後場コメント No.2 力の源HD、メタプラネット、しずおか、ワールド、住友鉱、第一生命

2025/04/07(月) 15:30
★12:48  力の源HD-7日続落 3月度の既存店売上高1.3%増 前月比では伸び鈍化
 力の源ホールディングス<3561.T>が7日続落。同社は4日、3月度の国内直営既存店売上高は前年同月比1.3%増だったと発表した。前月比では2.7ポイント低下した。全店は同7.9%増で、前月比では2.3ポイント低下した。

★12:48  メタプラネット-一時ストップ安 暗号資産価格の下落を嫌気 ビットコイン8万ドル割れ
 メタプラネット<3350.T>が一時ストップ安。暗号資産価格の下落が嫌気されている。

 トランプ米大統領が発表した相互関税を発端とする貿易戦争への警戒により、世界的な景気後退懸念が拡大。リスク資産から資金が流出し、ビットコイン価格は足元8万ドル割れ、イーサリアムやリップルなども下げている。

 暗号資産相場の下落を受け、ビットコインに投資する同社は前場に一時ストップ安となる場面が見られた。リミックスポイント<3825.T>やセレス<3696.T>なども2ケタの下落率となっている。

★12:54  しずおかFG-野村が目標株価引き上げ 利益水準の切り上がりと還元額向上に期待
 しずおかフィナンシャルグループ<5831.T>が7日続落。野村証券では、利益水準の切り上がりと還元額向上に期待。投資判断「Buy」を継続、目標株価を1850円→2250円と引き上げた。

 好調なQ3決算発表後、同社株は地銀株のなかでも比較的強含みの推移となっている。しかし、25年度以降の業績が堅調に推移し、それが株主還元の強化につながることを想定すると、引き続き堅調な株価推移が期待できると野村ではみている。

★13:03  ワールド-反落 法人向け利益2倍に アパレル受託生産、中小開拓=日経
 ワールド<3612.T>が反落。7日付の日本経済新聞朝刊は、同社が受託生産や他社店舗のプロデュースといった法人向け(BtoB)事業の利益を2倍に引き上げると報じた。
 
 記事によると、2月に三菱商事<8058.T>から衣料生産部門を買収し、アパレルのOEM(相手先ブランドによる生産)を拡大する。特に自前で生産能力を持たない中小事業者の受け皿となることを狙うという。衣料の販売に売上高の7割を依存する構造から脱却し、成長をめざすとしている。

 なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。

★13:05  住友金属鉱山-大幅安 景気後退懸念で銅・ニッケルなど下落 JX金属も安い
 住友金属鉱山<5713.T>が大幅安。非鉄金属価格の下落が嫌気されている。
 
 米トランプ政権による相互関税を巡り、中国が報復措置を発表。貿易摩擦による世界的な景気後退懸念から銅、ニッケルなどの非鉄価格が急落しており、金も換金売りが出た。非鉄金属価格の下落を受け、同社、三井金属鉱業<5706.T>、三菱マテリアル<5711.T>、JX金属<5016.T>などの関連銘柄も大きく下落する展開となっている。

★13:16  第一生命HD-4日続落 豪保険に800億円 個人年金に強み、15%出資=日経
 第一生命ホールディングス<8750.T>が4日続落。7日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2025年度内にオーストラリアの大手保険会社チャレンジャーに15%出資すると報じた。
 
 記事によると、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が保有する全株式を800億円で取得するという。豪市場で優位を固め、グループ収益の拡大につなげる。年金運用で先進国とされる豪州の知見も得るとしている。
 
 なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。


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