経
 リョービ<5851.T>が続伸。日本経済新聞電子版は17日14時19分、同社が電気自動車(EV)で採用が広がるアルミの一体成型技術「ギガキャスト」の巨大な金型を2026年をメドに国内で生産すると報じた。
 
 記事によれば、ギガキャストの金型はEVの品質を左右する重要な部品だが、国内では生産していないもよう。中国産の金型の導入コストは高く、国内で内製化してコストを抑える狙いがあるとしている。

 報道を受け、株価は前営業日比3.5%高となる場面がみられた。


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