前場コメント No.5 FIXER、TSIHD、寿スピリッツ、アルバック、大黒天、PRISMBio

2025/04/14(月) 11:31
★9:11  FIXER-大幅に3日続伸 上期営業赤字転落も悪材料出尽くし
 FIXER<5129.T>が大幅に3日続伸。同社は11日、25.8期上期(9-2月)の営業損益は5.3億円の赤字(前年同期は5.0億円の黒字)だったと発表した。

 クラウドやソフトウェアのライセンスのリセール、マネージドサービス(保守・運用・エンハンス開発)が大幅減収となったことなどが響いた。

 なお株価は、悪材料出尽くしで買いが優勢となっている。

★9:17  TSIHD-急落 今期最終益72%減見込む 減配見通しも発表
 TSIホールディングス<3608.T>が急落。同社は11日、26.2期通期の連結純利益予想を42.0億円(前期比72.4%減)に、年間配当予想を40円(前期は65円)にすると発表した。

 既存ブランドについては一定の成長を計画している一方で、前期にブランドポートフォリオの見直しにより複数の事業を撤退した影響が表れることを見込む。

 25.2期通期の連結純利益は152.3億円(前の期比3.1倍)だった。固定資産売却益を計上したことなどが寄与した。

★9:19  寿スピリッツ-急落 前期売上高は概算13%増 コンセンサス下回る
 寿スピリッツ<2222.T>が急落。同社は11日、25.3期通期の売上高は概算で723億円(前の期比13.0%増)だったと発表した。4Q(1-3月)の売上高は概算で185億円(同9.0%増)となった。25.3期通期の連結売上高予想は700億円。市場コンセンサスは729億円となっている。

 併せて、期末配当予想を従来の28円から32円(24.3期末は28円)に引き上げると発表した。年間配当予想も同額となる。

 なお、概算の売上高がコンセンサスを下回ったことで、株価は売りが優勢となっている。

★9:24  アルバック-急騰 阪大と純国産の量子計算機 万博で8月公開=日経
 アルバック<6728.T>が急騰。13日付の日本経済新聞朝刊は、同社や大阪大学などが、日本製の部材のみを使って開発した初の純国産量子コンピューターを8月にも大阪・関西万博で公開すると報じた。

 記事によると、3月から阪大の豊中キャンパス(大阪府豊中市)内で量子コンピューターの組み立てと機器の調整を進めており、8月までに完成させる。国産と銘打った超電導方式の量子コンピューターはこれまでもあったが、計算を担う心臓部は国産だが、ほかの部分には海外製の部品や装置も使われていたとしている。

★9:27  大黒天物産-急騰 3Q累計営業益9%増 自社物流構築によるコスト削減など寄与
 大黒天物産<2791.T>が急騰。同社は11日、25.5期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は72.5億円(前年同期比9.3%増)だったと発表した。

 「高品質・低価格」の商品展開や、自社物流の構築による物流コスト削減、産地からの最短定温物流実現による生鮮食品の鮮度向上を推進した。成長戦略としている高速多店舗化出店を掲げ、店舗数の増加によって中国および関西の両センターの稼働率を上げることでコスト削減を実現した。この結果、増益となった。

★9:32  プリズムバイオラボ-急騰 AI創薬のElixと業務提携
 PRISM BioLab<206A.T>が急騰。同社は14日9時、AIを用いた創薬企業のElix(東京都千代田区)と業務提携したと発表した。

 これにより細胞内のタンパク質・タンパク質相互作用を制御する同社独自のペプチド模倣技術と、Elixの最先端AI創薬プラットフォームを組み合わせ、これまで標的分子の選定が困難とされてきた化合物に対して研究を加速させるとしている。


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