前場コメント No.2 JCRファーマ、環境フレン、スクリン、ニューテック、アシックス、ニトリHD

2025/07/03(木) 11:31
★9:02  JCRファーマ-4日ぶりに大幅反発 JR-141のグローバル臨床第III相試験で目標症例数の組み入れ達成
 JCRファーマ<4552.T>が4日ぶりに大幅反発。同社は2日に、JR-141のグローバル臨床第III相試験において、目標症例数の組み入れを達成したと発表した。

 JR-141は、J-Brain Cargoを適用したムコ多糖症II型(ハンター症候群)治療酵素製剤であり、血液脳関門を通過して作用を発揮する世界で初めての点滴静注による医薬品という。同社の代表取締役会長兼社長である芦田信氏は「今回の成果はJR-141の臨床開発プログラムにおける大きな節目だ」と述べている。

★9:02  環境フレンドリー-3日ぶり反発 九州工業大学とペロブスカイト太陽電池などに関する共同研究契約締結
 環境フレンドリーホールディングス<3777.T>が3日ぶり反発。同社は2日、九州工業大学とペロブスカイト太陽電池などに関する共同研究契約を締結すると発表した。
 
 同事業では、第三世代ペロブスカイト太陽電池のショールーム兼販売拠点を東京都内に新設し、製品および技術を国内の顧客や投資家に直接体感してもらえる環境を整備するという。

 ショールームは 2025年6月に賃貸借契約締結、2025年7月~8月内装工事および設備搬入を行い、2025年9月から稼働を開始する計画としていたが、現時点において物件を探している段階であり、当初予定より若干の遅延が生じているという。2025年9月の稼働開始に変更が生じる場合には、改めて開示するとした。

★9:03  SCREEN-4日ぶり反発 半導体先端組み立て装置30年に量産 AI向け高機能化=日経
 SCREENホールディングス<7735.T>が4日ぶり反発。3日付の日本経済新聞朝刊は、同社が最先端の組み立て装置に参入すると報じた。

 記事によれば、複数の半導体チップを組み合わせてひとつのチップのように動かして機能を高める装置を開発し、2030年にも量産を始めるという。生成AI(人工知能)の普及による高機能半導体の需要をねらうとしている。

★9:03  ニューテック-続伸 Unseedと次世代AIインフラ構築に向け協業開始
 ニューテック<6734.T>が続伸。同社は2日、スタートアップ企業のUnseed(東京都文京区)と共同で、国産の軽量言語モデル(LLM)による推論特化型ソリューション「Neuseed」の開発・展開に向けた協業を開始すると発表した。
 
 同協業では、Unseedが開発する軽量LLMと、同社が取り扱うNeuchips社製のLLM専用推論アクセラレータ「Viper-N3000」を組み合わせた、オンプレミスでの運用に適した国産軽量LLMソリューションの実現をめざすとしている。
 

★9:03  アシックス-反発 米ベトナムの関税交渉合意を好感 メイコーは買い気配
 アシックス<7936.T>が反発。トランプ米大統領が2日に、自身のSNSアカウント上でベトナムと貿易交渉で合意したと発表したことが好感されている。

 3日付の日本経済新聞朝刊によれば、ベトナムは相互関税率を46%から20%に下げてもらう代わりに、米国からの輸入品への関税をゼロにするとしている。

 ベトナムでシューズを生産する同社にとってもプラス材料との見方から、株価は買われている。ベトナムに生産工場を持つAbalance<3856.T>やメイコー<6787.T>も買い気配でスタートしている。

★9:03  ニトリHD-反落 6月度の国内既存店売上高6.4%減 天候影響で客数が大幅減
 ニトリホールディングス<9843.T>が反落。同社は2日、6月度の国内既存店売上高は前年同月比6.4%減だったと発表した。既存店客数は同9.2%減、客単価は同3.1%上昇となった。

 同月は、前半に天候の影響を受けたことにより客数が大幅に落ち込んだ。後半では気温の上昇とともに客数が前年を上回る水準まで増加したものの、落ち込んだ客数をカバーするには至らなかったとしている。


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