前場コメント No.6 ヤーマン、笑美面、ラバブルマケ、WHYHOWDO、Mマート、Hamee

2024/06/17(月) 11:32
★9:38  ヤーマン-大幅反落 今期営業益6倍見込む 前期は計画下回り93%減
 ヤーマン<6630.T>が大幅反落。同社は14日、25.4期通期の連結営業利益予想を25.0億円(前期比6倍)に、年間配当予想を9円(前期は9円)にすると発表した。市場コンセンサスは20.0億円。

 国内での銀座旗艦店の通期販売、新カテゴリでの販売増加を見込む。効果的な広告宣伝費の見直し、前期に計上した貸倒引当金繰入額や棚卸評価損の計上が減少することなども踏まえた。

 24.4期通期の連結営業利益は4.2億円(前の期比93.2%減)だった。会社計画16.6億円を下回った。中国向け売掛金の一部について、保守的・予防的に貸倒引当金繰入額を計上したこと、コロナ禍当初に在庫確保のために調達した一部の棚卸資産の評価損を計上したこ都などが響いた。

 なお、株価は前期の計画下振れを受けて売られている。

★9:42  笑美面-大幅高 上期営業黒字転換 上期計画上回る
 笑美面<9237.T>が大幅高。同社は14日、24.10期上期(11-4月)の営業損益は6500万円の黒字だったと発表した。同社は前年同期は四半期財務諸表を作成していないため、比較はできない。会社計画の3100万円から上振れて着地した。既存コーディネーターの生産性改善が寄与した。

 なお、24.10期通期の業績予想については、営業収益・利益ともに下期に偏重する計画となっており、採用活動などの持続的成長に向けた追加投資余地を残すため、据え置くとしている。

★9:46  ラバブルマーケティング-急騰 上期営業益59%増 通期計画を超過
 ラバブルマーケティンググループ<9254.T>が急騰。同社は14日、24.10期上期(11-4月)の連結営業利益は1.5億円(前年同期比58.5%)だったと発表した。なお、24.10期通期の営業益予想は1.0億円となっており、上期時点ですでに超過している。
 
 主力のSNSマーケティング事業が堅調に推移したことが寄与した。

★9:53  WHY HOW DO-大幅安 米国クラウド大手への売電事業に向けた基本合意を解除
 THE WHY HOW DO COMPANY<3823.T>が大幅安。同社は14日、4月8日付で開示した「米国クラウドサービス最大手A社のエネルギー関連会社への長期売電事業に向けた三者間基本合意契約締結」について、基本合意を解除したと発表した。

 基本合意以降協議を続けてきたが、シンエネルギー開発(群馬県沼田市)から、事業の進捗が困難であるとの判断から、三者間の基本合意書を解除したいとの申し入れが同社にあったことから、これを承諾し、三者間でのオフテーカー向け電力販売事業は行わないこととなったとしている。

★10:00  Mマート-急落 1Q最終益0.8%減 法人税増加が響く
 Mマート<4380.T>が急落。同社は14日、25.1期1Q(2-4月)の純利益は7200万円(前年同期比0.8%減)だったと発表した。

 営業費用が増加したものの、出店料収入、マーケット/システム利用料収入の増加により、営業増益となった。一方、法人税などの増加により最終減益となった。

★10:09  Hamee-急落 今期営業益9%増見込む コンセンサス下回る
 Hamee<3134.T>が急落。同社は14日、25.4期通期の連結営業利益予想を20.8億円(前期比8.7%増)に、年間配当予想を22.5円(前期は22.5円)にすると発表した。市場コンセンサスは24.0億円。

 中核に成長したコスメティクス事業の増収や、モバイルライフなど各事業の増収をめざす。

 24.4期通期の連結営業利益は19.2億円(前の期比50.8%増)だった。コスメティクス事業の慎重を筆頭に、各事業が増収となった。コスト管理を徹底したことも寄与した。

 なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。


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