前場コメント No.1 日野自、坪田ラボ、アサカ理研、デジグリッド、ナイル、アマノ
★9:00 日野自動車-買い気配 三菱ふそうと統合へ 26年4月目標に持ち株会社上場めざす=日経
日野自動車<7205.T>が買い気配。日本経済新聞電子版は22日5時、トヨタ自動車<7203.T>傘下の同社と独ダイムラートラック傘下の三菱ふそうトラック・バスが、経営統合に最終合意する方向で調整に入ったと報じた。
記事によれば、持ち株会社を設立し2026年4月を目標に上場をめざすようだ。同社のエンジン認証不正への対応が長期化して、24年2月に最終契約の締結を無期限で延期したが、一連の不正問題がほぼ終結したことから統合協議が進んだもよう。新会社はトヨタの持ち株会社への議決権比率は20%弱になる見通しで、トヨタの持ち分法適用会社から外れるとしている。
同社は22日8時50分、上記の報道は同社が発表したものではないとコメント。以前に公表した通り、経営統合について検討を進めているが、記事に記載のあった最終合意や持ち株会社上場の時期、持ち株会社への出資比率や議決権比率、持ち株会社の会計上の扱いなどについて現時点で決まっていることはないとした。公表すべき事実が決まった場合には、速やかに開示するとしている。
日野自動車<7205.T>が買い気配。日本経済新聞電子版は22日5時、トヨタ自動車<7203.T>傘下の同社と独ダイムラートラック傘下の三菱ふそうトラック・バスが、経営統合に最終合意する方向で調整に入ったと報じた。
記事によれば、持ち株会社を設立し2026年4月を目標に上場をめざすようだ。同社のエンジン認証不正への対応が長期化して、24年2月に最終契約の締結を無期限で延期したが、一連の不正問題がほぼ終結したことから統合協議が進んだもよう。新会社はトヨタの持ち株会社への議決権比率は20%弱になる見通しで、トヨタの持ち分法適用会社から外れるとしている。
同社は22日8時50分、上記の報道は同社が発表したものではないとコメント。以前に公表した通り、経営統合について検討を進めているが、記事に記載のあった最終合意や持ち株会社上場の時期、持ち株会社への出資比率や議決権比率、持ち株会社の会計上の扱いなどについて現時点で決まっていることはないとした。公表すべき事実が決まった場合には、速やかに開示するとしている。
★9:00 坪田ラボ-買い気配 前期営業損益を上方修正 ライセンス契約締結などを踏まえる
坪田ラボ<4890.T>が買い気配。同社は21日、25.3期通期の営業損益予想を従来の1.3億円の黒字から2.6億円の黒字(前の期は6.5億円の赤字)に上方修正すると発表した。
Beijing Yijie Pharmaceutical Technologyとの正式なライセンス契約締結に加え、海外製薬企業への非臨床試験データおよび一部臨床試験結果の提供も順調に推移したことで、各利益が2025年2月12日に公表した業績予想を上回る見通しとなったことを踏まえた。
坪田ラボ<4890.T>が買い気配。同社は21日、25.3期通期の営業損益予想を従来の1.3億円の黒字から2.6億円の黒字(前の期は6.5億円の赤字)に上方修正すると発表した。
Beijing Yijie Pharmaceutical Technologyとの正式なライセンス契約締結に加え、海外製薬企業への非臨床試験データおよび一部臨床試験結果の提供も順調に推移したことで、各利益が2025年2月12日に公表した業績予想を上回る見通しとなったことを踏まえた。
★9:00 アサカ理研-買い気配 金価格が最高値更新 住友金属鉱山も高い
アサカ理研<5724.T>が買い気配。金価格の上昇が材料視されている。
21日のニューヨーク金先物相場は大幅高。取引の中心となる6月限は前営業日比96.9ドル高の1トロイオンス=3425.3ドルで終了し、史上最高値を更新。トランプ米大統領がパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長への批判を強め、解任を検討しているとの報道などを受けて安全資産の金に資金が流入した。
同社は貴金属リサイクルを手掛けており、業績へ追い風とみた買いが入っている。金鉱山を保有する住友金属鉱山<5713.T>も高い。
アサカ理研<5724.T>が買い気配。金価格の上昇が材料視されている。
21日のニューヨーク金先物相場は大幅高。取引の中心となる6月限は前営業日比96.9ドル高の1トロイオンス=3425.3ドルで終了し、史上最高値を更新。トランプ米大統領がパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長への批判を強め、解任を検討しているとの報道などを受けて安全資産の金に資金が流入した。
同社は貴金属リサイクルを手掛けており、業績へ追い風とみた買いが入っている。金鉱山を保有する住友金属鉱山<5713.T>も高い。
★9:01 デジグリッド-買い気配スタート/東証グロース上場 寄り前は5000円
電力および環境価値取引プラットフォーム「DGP」の運営、分散型電源のアグリゲーションサービスおよび脱炭素関連学習コンテンツの提供を行うデジタルグリッド<350A.T>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格4520円の買い気配で始まり、差し引き約37万株の買い越し。直前の寄り前気配は5000円前後だった。
主幹事は大和証券で、公開株数は210万1000株。東京大学発電力仲介ベンチャー。社名は東大阿部力也教授の研究室で開発された電力の発生源から消費まで「色」を付けて自由にやりとりすることができる技術の総称。2018年に環境省からP2P(直接相対)電力取引の実証事業を委託され、その結果を踏まえ20年2月に発電家と需要家が直接取引可能な電力取引PF「デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)」をリリースした。売り買い双方からの取引量に応じた手数料を計上している。
電力および環境価値取引プラットフォーム「DGP」の運営、分散型電源のアグリゲーションサービスおよび脱炭素関連学習コンテンツの提供を行うデジタルグリッド<350A.T>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格4520円の買い気配で始まり、差し引き約37万株の買い越し。直前の寄り前気配は5000円前後だった。
主幹事は大和証券で、公開株数は210万1000株。東京大学発電力仲介ベンチャー。社名は東大阿部力也教授の研究室で開発された電力の発生源から消費まで「色」を付けて自由にやりとりすることができる技術の総称。2018年に環境省からP2P(直接相対)電力取引の実証事業を委託され、その結果を踏まえ20年2月に発電家と需要家が直接取引可能な電力取引PF「デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)」をリリースした。売り買い双方からの取引量に応じた手数料を計上している。
★9:01 ナイル-買い気配 3月は連結試算表ベースで単月黒字に 関税影響は軽微
ナイル<5618.T>が買い気配。同社は21日、2025年3月において連結試算表ベースで単月黒字を達成したと発表した。
25.12期通期での黒字化をめざすなかで、同社の取り組みが着実に成果を上げつつあることを示す重要な節目とした。また、同社グループは輸出入や米国企業との直接的な取引を行っていないことから、米国の新たな関税政策が同社グループの業績に与える影響は軽微としている。なお、25.12期の連結営業損益予想は2.6億円の赤字~0.5億円の黒字とレンジ形式で開示している。
ナイル<5618.T>が買い気配。同社は21日、2025年3月において連結試算表ベースで単月黒字を達成したと発表した。
25.12期通期での黒字化をめざすなかで、同社の取り組みが着実に成果を上げつつあることを示す重要な節目とした。また、同社グループは輸出入や米国企業との直接的な取引を行っていないことから、米国の新たな関税政策が同社グループの業績に与える影響は軽微としている。なお、25.12期の連結営業損益予想は2.6億円の赤字~0.5億円の黒字とレンジ形式で開示している。
★9:01 アマノ-反発 前期最終益を上方修正 増配も発表
アマノ<6436.T>が反発。同社は21日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の145億円から178億円(前の期比35.5%増)に上方修正すると発表した。
パーキングシステムの増収効果、海外グループ会社からの配当金の増加や、政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益の計上などを踏まえた。
併せて、25.3期の期末配当予想を95円から125円(前の期末は95円)に上方修正すると発表した。年間配当は145円→175円(前の期は135円)となる。
アマノ<6436.T>が反発。同社は21日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の145億円から178億円(前の期比35.5%増)に上方修正すると発表した。
パーキングシステムの増収効果、海外グループ会社からの配当金の増加や、政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益の計上などを踏まえた。
併せて、25.3期の期末配当予想を95円から125円(前の期末は95円)に上方修正すると発表した。年間配当は145円→175円(前の期は135円)となる。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ