後場コメント No.8 任天堂、ヤマタネ、稲畑産、シノブフース、大平金、コムシスHD
★14:50 任天堂-MSMUFGが目標株価引き上げ Switch2は会社予想を上回ると予想
任天堂<7974.T>が3日続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、Switch2はハードウェア、ソフトウェアとも会社予想を上回ると予想。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を9800円→11000円と引き上げた。
MSMUFGでは、26.3期はSwitch2への初期需要が強いもようであること、供給はさほど制約にならない見通しであることを踏まえ、同製品ハードウェア、ソフトウェアとも会社予想を上回ると予想している。
一方で、26-27年はSwitch/Switch2のアクティブユーザー数拡大を背景に強い業績拡大が期待できるものの、株価はこうした期待を織り込んでおり、ほぼフェアバリューとMSMUFGでは考えている。
任天堂<7974.T>が3日続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、Switch2はハードウェア、ソフトウェアとも会社予想を上回ると予想。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を9800円→11000円と引き上げた。
MSMUFGでは、26.3期はSwitch2への初期需要が強いもようであること、供給はさほど制約にならない見通しであることを踏まえ、同製品ハードウェア、ソフトウェアとも会社予想を上回ると予想している。
一方で、26-27年はSwitch/Switch2のアクティブユーザー数拡大を背景に強い業績拡大が期待できるものの、株価はこうした期待を織り込んでおり、ほぼフェアバリューとMSMUFGでは考えている。
★14:53 ヤマタネ-新高値 木徳神糧が1Q好決算でストップ高 コメ卸大手の同社にも期待買い
ヤマタネ<9305.T>が新高値。木徳神糧<2700.T>の決算発表が材料視されている。
木徳神糧は8日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は18.5億円(前年同期比4.5倍)だったと発表。コメの販売単価が前年を大きく上回る水準となり価格転嫁を進めたことが寄与した。同時に発表した株式分割も好感され、木徳神糧の株価はストップ高買い気配のまま寄り付いていない。
同社もコメ卸の大手であることから、業績期待の買いが入っている。なお、決算発表は5月13日の予定。
ヤマタネ<9305.T>が新高値。木徳神糧<2700.T>の決算発表が材料視されている。
木徳神糧は8日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は18.5億円(前年同期比4.5倍)だったと発表。コメの販売単価が前年を大きく上回る水準となり価格転嫁を進めたことが寄与した。同時に発表した株式分割も好感され、木徳神糧の株価はストップ高買い気配のまま寄り付いていない。
同社もコメ卸の大手であることから、業績期待の買いが入っている。なお、決算発表は5月13日の予定。
★14:55 稲畑産業-後場上げ幅拡大 100万株・40億円を上限に自社株買い 割合は1.83%
稲畑産業<8098.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日14時、100万株・40億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月12日~8月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.83%となる。
なお、今回新たに取得する自己株式については、全株式を消却する方針だという。消却する株式の数は、自己株式の取得完了後、改めて開示するとしている。
稲畑産業<8098.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日14時、100万株・40億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月12日~8月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.83%となる。
なお、今回新たに取得する自己株式については、全株式を消却する方針だという。消却する株式の数は、自己株式の取得完了後、改めて開示するとしている。
★14:55 稲畑産業-後場上げ幅拡大 今期営業益1.3%減見込むも自社株買いを好感
稲畑産業<8098.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日、26.3期通期の連結営業利益予想を255億円(前期比1.3%減)に、年間配当予想を128円(前期は125円)にすると発表した。市場コンセンサスは272億円。
米国の関税措置については、足もとでは事業や業績に対して特段の影響は生じていないという。今後については、関税措置の対象国や対象品目、発動日など流動的な状況であり、卸売業という特性上、顧客の対応によって影響が大きく変化する可能性もあるため、現時点では合理的な影響度合いや影響額の見積もりが困難であり、連結業績見通しには織り込んでいないとしている。
25.3期通期の連結営業利益は258億円(前の期比21.9%増)だった。情報電子事業が増益をけん引し、各利益が過去最高を更新したとしている。
なお株価は、同時に発表された自社株買いが好感され、買いが優勢となっている。
稲畑産業<8098.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日、26.3期通期の連結営業利益予想を255億円(前期比1.3%減)に、年間配当予想を128円(前期は125円)にすると発表した。市場コンセンサスは272億円。
米国の関税措置については、足もとでは事業や業績に対して特段の影響は生じていないという。今後については、関税措置の対象国や対象品目、発動日など流動的な状況であり、卸売業という特性上、顧客の対応によって影響が大きく変化する可能性もあるため、現時点では合理的な影響度合いや影響額の見積もりが困難であり、連結業績見通しには織り込んでいないとしている。
25.3期通期の連結営業利益は258億円(前の期比21.9%増)だった。情報電子事業が増益をけん引し、各利益が過去最高を更新したとしている。
なお株価は、同時に発表された自社株買いが好感され、買いが優勢となっている。
★15:03 シノブフーズ-後場ストップ高買い気配 配当方針を変更 自社株買いも発表
シノブフーズ<2903.T>が後場ストップ高買い気配。同社は9日14時、配当方針を変更すると発表した。変更後は、28.3期をめどに連結配当性向を30%程度まで段階的に引き上げる方針(従来は連結配当性向の数値目標なし)としている。
なお、同時に発表した自社株買いも好感されている。
シノブフーズ<2903.T>が後場ストップ高買い気配。同社は9日14時、配当方針を変更すると発表した。変更後は、28.3期をめどに連結配当性向を30%程度まで段階的に引き上げる方針(従来は連結配当性向の数値目標なし)としている。
なお、同時に発表した自社株買いも好感されている。
★15:03 シノブフーズ-後場ストップ高買い気配 100万株・11億円を上限に自社株買い 割合は8.5%
シノブフーズ<2903.T>が後場ストップ高買い気配。同社は9日14時、100万株・11億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月12日~2026年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は8.5%となる。
併せて、50万株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は5月16日。消却前の発行済株式総数に対する割合は3.8%となる。
シノブフーズ<2903.T>が後場ストップ高買い気配。同社は9日14時、100万株・11億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月12日~2026年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は8.5%となる。
併せて、50万株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は5月16日。消却前の発行済株式総数に対する割合は3.8%となる。
★15:09 大平洋金属-後場急落 今期営業赤字縮小見込むも赤字継続を嫌気
大平洋金属<5541.T>が後場急落。同社は9日15時に、26.3期通期の連結営業損益予想を64.2億円の赤字(前期は73.7億円の赤字)に、年間配当予想を120円(前期は135円)にすると発表した。
フェロニッケル製品の販売価格面では、同社適用価格相場に加えてニッケル銑鉄の価格も一部参考とした価格水準のため収入は一定程度抑えられ、また、調達価格面では、主原料であるニッケル鉱石価格および原燃料や電力の価格は引き続き高水準であるため、大きな影響を与えることが見込まれるとしている。
25.3期通期の連結営業損益は73.7億円の赤字(前の期は91.1億円の赤字)だった。フェロニッケル製品の販売価格は、同社適用平均為替レートは前年度比5.2%の円安の一方で、同社適用LMEニッケル価格は前年度比19.3%下落し、また、同社適用価格相場に加えて、ニッケル銑鉄の価格も一部参考としたことから従来と比べ販売価格安となり、収入が伸び悩む厳しい販売環境が継続した。
なお、株価は今期営業赤字縮小を見込むものの、赤字が継続することが嫌気され、売りが優勢となっている。
大平洋金属<5541.T>が後場急落。同社は9日15時に、26.3期通期の連結営業損益予想を64.2億円の赤字(前期は73.7億円の赤字)に、年間配当予想を120円(前期は135円)にすると発表した。
フェロニッケル製品の販売価格面では、同社適用価格相場に加えてニッケル銑鉄の価格も一部参考とした価格水準のため収入は一定程度抑えられ、また、調達価格面では、主原料であるニッケル鉱石価格および原燃料や電力の価格は引き続き高水準であるため、大きな影響を与えることが見込まれるとしている。
25.3期通期の連結営業損益は73.7億円の赤字(前の期は91.1億円の赤字)だった。フェロニッケル製品の販売価格は、同社適用平均為替レートは前年度比5.2%の円安の一方で、同社適用LMEニッケル価格は前年度比19.3%下落し、また、同社適用価格相場に加えて、ニッケル銑鉄の価格も一部参考としたことから従来と比べ販売価格安となり、収入が伸び悩む厳しい販売環境が継続した。
なお、株価は今期営業赤字縮小を見込むものの、赤字が継続することが嫌気され、売りが優勢となっている。
★15:12 コムシスHD-後場上げ幅縮小 今期最終益3%増見込むも利益確定売り
コムシスホールディングス<1721.T>が後場上げ幅縮小。同社は9日15時、26.3期通期の連結純利益予想を310億円(前期比3.1%増)に、年間配当予想を120円(前期は115円)にすると発表した。市場コンセンサスは306億円。
IT市場での受注拡大、データセンターおよび高速道路関連設備などのインフラ整備を中心とした受注拡大に取り組む。DX推進などによる生産性の向上を図ることで最終増益の見通し。
25.3期通期の連結純利益は301億円(前の期比9.6%増)だった。ITソリューション事業での営業力強化による大型システム基盤更改案件の受注獲得、通信事業者からの通信品質対応工事や、大型データセンター工事の進ちょくなどが寄与した。会社計画は270億円。期末配当は従来予想の55円に対し60円に決定した。
なお、株価は決算期待で買いが先行していたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。
コムシスホールディングス<1721.T>が後場上げ幅縮小。同社は9日15時、26.3期通期の連結純利益予想を310億円(前期比3.1%増)に、年間配当予想を120円(前期は115円)にすると発表した。市場コンセンサスは306億円。
IT市場での受注拡大、データセンターおよび高速道路関連設備などのインフラ整備を中心とした受注拡大に取り組む。DX推進などによる生産性の向上を図ることで最終増益の見通し。
25.3期通期の連結純利益は301億円(前の期比9.6%増)だった。ITソリューション事業での営業力強化による大型システム基盤更改案件の受注獲得、通信事業者からの通信品質対応工事や、大型データセンター工事の進ちょくなどが寄与した。会社計画は270億円。期末配当は従来予想の55円に対し60円に決定した。
なお、株価は決算期待で買いが先行していたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。
★15:12 コムシスHD-後場上げ幅縮小 320万株・80億円を上限に自社株買い 割合2.72%
コムシスホールディングス<1721.T>が後場上げ幅縮小。同社は9日15時、320万株・80億円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は2025年5月12日~26年3月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.72%となる。
なお、株価は同時に発表した決算を受けて上げ幅を縮めている。
コムシスホールディングス<1721.T>が後場上げ幅縮小。同社は9日15時、320万株・80億円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は2025年5月12日~26年3月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.72%となる。
なお、株価は同時に発表した決算を受けて上げ幅を縮めている。
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