前場コメント No.2 イオン、JINSHD、アダストリア、瑞光、壱番屋、任天堂
★9:04 イオン-3日ぶり反落 前期営業益を下方修正 一転減益へ
イオン<8267.T>が3日ぶり反落。同社は4日、25.2期通期の連結営業利益予想を従来の2700億円(前の期比7.6%増)から2370億円(同5.5%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは2333億円。
物価高や気候変動に伴う消費者の行動変容により、小売事業において荒利率の改善が想定通りに進まなかったことなどが響く。決算発表は4月11日の予定。
イオン<8267.T>が3日ぶり反落。同社は4日、25.2期通期の連結営業利益予想を従来の2700億円(前の期比7.6%増)から2370億円(同5.5%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは2333億円。
物価高や気候変動に伴う消費者の行動変容により、小売事業において荒利率の改善が想定通りに進まなかったことなどが響く。決算発表は4月11日の予定。
★9:06 ジンズHD-売り気配 3月度の既存店売上高19%増
ジンズホールディングス<3046.T>が売り気配。同社は4日、3月度の国内アイウエアショップにおける既存店売上高は速報値で前年同月比18.5%増だったと発表した。全店は同21.7%増となった。
継続的な販促キャンペーンや新商品などによりレンズ、フレームともに高単価の商品が好調に推移した。花粉や紫外線対策といった季節性商品も伸びた。
なお、軟調な地合いから株価も売り気配でスタートしている。
ジンズホールディングス<3046.T>が売り気配。同社は4日、3月度の国内アイウエアショップにおける既存店売上高は速報値で前年同月比18.5%増だったと発表した。全店は同21.7%増となった。
継続的な販促キャンペーンや新商品などによりレンズ、フレームともに高単価の商品が好調に推移した。花粉や紫外線対策といった季節性商品も伸びた。
なお、軟調な地合いから株価も売り気配でスタートしている。
★9:07 アダストリア-売り気配 今期営業益23%増見込むも前期の計画下振れを嫌気
アダストリア<2685.T>が売り気配。同社は4日、26.2期通期の連結営業利益予想を190億円(前期比22.5%増)に、年間配当予想を90円(前期は90円)にすると発表した。市場コンセンサスは198億円。
商品単価の見直し継続、ASEAN生産の拡大、値引き抑制により、売上総利益率を改善するとしている。
25.2期通期の連結営業利益は155億円(前の期比13.9%減)だった。会社計画の190億円を下回った。商品単価を見直したが、円安による値入の悪化、商品評価損の影響により売上総利益率が前の期比で低下したことなどが響いた。
併せて、前中計を1年前倒しで終了し、30.2期に向けた「中期経営計画2030」を策定した。数値目標として30.2期の連結売上高4000億円(25.2期は2931億円)をめざす。株主還元方針は配当性向30%に加えDOE4.5%とし、15%以上の高ROE経営を継続するとしている。
なお、株価は前期の計画下振れが嫌気され、売りが優勢となっている。
アダストリア<2685.T>が売り気配。同社は4日、26.2期通期の連結営業利益予想を190億円(前期比22.5%増)に、年間配当予想を90円(前期は90円)にすると発表した。市場コンセンサスは198億円。
商品単価の見直し継続、ASEAN生産の拡大、値引き抑制により、売上総利益率を改善するとしている。
25.2期通期の連結営業利益は155億円(前の期比13.9%減)だった。会社計画の190億円を下回った。商品単価を見直したが、円安による値入の悪化、商品評価損の影響により売上総利益率が前の期比で低下したことなどが響いた。
併せて、前中計を1年前倒しで終了し、30.2期に向けた「中期経営計画2030」を策定した。数値目標として30.2期の連結売上高4000億円(25.2期は2931億円)をめざす。株主還元方針は配当性向30%に加えDOE4.5%とし、15%以上の高ROE経営を継続するとしている。
なお、株価は前期の計画下振れが嫌気され、売りが優勢となっている。
★9:07 アダストリア-売り気配 株主優待制度を拡充 年2回実施へ
アダストリア<2685.T>が売り気配。同社は4日、株主優待制度を拡充すると発表した。
2026年2月末日とする株主優待制度より、保有株式数の基準に500株以上1000株未満を新設し、保有株式数1万株以上の株主への優待内容を保有株式数1000株以上の株主に適用する。実施回数は年2回(基準日:2月末)を、年2回(基準日:2月末および8月末)の実施に変更する。
また、長期保有株主優待制度の継続保有期間要件は「2年以上保有」を「3年以上保有」に変更するとしている。
なお、株価は同日発表した決算で、前期が計画下振れ着地となったことが嫌気されて売られている。
アダストリア<2685.T>が売り気配。同社は4日、株主優待制度を拡充すると発表した。
2026年2月末日とする株主優待制度より、保有株式数の基準に500株以上1000株未満を新設し、保有株式数1万株以上の株主への優待内容を保有株式数1000株以上の株主に適用する。実施回数は年2回(基準日:2月末)を、年2回(基準日:2月末および8月末)の実施に変更する。
また、長期保有株主優待制度の継続保有期間要件は「2年以上保有」を「3年以上保有」に変更するとしている。
なお、株価は同日発表した決算で、前期が計画下振れ着地となったことが嫌気されて売られている。
★9:07 瑞光-売り気配 今期営業黒字転換見込む 前期は赤字転落
瑞光<6279.T>が売り気配。同社は6日、26.2期通期の連結営業損益予想を10.0億円の黒字(前期は3.1億円の赤字)に、年間配当予想を16円(前期は10円)にすると発表した。
衛生用品製造機械の売る上げが大きく増加しないとの想定に立ち、コスト競争力を高め収益性を改善することに注力する。併せて、衛生用品製造機械以外の新規事業の育成にも引き続き積極的に取り組むとしている。
25.2期通期の連結営業損益は3.1億円の赤字(前の期は10.3億円の黒字)だった。会社計画の2.0億円の黒字を下回った。進行中の受注済み案件を再精査したところ、受注時の想定よりも総原価予想が増加したことや、海外子会社の棚卸資産の販売可能性を保守的に検討して評価損を計上したことなどにより、売上原価が予想を大きく上回ったことなどが響いた。
なお株価は、前期の赤字転落が嫌気され、売りが優勢となっている。
瑞光<6279.T>が売り気配。同社は6日、26.2期通期の連結営業損益予想を10.0億円の黒字(前期は3.1億円の赤字)に、年間配当予想を16円(前期は10円)にすると発表した。
衛生用品製造機械の売る上げが大きく増加しないとの想定に立ち、コスト競争力を高め収益性を改善することに注力する。併せて、衛生用品製造機械以外の新規事業の育成にも引き続き積極的に取り組むとしている。
25.2期通期の連結営業損益は3.1億円の赤字(前の期は10.3億円の黒字)だった。会社計画の2.0億円の黒字を下回った。進行中の受注済み案件を再精査したところ、受注時の想定よりも総原価予想が増加したことや、海外子会社の棚卸資産の販売可能性を保守的に検討して評価損を計上したことなどにより、売上原価が予想を大きく上回ったことなどが響いた。
なお株価は、前期の赤字転落が嫌気され、売りが優勢となっている。
★9:08 壱番屋-6日続落 今期営業益9.6%増見込む 前期は4.5%増
壱番屋<7630.T>が6日続落。同社は4日、26.2期通期の連結営業利益予想を54.0億円(前期比9.6%増)に、年間配当予想を16円(前期は16円)にすると発表した。
基盤事業である国内CoCo壱番屋では、引き続き新規出店と店舗収益力の改善に取り組むとともに、SNSなどを活用したマーケティング施策を実施しブランド力の向上に努める。海外CoCo壱番屋は、北米事業の展開と中国事業の立て直しなどに取り組み、国内子会社事業については、店舗展開を加速させるとともに、引き続きM&Aを活用した新規業態の取得を進めるとしている。
25.2期通期の連結営業利益は49.3億円(前の期比4.5%増)だった。
併せて、配当方針を変更すると発表した。変更後は「長期的に安定した配当を行うこと」を基本方針とし、1株当たりの年間配当額の下限を16円とし、成長投資とのバランスを図りながら、利益配分を実施する。また、内部留保金については、新規店舗の出店や既存店舗のリニューアル、海外事業のさらなる展開、M&Aを活用した新規業態の展開などに投資するとしている。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
壱番屋<7630.T>が6日続落。同社は4日、26.2期通期の連結営業利益予想を54.0億円(前期比9.6%増)に、年間配当予想を16円(前期は16円)にすると発表した。
基盤事業である国内CoCo壱番屋では、引き続き新規出店と店舗収益力の改善に取り組むとともに、SNSなどを活用したマーケティング施策を実施しブランド力の向上に努める。海外CoCo壱番屋は、北米事業の展開と中国事業の立て直しなどに取り組み、国内子会社事業については、店舗展開を加速させるとともに、引き続きM&Aを活用した新規業態の取得を進めるとしている。
25.2期通期の連結営業利益は49.3億円(前の期比4.5%増)だった。
併せて、配当方針を変更すると発表した。変更後は「長期的に安定した配当を行うこと」を基本方針とし、1株当たりの年間配当額の下限を16円とし、成長投資とのバランスを図りながら、利益配分を実施する。また、内部留保金については、新規店舗の出店や既存店舗のリニューアル、海外事業のさらなる展開、M&Aを活用した新規業態の展開などに投資するとしている。
なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。
★9:08 任天堂-売り気配 Switch2、米国での予約開始延期 トランプ関税で=日経
任天堂<7974.T>が売り気配。日本経済新聞電子版は5日3時51分、同社が新型ゲーム機「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ・ツー)」の米国での予約開始日を9日から延期すると明らかにしたと報じた。
記事によると、同社の米国法人が明らかにしたという。「関税の影響や市場環境の変化を見定めるため、米国での予約注文は9日に開始しない」と説明している。新しい予約開始日は後日発表する。現時点で、6月5日とした発売日には変更はないとしている。
任天堂<7974.T>が売り気配。日本経済新聞電子版は5日3時51分、同社が新型ゲーム機「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ・ツー)」の米国での予約開始日を9日から延期すると明らかにしたと報じた。
記事によると、同社の米国法人が明らかにしたという。「関税の影響や市場環境の変化を見定めるため、米国での予約注文は9日に開始しない」と説明している。新しい予約開始日は後日発表する。現時点で、6月5日とした発売日には変更はないとしている。
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