後場コメント No.2 KDDI、マーチャント、NTT、日油、資生堂、大和工
★12:51 KDDI-野村が目標株価を引き上げ 26.3期営業利益は会社計画の達成を見込む
KDDI<9433.T>が軟調。野村証券では、26.3期営業利益は会社計画の達成を見込む。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を2894円から3145円に引き上げた。
野村では、6.3期営業利益予想を上方修正し、会社計画利益の達成を見込んでいる。25年4~6月期は端末購入プログラム関連費用増で営業利益は前年同期比1.6%減だが、同影響は7~9月期から逓減し、26年1~3月期に一巡見込みであるという。また、8月20日発表のUQモバイルの既存プラン値上げ影響を野村予想に織り込んだ。一方、値上げしない会社との競合には注意が必要で、31.3期で主要回線数を約60万回線下方修正した。今後も安定利益成長と高水準の株主還元が続くとの見方に変更はないとコメントしている。
KDDI<9433.T>が軟調。野村証券では、26.3期営業利益は会社計画の達成を見込む。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を2894円から3145円に引き上げた。
野村では、6.3期営業利益予想を上方修正し、会社計画利益の達成を見込んでいる。25年4~6月期は端末購入プログラム関連費用増で営業利益は前年同期比1.6%減だが、同影響は7~9月期から逓減し、26年1~3月期に一巡見込みであるという。また、8月20日発表のUQモバイルの既存プラン値上げ影響を野村予想に織り込んだ。一方、値上げしない会社との競合には注意が必要で、31.3期で主要回線数を約60万回線下方修正した。今後も安定利益成長と高水準の株主還元が続くとの見方に変更はないとコメントしている。
★12:53 マーチャント-底堅い 系統用蓄電池開発事業に関してREITと業務提携
マーチャント・バンカーズ<3121.T>が底堅い。同社は25日、同日付でREIT(東京都豊島区)と系統用蓄電池開発事業に関して業務提携することを取締役会で決議し、契約を締結したと発表した。
業務提携契約を締結の上、同日、提携業務に着手するという。今後、系統用蓄電池開発に適した用地候補をピックアップして、必要な許可や権利を取得し、事業者に販売を行うが、その日程は未定のため、具体的な案件を決定次第、開示するとしている。
マーチャント・バンカーズ<3121.T>が底堅い。同社は25日、同日付でREIT(東京都豊島区)と系統用蓄電池開発事業に関して業務提携することを取締役会で決議し、契約を締結したと発表した。
業務提携契約を締結の上、同日、提携業務に着手するという。今後、系統用蓄電池開発に適した用地候補をピックアップして、必要な許可や権利を取得し、事業者に販売を行うが、その日程は未定のため、具体的な案件を決定次第、開示するとしている。
★12:55 NTT-野村が目標株価を引き上げ 海外データセンター事業のAFFO拡大が加速へ
NTT<9432.T>が続落。野村証券では、海外データセンター事業のAFFO拡大加速を予想。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を186円から194円に引き上げた。
野村では、海外データセンター需要は旺盛で中期的な売上やAFFO予想を上方修正した。海外データセンターは新設が多く、稼働率が上昇途上にある一方で金利負担が重いためAFFO水準は低いという。しかしながら、高い増収効果により海外AFFOは27.3期は前期比37%増の419百万ドル、28.3期は同32%増の554百万ドルと高成長を見込む。一方、海外SI事業は欧州で自動車向け事業が不振で豪州も採算が悪化しており、中期業績予想を引き下げた。
NTT<9432.T>が続落。野村証券では、海外データセンター事業のAFFO拡大加速を予想。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を186円から194円に引き上げた。
野村では、海外データセンター需要は旺盛で中期的な売上やAFFO予想を上方修正した。海外データセンターは新設が多く、稼働率が上昇途上にある一方で金利負担が重いためAFFO水準は低いという。しかしながら、高い増収効果により海外AFFOは27.3期は前期比37%増の419百万ドル、28.3期は同32%増の554百万ドルと高成長を見込む。一方、海外SI事業は欧州で自動車向け事業が不振で豪州も採算が悪化しており、中期業績予想を引き下げた。
★12:59 日油-野村が目標株価を引き上げ 独自の利益成長ドライバーを評価
日油<4403.T>が小幅安。野村証券では、独自の利益成長ドライバーを評価。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を3300円から3500円に引き上げた。
野村では、化粧品ODMは顧客の在庫調整により短期的に売上が伸び悩んでいるが、同影響が解消される26.3期下期よりスキンケア製品の出荷が回復すると見ている。また、医薬品原料DDSは上市品向けの販売が回復しているという。米国の関税政策による経済減速が懸念される中で、独自の利益成長ドライバーを評価する見方を継続。高付加価値品による利益創出力が高く、株主還元と資本効率向上に向けた取り組みにも注目している。
日油<4403.T>が小幅安。野村証券では、独自の利益成長ドライバーを評価。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を3300円から3500円に引き上げた。
野村では、化粧品ODMは顧客の在庫調整により短期的に売上が伸び悩んでいるが、同影響が解消される26.3期下期よりスキンケア製品の出荷が回復すると見ている。また、医薬品原料DDSは上市品向けの販売が回復しているという。米国の関税政策による経済減速が懸念される中で、独自の利益成長ドライバーを評価する見方を継続。高付加価値品による利益創出力が高く、株主還元と資本効率向上に向けた取り組みにも注目している。
★13:02 資生堂-大和が目標株価引き上げ 通期コア営業利益の達成確度高いが3Qは留意
資生堂<4911.T>が反落。大和証券では、通期コア営業利益の達成確度は高いが3Qは留意と指摘。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価を2110円→2340円に引き上げた。
25年度2Qのコア営業利益は、会社想定ならびに大和予想以上に創出されたと評価。費用のズレや売り上げの下振れリスクには留意が必要だが、通期コア営業利益見通しの達成確度は高くなっていると考えている。他方、会社は3Qのコア営業利益の水準を「低いと見ている」と語っており、大和では警戒感は解いてはならないと指摘。同社最大の焦点は年内発表予定としている中期計画の中身とし、現在の目標(26年度のコア営業利益率7%)が修正されるのかどうか注目としている。
資生堂<4911.T>が反落。大和証券では、通期コア営業利益の達成確度は高いが3Qは留意と指摘。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価を2110円→2340円に引き上げた。
25年度2Qのコア営業利益は、会社想定ならびに大和予想以上に創出されたと評価。費用のズレや売り上げの下振れリスクには留意が必要だが、通期コア営業利益見通しの達成確度は高くなっていると考えている。他方、会社は3Qのコア営業利益の水準を「低いと見ている」と語っており、大和では警戒感は解いてはならないと指摘。同社最大の焦点は年内発表予定としている中期計画の中身とし、現在の目標(26年度のコア営業利益率7%)が修正されるのかどうか注目としている。
★13:03 大和工業-SBIが目標株価引き上げ NYSの収益改善に期待
大和工業<5444.T>が7日続伸。SBI証券では、NYSの収益改善に期待。投資判断「買い」を継続、目標株価を10630円→11660円と引き上げた。
同社の経常利益のうち、Nucorとの合弁会社Nucor Yamato Steel(以下、NYS)の利益が8割程度を占めるとSBIでは見込んでいる。NYSの主力製品はH形鋼。米国でのシェアは1位(SBI推定)。SBIでは、価格面、需要面でポジティブ要素があると想定し、NYSは過去最高水準の受注残を抱えていると考えている。
大和工業<5444.T>が7日続伸。SBI証券では、NYSの収益改善に期待。投資判断「買い」を継続、目標株価を10630円→11660円と引き上げた。
同社の経常利益のうち、Nucorとの合弁会社Nucor Yamato Steel(以下、NYS)の利益が8割程度を占めるとSBIでは見込んでいる。NYSの主力製品はH形鋼。米国でのシェアは1位(SBI推定)。SBIでは、価格面、需要面でポジティブ要素があると想定し、NYSは過去最高水準の受注残を抱えていると考えている。
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