後場コメント No.4 クレセゾン、TIS、三住トラスト、三菱総研、ケイアイスター、倉元

2024/06/13(木) 15:02
★13:40  クレディセゾン-底堅い 住宅ローン、契約までオンライン 事前審査15分に=日経
 クレディセゾン<8253.T>が底堅い。13日付の日本経済新聞朝刊は、同社が住宅ローンの申請から契約までの一連の手続きをオンラインで完結できるようにすると報じた。
 
 記事によれば、今秋から住宅金融支援機構の「フラット35」のオンライン受け付けを始め、3営業日かかっていた事前審査を最短15分に、1週間程度かかる本審査を最短翌営業日に短縮するという。足元で固定金利の住宅ローン需要が鈍化する中、手続きの迅速化で顧客の取りこぼしをなくすとしている。

★13:45  TIS-底堅い 「AWSマルチアカウントスイート」を提供開始
 TIS<3626.T>が底堅い。同社は13日、傘下のTISがAWSのアカウントを保有する企業に対し、マルチアカウント環境で必要となるセキュリティとガバナンスのベストプラクティスを搭載した「AWSマルチアカウントスイート」の提供を同日より開始すると発表した。
 
 「AWSマルチアカウントスイート」は、AWSのマルチアカウント環境におけるセキュリティ対策やガバナンス維持に課題を抱える企業に対し、マルチアカウント管理が可能なAWS環境を提供することで、企業側での管理負担を軽減するサービスだとしている。

★14:04  三井住友トラスト-3日続落 米アポロと未上場株・インフラの複合投資商品=日経
 三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が3日続落。日本経済新聞電子版は13日5時、同社が米大手投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントと組んで未上場株式などの未公開資産を組み込んだ投資商品の販売を始めたと報じた。
 
 記事によれば、未公開資産は高い利回りが期待できることから海外で富裕層向けに需要が増えているという。資産運用立国を掲げる日本でも国内証券が力を入れ始めており、不動産頼みだった日本の富裕層の資産運用が変わる可能性があるとしている。

 なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。

★14:10  三菱総合研究所-続伸 経産省「人的資本経営に関する調査および普及啓発事業」を受託
 三菱総合研究所<3636.T>が続伸。同社は13日14時、4月1日に経済産業省から「令和6年度産業経済研究委託事業(人的資本経営に関する調査および普及啓発事業)」を受託したと発表した。
 
 同事業では、2022年8月25日に設立された人的資本経営コンソーシアムの事務局として、会員企業の人的資本経営の実践と開示の取り組みを後押しするとしている。

★14:23  ケイアイスター不動産-反落 オーストラリアで住宅開発用地確保し新プロジェクト着手
 ケイアイスター不動産<3465.T>が反落。同社は13日14時、オーストラリア現地法人KI-Star Real Estate Australia(以下KAU)との合弁会社であるMunCorpが、メルボルン中心エリアから北西にあるディーンサイド地区にて、新たに合計106区画の住宅開発用地を確保したと発表した。
 
 これまでに、KAUを通じメルボルン郊外において、住宅開発に参画し、携わっている住宅供給棟数は累計で200棟以上におよぶという。また現在、オーストラリアでは7カ所の開発プロジェクトが進行しており、その内4カ所の開発プロジェクトをMunCorpが手掛けているとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★14:30  倉元製作所-ストップ安売り気配 朝高後は上値重く手じまい売りか 買い残は263万株
 倉元製作所<5216.T>がストップ安売り気配。上値が重くなってきたところで手じまい売りが出ているもよう。

 同社株価は堅調な推移が続き、本日は658円まで買われて年初来高値を連日で更新。昨年末の終値比で7.4倍となった。ただ、朝方に高値をつけてからは上値が重く、横ばいとなっていた。直近の値動きが急だったこともあり、上昇一服とみた売りが出ているようだ。なお、直近公表されている信用取引の買い残は263万株程度となっている。


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