前場コメント No.2 サイボウズ、トーエネク、共立メンテ、ヘリオス、JTECCORP、マクセル

2024/05/31(金) 11:31
★9:01  サイボウズ-買い気配 「kintone」などクラウドサービスを値上げへ
 サイボウズ<4776.T>が買い気配。同社は30日、クラウドサービス「kintone(キントーン)」などの価格体系および「kintone」「メールワイズ」の最小契約ユーザー数を改定すると発表した。

 「kintone ライトコース」は1ユーザー当たり780円から1000円に値上げする。改定は11月1日に実施する。また、7月8日より、契約数1000ユーザー以上の全社・大規模導入の顧客を対象に、「kintone」の新規コース「ワイドコース」を開始するとしている。

★9:01  トーエネック-買い気配 1株を5株に分割 基準日は9月30日
 トーエネック<1946.T>が買い気配。同社は30日、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として、1株につき5株の割合をもって分割する。

★9:01  共立メンテナンス-SBIが投資判断引き上げ ホテル好調により再成長局面へ
 共立メンテナンス<9616.T>が買い気配。SBI証券では、ホテル好調により再成長局面と予想。投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価を2910円→3990円にそれぞれ引き上げた。

 SBIでは、(1)ビジネスホテルが回復し、4月の客室単価はコロナ禍影響前を大幅超過したこと、(2)中計期間の投資総額を2400億円に増額し、リブランドなど案件を積み上げていること、(3)大和ハウス工業<1925.T>やコスモスイニシア<8844.T>との提携による開発加速など注目している。インバウンド需要の拡大、開発進ちょくによるホテルの増益が続くとみて、25.3期以降の営業利益予想も増額するとしている。

★9:02  ヘリオス-SBIが投資判断引き上げ 既存パイプラインの価値など踏まえる
 ヘリオス<4593.T>が買い気配。SBI証券では、既存パイプラインの価値などを踏まえ、投資判断を「中立」→「買い」に引き上げ、目標株価は370円を据え置いた。

 SBIでは、既存パイプラインの価値、24.12期にMultiStem関連のディールが期待できることなどを踏まえ投資判断を引き上げた。一方で、同社はMultiStemの開発において仕切り直しのフェーズにあると指摘。今後のバリュエーションの切り上がりには、確実な進ちょくとサプライズディールが必要とみている。

★9:02  ジェイテックコーポ-買い気配 X線高精度ミラーを大型受注 合計約4.1億円
 ジェイテックコーポレーション<3446.T>が買い気配。同社は30日、世界の放射光施設およびX線自由電子レーザー施設より、X線高精度ミラー「Osaka Mirror」について、合計約4.1億円の大型受注を取得したと発表した。
 
 同案件は、2025年6月以降の納入を予定しているという。なお、同社は検収基準を採用していることから24.6月期の業績予想においては想定していないとしている。

★9:02  マクセル-買い気配 全固体電池の作動上限温度を引き上げる技術開発に成功
 マクセル<6810.T>が買い気配。同社は30日、全固体電池の電極技術を発展させ、作動上限温度を150度に引き上げる技術開発に成功したと発表した。
 
 電極の材料や配合などの電極設計を大幅に見直すことで、150度の高温下で充放電を繰り返すサイクル試験において、放電電圧が1.0Vに低下するまでのサイクル数を従来電極仕様品との比較で約5倍に向上させることに成功したという。
 
 同技術を応用した製品開発を進めることで、高温下での電池寿命の減少により発生していた頻繁な電池交換工数の削減につながるほか、高温下でのセンシング・モニタリングが行えるため、より高精度な設備制御による生産歩留や品質の向上が期待できるとしている。


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