前場コメント No.6 アドバンテ、オリックス、ティムコ、JR東日本、GENDA、東京メトロ

2025/03/19(水) 11:30
★9:29  アドバンテスト-5日ぶり大幅反落 米ハイテク株安を嫌気 エヌビディアは3%安
 アドバンテスト<6857.T>が5日ぶり大幅反落。米ハイテク株の下落などが嫌気されている。

 前日の米国市場は主要3指数ともに3日ぶりの下落。中銀イベントを前に、2営業日連続で上昇していたこともあって売りが優勢だった。エヌビディアのジェンスン・ファンCEOは18日に年次開発者会議「GTC」の基調講演で次世代半導体などの計画を公表したが、好感されず株価は3%安で終了。マグニフィセントセブンは全銘柄下落となった。

 このことを受け、国内半導体関連の一角も売りが優勢となっている。ディスコ<6146.T>やソシオネクスト<6526.T>、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>なども安い。

★9:34  オリックス-5日続伸 船舶仲介参入 双日子会社を買収へ=日経
 オリックス<8591.T>が5日続伸。19日の日本経済新聞朝刊は、同社が月内にも、双日<2768.T>子会社の双日船舶を買収し、船舶の仲介業へ本格参入すると報じた。7割出資した上で双日と共同で運営し、仲介業の収益拡大をめざすという。
 
 記事によると、仲介業は船主などから情報収集をして、仲介や売買のニーズを聞き取る必要があり、多くの専門人材を必要とするという。同社は買収を機に、双日が持つ人材や顧客基盤、ノウハウを取り込んで機能を補完するとしている。

★9:41  ティムコ-急落 16万6000株の立会外分売を実施へ
 ティムコ<7501.T>が急落。同社は18日、16万6000株の立会外分売を実施すると発表した。分売実施日は3月27日。一定数量の売却意向があり、発行会社として検討した結果、流動性の向上、株式の分布状況の改善を図ること、その結果として流通株式時価総額の向上を目的として実施するとしている。

★9:48  JR東日本-反発 インド、高速鉄道に同社の新型新幹線「E10系」導入検討=日経
 JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020.T>が反発。18日付の日本経済新聞朝刊は、インド政府が同国西部で進める高速鉄道計画に、同社が開発中の次世代新幹線車両「E10系」の採用を検討していることがわかったと報じた。
 
 記事によると、E10系はJR東の次世代車両で、4日に30年度から東北新幹線に導入することを発表したばかり。日立製作所<6501.T>と川崎重工業<7012.T>が生産を担う。インド側でプロジェクトを担当するインド高速鉄道公社が3月中にも採用を内定し、日立・川崎重工との間で具体的な計画をまとめるとしている。

★9:52  GENDA-3日続伸 2月度の売上高27%増
 GENDA<9166.T>が3日続伸。同社は18日、2月度の合計売上高は速報値で94.5億円(前年同月比26.6%増)だったと発表した。

 エンタメ・プラットフォーム事業の売上高は87.5億円(同32.0%増)、エンタメ・コンテンツ事業の売上高は7.0億円(同16.2%減)となった。

★10:02  東京メトロ-続落 24時間・無人フィットネスジム事業に参画
 東京メトロ(東京地下鉄)<9023.T>が続落。同社は18日、フィットネスジム「LifeFit」を運営する株式会社FiT(京都府京都市)とフランチャイズ契約を締結し、24時間・無人フィットネスジム事業に参画すると発表した。同契約に基づき、4月28日に「LifeFit」フランチャイズ1号店を東西線葛西駅付近に開業するとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。


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