前場コメント No.5 fantasis、オークワ、ポーラオルHD、エクサウィザー、ピジョン、シーユーシー

2025/03/26(水) 11:30
★9:28  fantasista-3日ぶり反発 目黒区総合庁舎に中国提携先のEV充電器採用
 fantasista<1783.T>が3日ぶり反発。同社は25日、海外提携先であるGresgying Digital Technology(中国)社製のEV(電気自動車)急速充電器が公共施設向けとして東京都の目黒区総合庁舎に採用されたと発表した。

 同社の中国提携先製品として国内で初めて導入された事例となる。販売台数は1台(充電口数は2口)。充電に使用する電力は100%再生可能エネルギーで供給されるとしている。

★9:37  オークワ-3日続落 通期最終損益を下方修正 一転赤字へ
 オークワ<8217.T>が3日続落。同社は25日、25.3期通期の純損益予想を従来の5.5億円の黒字から23.8億円の赤字(前期は10.0億円の黒字)に下方修正すると発表した。

 各種施策の浸透が想定以上に時間を要していることに加え、消費者の購買行動の変化に適切に対応できなかったことも重なり、来店客数が当初の想定を下回ったことで、売上不振となったという。営業店舗の減損損失計上額が想定以上となったことも踏まえた。

 併せて、中期経営計画の達成時期を見直すと発表した。現在推進している中期経営計画において掲げた営業数値目標について、市場環境の変化や、各施策の進捗状況および直近の決算状況を鑑み、計画最終年度における達成が困難であると判断したという。

 現時点で、営業数値目標の達成時期については再設定せず、状況を慎重に見極めながら、見通しが明確になり次第、開示するとしている。

★9:37  オークワ-3日続落 140万株・10億円を上限に自社株買い 割合は3.35%
 オークワ<8217.T>が3日続落。同社は25日、140万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年4月2日~2026年4月1日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.35%となる。

 なお、同日発表された通期の業績予想の下方修正などが嫌気され、株価は売りが優勢となっている。

★9:42  ポーラオルビス-大和が目標株価引き下げ 当面厳しい連結業績
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>がもみ合い。大和証券では、ポーラ回復は早くて下期、当面厳しい連結業績を予想。レーティングは「3(中立)」を継続し、目標株価を1470円→1200円に引き下げた。

 大和では、焦点の一つだった24.12期4Q(10-12月)の国内「ポーラ」売り上げはプラス転換には未だ遠い状況と指摘。4Qのオルビス事業の売り上げが6.0%増にとどまったこと(3Qは14.7%増だった)もネガティブとコメントしている。ポーラ事業の回復は早くて25.12期の下期になる見通しであり、連結業績は当面厳しいと想定。オルビスで手腕を発揮した小林氏が1月からポーラの社長に就いており、事業立て直しに注目としている。

★9:51  エクサウィザーズ-続伸 「exaBase IRアシスタント」の導入社数が100社到達
 エクサウィザーズ<4259.T>が続伸。同社は26日8時30分、業務特化型生成AIサービスの「exaBase IRアシスタント」の導入社数が100社に到達したと発表した。
 
 「exaBase IRアシスタント」はIR業務に特化した生成AIサービス。特に面談議事録(日英)の精度の高さや、構造化された議事録、これまでに蓄積したIR面談議事録に基づく定量分析、投資家の質問傾向分析、投資家毎のフォーカスを可視化する機能が評価されているとしている。

★9:51  ピジョン-大和が目標株価引き上げ 日中が回復し短期業績の基調は良好と考える
 ピジョン<7956.T>が5日ぶり反発。大和証券では、中国と日本が回復し短期業績の基調は良好と想定。レーティングは「3(中立)」を継続し、目標株価を1520円→1890円に引き上げた。

 同社について、中国は積極的な販促活動が奏功しシェアを回復、日本でも育児家電がヒットするなど、会社いわく「歯車が噛み合ってきている」として、大和では短期業績の基調は良好と判断。持続的な業績拡大に向け、エイジアップ(顧客層の拡大)戦略やランシノなど他事業の伸長に注目としている。

★10:01  シーユーシー-3日ぶり大幅反発 社長が日経CNBC出演 法令遵守徹底を説明
 シーユーシー<9158.T>が3日ぶり大幅反発。26日放送の経済番組「日経CNBC」において、同社の濱口慶太社長が出演したことが材料視されている。

 番組の特集「トップに聞く」において濱口氏が出演。冒頭ではアンビスホールディングス<7071.T>が運営するホスピス「医心館」に対する不正疑惑の報道により、同社株価がつれ安したことについて触れられた。これに対し濱口氏は、コンプライアンス(法令遵守)を徹底していることについて説明。その後は会社の沿革や事業内容、業績動向などが語られた。

 社長によるコンプライアンスなどの説明があったことで、株価は安心感から買われる展開となっている。


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