前場コメント No.7 アサカ理研、日空調、リベラウェア、ソラコム、FLN

2025/04/23(水) 11:30
★10:56  アサカ理研-3日ぶり大幅反落 金価格の上昇一服を受け売り優勢
 アサカ理研<5724.T>が3日ぶり大幅反落。金価格の上昇一服が嫌気されている。

 22日のニューヨーク金先物相場は小幅安。取引の中心となる6月限は前営業日比5.9ドル安の1トロイオンス=3419.4ドルで終えた。投資家センチメントの改善により米国の「トリプル安(株安・債券安・通貨安)」が巻き戻される動きとなり、安全資産として買われ一時3500ドルを超えていた金先物には利益確定売りが出た。

 貴金属リサイクルを行う同社は金価格の上昇を手がかりに買われていたこともあり、きょうは手じまい売りが優勢となっている。

★11:04  新日本空調-急騰 前期営業益を上方修正 期末配当予想を増額
 新日本空調<1952.T>が急騰。同社は23日11時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の93億円から112億円(前期比21.3%増)に、期末配当予想を30円から50円(24.3期末は70円)に上方修正すると発表した。

 工事採算の改善などにより従来予想を上回る見通し。株式分割を考慮しない場合の年間配当予想は160円(前の期は100円)となる。

★11:06  リベラウェア-4日ぶり反発 NEDOのSBIR推進プログラムにて警察庁をニーズ元とする実証実験実施
 Liberaware<218A.T>が4日ぶり反発。同社は23日11時に、新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の「SBIR推進プログラム」(連結型)のテーマ「災害時に生き埋めになった生存者を迅速に捜索するセンシング技術やロボティクス技術の開発」にて、倒壊建屋内における生存者を確認するための小型ドローン周辺機器研究開発を行い、警察施設において開発品を用いた実証実験を実施したと発表した。

 本件は同社の成長戦略に沿った既存サービスの適用範囲の拡充と、災害対応における各機関との連携強化の一環として位置づけており、今後も、このプロダクトが実際の災害現場で活用されるようアップデートを行い、消防や警察などの各機関とさらなる連携を進めるとしている。

★11:09  ソラコム-続伸 新サービス「SORACOMはじめてサポート」提供開始
 ソラコム<147A.T>が続伸。同社は23日11時に、IoT導入を検討する法人が、IoTプロジェクトの知見をもつテクニカルアドバイザーにプロジェクト初期の技術課題や構成を相談できる新サービス「SORACOMはじめてサポート」の提供を開始すると発表した。

 「SORACOMはじめてサポート」では、最大月2回(各回1時間)のオンラインミーティングを通じて、同社のテクニカルアドバイザーが個別相談に対応する。IoT導入を検討中の企業でプロジェクト初期において直面することが多い課題である、センサーやIoTデバイスの選定、通信方式の選び方(セルラー、LPWAなど)、クラウド構成、目的にあわせたIoTプロジェクトの進め方について相談できるとしている。

★11:13  FLN-反発 地域情報特化型AIエージェントの全国販売開始
 フューチャーリンクネットワーク<9241.T>が反発。同社は23日11時、地域情報特化型AIエージェント「まいぷれくん」の全国販売を開始すると発表した。

 「まいぷれくん」は地域事業者の情報発信をAIが支援するサービスで、人的リソース不足や情報発信の負担を軽減し、地域事業者が本業に集中できる環境づくりをサポートする。従来のAIライティングツールとは異なり、「まいぷれ」独自のローカルデータを活用することで、地域ごとの特色にあわせた最適な情報発信を実現するとしている。


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