前場コメント No.9 VEGA、JINSHD、アバール、ステムリム、テンポスHD、ガーデン

2025/09/11(木) 11:34
★10:37  ベガコーポ-続落 8月度LOWYA事業売上高10%増 前月比では伸び鈍化
 ベガコーポレーション<3542.T>が続落。同社は10日、8月度におけるLOWYA事業の売上高は11.7億円(前年同月比10.2%増)だったと発表した。前月は14.2億円(同17.3%増)だった。    
   

★10:45  ジンズHD-SMBC日興が目標株価引き上げ 出店拡大とSSSの好調を引き続き期待
 ジンズホールディングス<3046.T>が続伸。SMBC日興証券では、国内事業環境良好、出店拡大とSSS(既存店売上高)の好調を引き続き期待とし、投資判断「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を9500円→11000円と引き上げた。

 サングラスやカラーレンズの市場拡大もあるが、視力矯正メガネも好調。SMBC日興では、人口動態に基づく遠近両用ニーズの強さと、それを取り込むべく価格帯ミクスを上げていく経営の意志も評価(競合は視力矯正メガネの数量を必ずしも伸ばせていない)。アパレルなどと違い視力矯正メガネはブーム性が薄く定期的な買い替え需要が発生する。安定した需要と客単価上昇(経営の意志)で26.8期も好調なSSSが株価のドライバーとなると期待している。

★10:46  アバールデータ-続伸 通期営業益を下方修正も悪材料出尽くし
 アバールデータ<6918.T>が続伸。同社は10日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の10.1億円から7.7億円(前期比45.8%減)に下方修正すると発表した。

 下期に半導体市況が回復すると見込んでいたが、回復に時間を要する状況が続いていることにより売上高が予想を下回る見通し。利益については、売上高が減少するなかで成長投資に伴い固定費が高止まりとなっていることが響く。

 なお、株価は安く始まったものの、悪材料の出尽くし感から買い向かう展開となっている。

★10:52  ステムリム-5日ぶり大幅反落 前期営業損益は赤字縮小 今期は未定
 ステムリム<4599.T>が5日ぶり大幅反落。同社は10日、25.7期通期の営業損益は19.7億円の赤字(前期は20.8億円の赤字)だったと発表した。

 同期間の事業収益はなかった。研究開発費は、主に研究用材料費の減少および研究員に対する株式報酬費用の減少により、販管費は、主に役員および管理部門の従業員に対する株式報酬費用の減少により、それぞれ減少したとしている。

 26.7期の業績予想については、現時点で合理的な業績予想の算定ができないことから未定とした。

★10:58  テンポスHD-5日ぶり反落 1Q営業益11%減 人材投資など響く
 テンポスホールディングス<2751.T>が5日ぶり反落。同社は10日、26.4期1Q(5-7月)の連結営業利益は7.2億円(前年同期比10.9%減)だったと発表した。成長戦略として掲げるM&Aの実施や新規事業の確立に向けた人材投資による費用増加などが響いた。

★11:00  ガーデン-4日続落 8月度の既存店売上高1.2%減 全店は5.5%増
 ガーデン<274A.T>が4日続落。同社は10日、8月度の既存店売上高は速報値で前年同月比1.2%減だったと発表した。全店は同5.5%増となった。

 既存店売上高は、猛暑が続く中でも徐々に回復傾向にあるものの、インバウンドおよび深夜帯・早朝帯の入客数が戻りきっていないことや、一部店舗で店内工事のため月の3分の1以上を休業せざるを得なかったことなどの影響で、前年同月比減収となったとしている。


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