話題の銘柄
OLC
(4661)
3,259円 (+95)
多様な新商品投入による本格的な加重平均単価の上昇、JPモルガンが「Overweight」継続、目標株価5000円→5500円
JPモルガン証券が27年3月期以降の営業利益予想を上方修正。投資判断「Overweight」を継続し、目標株価を従来の5000円から5500円に引き上げた。
長期経営計画の内容などを精査し、27年3月期以降の営業利益予想を上方修正、目標株価を引き上げた。同社は30年3月期に営業キャッシュフロー約3000億円を目指すとしている。そこから逆算される1人当たり売上高の見込みが、当社従来予想を上回るため、27年3月期~35年3月期の1人当たりチケット単価予想を従来比400~1300円引き上げた。25年4~6月期の営業利益も高い増益率の達成を見込む。最悪期は脱したと考える。
我々は同社が発表した30年3月期営業キャッシュフロー3000億円達成に向けて、複数回のワンデーパスポート値上げが予定されていると推測する。更に同社説明会資料を踏まえると、我々が従来より見込んでいる事前予約制のチケットに加えて、様々な新チケット商品発売も予定されていると見る。我々はワンデーパスポートの緩やかな価格上昇を見込む一方で、新チケット商品の発売による、加重平均単価上昇の方が、遥かに営業利益に与えるインパクトが大きいと考えている。ゲストの満足度にもプラスとなろう。我々は26年3月期~30年3月期の1人当たりチケット単価の上昇額を3700円と予想、うち900円はワンデーパスポートの価格引き上げ、2800円は新チケット商品の発売によるものと見る。尚、現時点では不透明感が高いため、来園者に対するマネタイズやチケット以外の新商品発売効果などは、弊社予想には織り込んでいない。同社からの続報を待ちたい。
同社は26年3月期~30年3月期に、配当性向引き上げに加えて、約3000億円の自己株取得などを行うとした。特定の大株主の売り出し対応に関らず、柔軟に実施予定とのことである。尚、26年3月期のチケット単価は基本的に引き上げ傾向が維持される可能性が高い。我々は25年4~6月期のチケット単価を前年同期比3.4%増と予想する。更に同社によると4月の訪園者数は、(1)新エリアの完全開放、(2)大阪万博開幕に伴うインバウンドの増加、(3)新イベントの効果などにより、「好調」に推移、その後の予約状況も好調とのことである。継続性を確認する必要はあろうが、我々は25年4~6月期の訪園者数を前年同期比7.7%増、諸経費の増加をこなして、同20.3%営業増益を達成すると予想した、と指摘。
今2026年3月期連結営業利益を会社計画1600億円(EPS69.2円)に対し従来予想2092億円(EPS92.0円)から1965億円(EPS84.0円)へ減額したが、来2027年3月期同2355億円(EPS104.6円)から2435億円(EPS106.3円)へ、2028年3月期同2412億円(EPS108.4円)から2566億円(EPS112.5円)へ増額している。
長期経営計画の内容などを精査し、27年3月期以降の営業利益予想を上方修正、目標株価を引き上げた。同社は30年3月期に営業キャッシュフロー約3000億円を目指すとしている。そこから逆算される1人当たり売上高の見込みが、当社従来予想を上回るため、27年3月期~35年3月期の1人当たりチケット単価予想を従来比400~1300円引き上げた。25年4~6月期の営業利益も高い増益率の達成を見込む。最悪期は脱したと考える。
我々は同社が発表した30年3月期営業キャッシュフロー3000億円達成に向けて、複数回のワンデーパスポート値上げが予定されていると推測する。更に同社説明会資料を踏まえると、我々が従来より見込んでいる事前予約制のチケットに加えて、様々な新チケット商品発売も予定されていると見る。我々はワンデーパスポートの緩やかな価格上昇を見込む一方で、新チケット商品の発売による、加重平均単価上昇の方が、遥かに営業利益に与えるインパクトが大きいと考えている。ゲストの満足度にもプラスとなろう。我々は26年3月期~30年3月期の1人当たりチケット単価の上昇額を3700円と予想、うち900円はワンデーパスポートの価格引き上げ、2800円は新チケット商品の発売によるものと見る。尚、現時点では不透明感が高いため、来園者に対するマネタイズやチケット以外の新商品発売効果などは、弊社予想には織り込んでいない。同社からの続報を待ちたい。
同社は26年3月期~30年3月期に、配当性向引き上げに加えて、約3000億円の自己株取得などを行うとした。特定の大株主の売り出し対応に関らず、柔軟に実施予定とのことである。尚、26年3月期のチケット単価は基本的に引き上げ傾向が維持される可能性が高い。我々は25年4~6月期のチケット単価を前年同期比3.4%増と予想する。更に同社によると4月の訪園者数は、(1)新エリアの完全開放、(2)大阪万博開幕に伴うインバウンドの増加、(3)新イベントの効果などにより、「好調」に推移、その後の予約状況も好調とのことである。継続性を確認する必要はあろうが、我々は25年4~6月期の訪園者数を前年同期比7.7%増、諸経費の増加をこなして、同20.3%営業増益を達成すると予想した、と指摘。
今2026年3月期連結営業利益を会社計画1600億円(EPS69.2円)に対し従来予想2092億円(EPS92.0円)から1965億円(EPS84.0円)へ減額したが、来2027年3月期同2355億円(EPS104.6円)から2435億円(EPS106.3円)へ、2028年3月期同2412億円(EPS108.4円)から2566億円(EPS112.5円)へ増額している。
過去に取り上げた銘柄
05月07日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
GENDA
(9166) |
1,140 | +70 | アニメグッズ販売経路として北米ミニロケが業績を牽引、東海東京が新規「Outperform」、目標株価1410円 |
キユーピー
(2809) |
3,316 | +67 | 第1四半期を底に業績は回復トレンド、中期は海外事業が牽引し最高益の更新が続くと予想、JPモルガンが新規「Overweight」、目標株価4000円 |
カカクコム
(2371) |
2,598.5 | +24.5 | 求人ボックスに積極投資、第三の柱として拡大を期待、シティグループが「買い」継続、ターゲットプライス2400円→3200円 |
日本M&A
(2127) |
669.3 | +14.6 | 25年3月期は通期未達も、第4四半期は過去最高益、大和が「2(アウトパフォーム)」継続、目標株価750円→800円 |
05月02日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
信越化
(4063) |
4,415 | +85 | 逆境時に際立つ業績の安定感、株主還元強化も評価、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価5960円→6200円 |
特殊陶
(5334) |
4,774 | +332 | 新規開発投資の絞り込みを反映し、野村が業績予想を増額修正、「Buy」継続、目標株価5300円→5500円 |
NRI
(4307) |
5,450 | +58 | 売上高1兆円・営業利益率20%の2030年計画への期待、SMBC日興が「1」継続、目標株価5700円→5800円 |
シンフォニア
(6507) |
6,250 | +170 | 注目点は防衛関連と半導体関連、大和が「2(アウトパフォーム)」継続、目標株価3600円→7100円 |
05月01日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
三菱電
(6503) |
2,760.5 | +140.5 | 来期も防衛含むインフラの好調が継続。過去最大の自社株買い、ノンコア資産整理も着実に進捗、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価3500円→3600円 |
りそなHD
(8308) |
1,139 | +53 | 米関税不透明感に起因する市場全体の調整で投資妙味が増す、野村が「Neutral」→「Buy」、目標株価1150円→1400円 |
富士紡HD
(3104) |
4,975 | +240 | 半導体材料関連各社の中で円高が業績にプラスとなる唯一の銘柄、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価6200円→6400円 |
関電工
(1942) |
2,838 | -31.5 | 電力関連での需要拡大等を考慮し野村が業績予想を増額修正、「Buy」継続、目標株価3300円→3480円 |
04月30日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
きんでん
(1944) |
3,848 | +427 | 25年3月期大幅上振れ、26年3月期も増益計画、野村が「Buy」継続、目標株価4030円→4260円 |
山崎パン
(2212) |
3,296 | +168 | 4月数量は2~3%増加の見込みでポジティブ、25年第2四半期は増益率加速を予想、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価3800円→3900円 |
DeNA
(2432) |
3,720 | +95 | 思いの外、『ポケポケ』の好調な収益寄与は歩留っていけそう、みずほが「買い」継続、目標株価2000円→4400円 |
ボードルア
(4413) |
5,620 | +330 | 引き続き精度の高い見通しの下で好調な業績推移を期待、SBIが「買い」継続、目標株価7300円→10000円 |
04月28日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
リクルートHD
(6098) |
7,609 | +346 | メディアからマッチングのオートメーション化へ、JPモルガンが新規「Overweight」、目標株価11500円 |
ルネサス
(6723) |
1,774.5 | +104.5 | 不透明な環境下、成長の兆しも点灯、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価2400円→2500円 |
サイバエージ
(4751) |
1,191.5 | +33 | AIと新たなIP戦略が創出するグループシナジー、JPモルガンが新規「Overweight」、目標株価1500円 |
ANYCOLOR
(5032) |
3,710 | +90 | ファン層の再加速に期待、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価4300円→4600円 |
04月25日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
日電硝
(5214) |
3,254 | +58 | 全社業績は大幅改善へ、半導体関連の高成長にも期待、BofAが新規「買い」、目標株価3900円 |
東 宝
(9602) |
8,011 | -309 | ポートフォリオのコア銘柄として、強気スタンスを再強調、SMBC日興が「1」継続、目標株価7600円→9100円 |
オービック
(4684) |
4,960 | -70 | DX関連投資を背景にクラウドで提供する統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」関連収益が拡大、岩井コスモが「A」継続、目標株価5500円→5800円 |
クイック
(4318) |
1,959 | +17 | 注力領域の建設や電気・機械、自動車、ITに加え、医療・福祉分野でも採用ニーズが旺盛、岩井コスモが新規「A」、目標株価2300円 |
04月24日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
IHI
(7013) |
10,600 | +455 | 大志を抱く、シティグループが「中立」→「買い」、ターゲットプライス11500円→12500円 |
トヨタ
(7203) |
2,582 | +123 | 関税への対応手段の多様さ、世界不況シナリオでも生き残る強固な利益体質やBSを過小評価、UBSが「Neutral」→「Buy」、目標株価3100円→3200円 |
コスモス薬品
(3349) |
9,000 | -97 | 売上総利益率の改善が顕著、SBIが「買い」継続、目標株価10000円→10900円 |
バリュエンスH
(9270) |
899 | +6 | 仕入改善や小売強化の施策が結実し、粗利益率が大きく回復、いちよしが「A」継続、フェアバリュー1800円→1900円 |