後場コメント No.5 MTG、ロート、バルカー、PKSHA、ファベル、ヤマト、旭化成

2025/08/26(火) 15:31
★14:45  MTG-SMBC日興が目標株価引き上げ ReFa旗艦店オープンでブランド力さらに高まろう
 MTG<7806.T>が4日ぶり反発。SMBC日興証券では、26.9期はReFa旗艦店オープンでブランド力がさらに高まると予想。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を6100円→6300円に引き上げた。

 SMBC日興では、25.9期3Q実績および通期業績予想の増額、英スマートリング子会社の解散を踏まえ業績予想を修正。目標株価を引き上げた。旗艦ブランドReFaは、従来のニッチトップ戦略に加え、高いブランドロイヤリティを生かしたカテゴリー拡充で中期的な高成長を継続すると予想。26.9期はReFaのドラッグストア配荷拡大や2025年11月の銀座のReFa GINZAオープンでブランド発信力が高まるとみている。

★14:48  ロート製薬-続落 AGRI SMILEと資本業務提携契約締結
 ロート製薬<4527.T>が続落。同社は26日13時に、農産業DXサービス、脱炭素に資するバイオテクノロジーの開発および提供を行うAGRI SMILE(東京都千代田区)と、資本業務提携契約を締結したと発表した。

 提携を通じて、AGRI SMILEのバイオスティミュラント技術を活用し、社会課題である気候変動が進むなかでも、ヘルスケア関連原料の作物の栽培において、環境にやさしく高品質で安定的な生産体制の構築をめざすとしている。

 しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★14:51  バルカー-SMBC日興が目標株価引き上げ エッチャー向けシール材が順調拡大すると予想
 バルカー<7995.T>が続伸。SMBC日興証券では、エッチャー向けシール材が順調に拡大すると予想。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を4640円→5200円に引き上げた。

 SMBC日興では、26.3期1Q実績を反映。シール製品の好調が機能樹脂製品の低迷を補うと予想し、業績予想を引き上げた。4月14日の新規カバレッジレポートで述べた見解「エッチャー向けシール材と薬液タンクで成長」から大きな変更点はないとコメント。半導体サイクルの回復に伴い同社の業績も回復し、株価も上昇トレンドに転ずると考えている。

★14:53  PKSHA-後場下げ幅縮小 採用活動を支援する「書類選考AI」リリース
 PKSHA Technology<3993.T>が後場下げ幅縮小。同社は26日13時に、人事向け総合ソリューション「PKSHA AI Suite for HR」において、採用活動の入り口となる書類選考を支援する個別ソリューションとして「書類選考AI」を2025年8月にリリースしたと発表した。

 書類選考AIは、高度な自然言語処理技術と独自のマッチングアルゴリズムを強みとする採用支援ソリューションという。単なるキーワードの一致による書類選考ではなく、ユーザーが定義した観点に基づいて書類を選考することで、複数の評価者間の揺れを防ぎ、より採用要件にあった母集団形成をしやすくするとしている。

★15:00  ファベル-3日続伸 ミエルカSEOに新機能「LLMモニタリング」を搭載
 Faber Company<220A.T>が3日続伸。同社は26日12時、SEOプラットフォーム「ミエルカSEO」において、生成AI検索における自社サービスや自社サイトの露出状況を一括で確認できる新機能「LLMモニタリング」を搭載したと発表した。

 これにより、ChatGPTやGeminiといった生成AI上での自社の可視性を、ひとめで確認・モニタリングすることが可能になったとしている。
 

★15:04  ヤマト-後場上げ幅拡大 280万株の自己株消却へ 割合10.4%
 ヤマト<1967.T>が後場上げ幅拡大。同社は26日15時、280万株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は9月10日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は10.40%となる。

★15:15  旭化成-続落 乳牛の乳房炎原因菌を迅速に検出する技術を開発、ライセンス提供を開始
 旭化成<3407.T>が続落。同社は26日、同社独自の乳牛の乳房炎原因菌を検出する技術を開発し、今年8月、エレクトロニクス、自動車、医薬、航空宇宙およびバイオテクノロジー産業などを展開する技術系専門商社エア・ブラウン(東京都中央区)と日本およびアジア・中東地域を対象としたライセンス契約を締結したと発表した。
 
 同ライセンス契約において、同社は契約一時金に加え、事業化後は販売額に応じたロイヤリティを受け取る権利を有するという。同社は、当該技術の特許使用権を許諾するだけでなく、同社のノウハウを提供することで、エア・ブラウンにおける早期事業化を支援する。同技術のライセンス提供により、酪農現場における細菌検査を迅速化・簡便化し、より的確な乳房炎の治療および農場全体の衛生管理に貢献することをめざすとしている。 
  
 なお、株価への好影響は限定的となっている。


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