前場コメント No.2 TalentX、UBE、ガリレイ、LINEヤフー、川崎船、東計電算

2025/05/08(木) 11:30
★9:02  TalentX-買い気配 前期営業益を上方修正 人件費など想定より抑制される
 TalentX<330A.T>が買い気配。同社は8日8時45分、25.3期通期の営業利益予想を従来の2.3億円から2.9億円(前の期比10.9倍)に上方修正すると発表した。

 IPOを契機とした採用力の向上により即戦力人材の採用が順調に進んだ一方、実際の入社時期が想定より後ろ倒しとなったことで、採用コストや人件費が想定よりも抑制された。この結果、営業利益は従来予想を上回る見通し。

★9:03  UBE-買い気配 前期営業益を上方修正 コンセンサス上回る
 UBE<4208.T>が買い気配。同社は7日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の160億円から180億円(前の期比19.8%減)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは161億円。
 
 機能品、樹脂・化成品など各セグメントにおいて営業利益が想定を上回る見通し。決算発表は5月12日の予定。

★9:03  ガリレイ-反発 今期営業益8.7%減見込む 前期は8.3%増
 ガリレイ<6420.T>が反発。同社は7日、26.3期通期の連結営業利益予想を151億円(前期比8.7%減)に、年間配当予想を81円(前期は74円)にすると発表した。市場コンセンサスは163億円。

 25.3期通期の連結営業利益は166億円(前の期比8.3%増)だった。

 併せて、配当方針を変更すると発表した。25.3期から27.3期までの3年間について、「連結株主資本配当率(DOE)」に数値目標を設け、3.0%程度を目安に配当額を決定するとしている。変更に伴い、25.3期の期末配当を従来予想の52円に対し74円(前の期は52.5円)に決定した。

★9:03  LINEヤフー-3日ぶり反落 調整後EBITDA予想6~8%増見込むもTOB価格にサヤ寄せ
 LINEヤフー<4689.T>が3日ぶり反落。同社は5月7日、26.3期通期の調整後EBITDA予想(IFRS)は5000~5100億円(前期比6.2~8.3%増)にすると発表した。

 今後の成長の要となる領域に規律をもって投資をすることで引き続きプロダクトを強化し、増収増益をめざすとしている。

 25.3期通期の連結営業利益(IFRS)は3150億円(前の期比51.3%増)、調整後EBITDAは4708億円(前の期比13.5%増)だった。セキュリティ対策費用などの増加があったものの、増収や子会社の支配喪失に伴う利益の計上が寄与した。

 なお、株価は併せて発表した自己株式の公開買い付け(TOB)のTOB価格533円にサヤ寄せする動きとなっている。

★9:03  LINEヤフー-3日ぶり反落 1株533円で自己株TOB 割合3.93% Aホールディングスが応募
 LINEヤフー<4689.T>が3日ぶり反落。同社は7日、上限2億8142万5992株・1500億0005万3736円の自己株取得枠を設定するとともに、自己株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。

 TOB価格は1株当たり533円。買い付け期間は5月8日から6月4日。買い付け予定数は2億8142万5892株。発行済み株式総数に対する割合は3.93%となる。応募数が買い付け予定数を超える場合は、超える部分の全部または一部の買い付けは行わない。
 同社の親会社であるAホールディングスが所有する同社普通株式のうち1億7575万0470株(所有割合:2.46%)を本公開買付けに応募する旨の応募契約書を締結している。なお、Aホールディングスとの応募合意株式の全てが買い付けられた場合でも、Aホールディングスの議決権比率は 62.45%となり、引き続き同社の筆頭株主かつ親会社であるとした。

 併せて、上記により取得する自己株式の全株式数から480万株を控除した株式数を消却することも発表した。消却予定日は2025年7月1日。

★9:04  川崎汽船-買い気配 今期最終益67%減見込むも増配見通しを好感
 川崎汽船<9107.T>が買い気配。同社は7日、26.3期通期の連結純利益予想を1000億円(前期比67.3%減)に、年間配当予想を120円(前期は100円)にすると発表した。市場コンセンサスは1290億円。

 米国の関税政策の不透明感や為替の影響などにより、減益を見込む。業績予想はスエズ運河の通峡再開は見込まず喜望峰経由ルートの利用が継続する前提で作成した。想定為替レートは1米ドル=140.79円。

 25.3期通期の連結純利益は3054億円(前の期比3.0倍)だった。ドライバルク事業、自動車船事業などの自営事業において、堅調な輸送需要に支えられ、営業利益が増加。コンテナ船事業において、短期運賃の上昇により、持分法適用関連会社であるONE社の業績が好調であったことから持分法適用収益が大幅に増加したことも寄与した。

 なお株価は、今期の増配見通しが好感され、買いが優勢となっている。


★9:04  東計電算-売り気配 30万株の立会外分売を実施へ
 東計電算<4746.T>が売り気配。同社は7日、30万株の立会外分売を実施すると発表した。分売予定期間は5月15日~19日。一定数量の売却意向があり、同社として検討した結果、株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることが目的としている。

★9:04  東計電算-売り気配 1Q営業益20%増も立会外分売を嫌気
 東計電算<4746.T>が売り気配。同社は7日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は15.9億円(前年同期比19.5%増)だったと発表した。情報処理・ソフトウェア開発業務セグメントにおいて、システム運用業務およびソフトウェア開発業務が堅調に推移したことが寄与した。

 なお、株価は同時に発表した立会外分売を受けて売りが優勢が優勢となっている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,503.33 +574.70
TOPIX 2,733.49 +34.77
グロース250 684.26 +7.78
NYダウ 41,368.45 +254.48
ナスダック総合 17,928.14 +189.98
ドル/円 145.20 -0.71
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ