前場コメント No.6 東光高岳、かんぽ、エフ・シー・シー、グリッド、FRONTEO、GMOFHD

2025/07/28(月) 11:30
★10:02  東光高岳-急騰 1Q営業益29%増 一般向けプラント物件の増加などが寄与
 東光高岳<6617.T>が急騰。同社は25日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は14.7億円(前年同期比28.9%増)だったと発表した。市場コンセンサスは7.0億円。

 電力機器事業において、一般向けプラント物件が増加したことなどが寄与した。

★10:03  かんぽ生命-MSMUFGが新規に「Overweight」  金利上昇の恩恵を受けやすい点や契約獲得の加速に注目
 かんぽ生命保険<7181.T>が堅調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、金利上昇の恩恵を受けやすい点や契約獲得の加速に注目。投資判断は新規に「Overweight」でカバレッジを開始し、目標株価は4200円に設定した。

 モルガン・スタンレーでは、金利上昇の恩恵を受けやすいバランスシートを有していることに加え、今後は契約獲得の加速が期待できることを踏まえれば、利益水準が株式市場の期待を大きく上回ることでアウトパフォームすると考えている。EPSとして26/3期に397円、27/3期に476円を見込んでおり、これはコンセンサスをそれぞれ+15%、+33%上回るという。このようななかEVの成長期待が高まることで、足元で0.3x程度の水準にあるP/EVは少なくとも0.4x程度まで切り上がって良いと考えている。

★10:07  FCC-SBIが投資判断引き下げ 新興国二輪車需要の減速など考慮
 エフ・シー・シー<7296.T>がもみ合い。SBI証券では、新興国二輪車需要の減速など考慮。投資判断を「買い」→「中立」に、目標株価を3600円→3200円へそれぞれ引き下げた。

 SBIでは、BEV(電気自動車)需要の鈍化は、電動化リスクが払しょくし切れていない同社には安心材料とした。一方、高い米国売り上げ依存度による関税影響の不透明感が払しょくしきれない中、利益貢献の大きい足元の新興国二輪車市場は、ブラジル、ベトナムを除き低調な販売基調と指摘。株価の上値余地は限定的になったと考えている。

★10:09  グリッド-上げ幅拡大 三菱ガス化学向け外航船配船計画最適化システムの開発完了
 グリッド<5582.T>が上げ幅拡大。同社は28日10時、三菱ガス化学<4182.T>向けに、AIを活用した「メタノール輸送外航船配船計画最適化システム」を開発し、2025年6月より三菱ガス化学で本格運用を開始したと発表した。
 
 同システムは、属人化していた配船計画業務をAIによって自動化し、従来は担当者が長時間を費やしていた業務を夜間の自動計算で完了可能にしたという。さらに、単なるコスト削減にとどまらず、「どこに・どれだけ売るか」に基づいて収益の最大化を図ることが期待されているとした。
 

★10:22  FRONTEO-ストップ高買い気配 経済安全保障対策AIソリューションに非上場企業データ追加
 FRONTEO<2158.T>がストップ高買い気配。同社は28日9時、経済安全保障対策AIソリューション「KIBIT Seizu Analysis」に関し、新たに非上場企業データを追加搭載したと発表した。

 今回追加されたのは、経済安全保障上、注視すべき先端技術を扱う非上場企業の資本関係・実効支配に関するデータとなる。ユーザー企業は対内・対外直接投資時のデューデリジェンス精度を向上させることで、業務提携やM&Aに伴う技術流出リスクを早期に検知することが可能になり、いっそうのリスク管理機能の強化を図ることができるとしている。

★10:24  GMOフィナンシャル-急騰 上期最終益は速報値で4倍 前年同期は貸倒引当金を計上
 GMOフィナンシャルホールディングス<7177.T>が急騰。同社は25日、25.12期上期(1-6月)の連結純利益は速報値で62.1億円(前年同期比4.0倍)だったと発表した。

 前期上期にタイ王国の証券事業などに係る貸倒引当金繰入額45億0900万円を販管費に計上していたことから、大幅な増益なり、営業利益および純利益については、上期として過去最高となったとしている。
 

関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 40,998.27 -457.96
TOPIX 2,930.73 -21.13
グロース250 762.70 +0.41
NYダウ 44,901.92 +208.01
ナスダック総合 21,108.32 +50.36
ドル/円 147.80 +0.13
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ