前場コメント No.11 JR九州、高砂香、エイチワン、中外薬、東エレク、フジクラ
★10:26 JR九州-4日ぶり大幅反落 宮崎県での震度6弱の地震発生を嫌気か
JR九州(九州旅客鉄道)<9142.T>が4日ぶり大幅反落。8日16時43分ごろ、中四国・九州地方で震度6弱の地震が発生したことが嫌気されているもよう。
同日の地震発生により、同社は宮崎県を中心に在来線の一部で始発から運転を見合わせる予定だったが、安全が確認できたとして運転を再開している。一方、気象庁は8日、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表。想定震源域では、新たな大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まっているとの見解を示した。
株価は今後の大規模地震によるサービスへの影響を懸念した売りが出ているようだ。JR各社の中で、同社の下落率が最も大きくなっている。
JR九州(九州旅客鉄道)<9142.T>が4日ぶり大幅反落。8日16時43分ごろ、中四国・九州地方で震度6弱の地震が発生したことが嫌気されているもよう。
同日の地震発生により、同社は宮崎県を中心に在来線の一部で始発から運転を見合わせる予定だったが、安全が確認できたとして運転を再開している。一方、気象庁は8日、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表。想定震源域では、新たな大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まっているとの見解を示した。
株価は今後の大規模地震によるサービスへの影響を懸念した売りが出ているようだ。JR各社の中で、同社の下落率が最も大きくなっている。
★10:31 高砂香料工業-ストップ高買い気配 1Q営業益7.6倍 通期計画を超過
高砂香料工業<4914.T>がストップ高買い気配。同社は8日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が40.2億円(前年同期比7.6倍)だったと発表した。なお、25.3期通期の営業利益予想は40.0億円となっており、1Q時点ですでに超過している。
日本において、アロマイングリディエンツ部門などが好調に推移したことなどが寄与した。
高砂香料工業<4914.T>がストップ高買い気配。同社は8日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が40.2億円(前年同期比7.6倍)だったと発表した。なお、25.3期通期の営業利益予想は40.0億円となっており、1Q時点ですでに超過している。
日本において、アロマイングリディエンツ部門などが好調に推移したことなどが寄与した。
★10:36 エイチワン-ストップ高買い気配 1Q営業黒字転換 販売価格適正化や前期減損の反動など寄与
エイチワン<5989.T>がストップ高買い気配。同社は8日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業損益(IFRS)は42.1億円の黒字(前年同期は2.6億円の赤字)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は38.3%。
主力得意先向けの自動車フレーム生産量は減少したものの、販売価格の適正化、円安などにより増収となった。労務費などの製造コストの削減効果、前期における有形固定資産の減損処理に伴う償却負担の減少な度も寄与した。
エイチワン<5989.T>がストップ高買い気配。同社は8日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業損益(IFRS)は42.1億円の黒字(前年同期は2.6億円の赤字)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は38.3%。
主力得意先向けの自動車フレーム生産量は減少したものの、販売価格の適正化、円安などにより増収となった。労務費などの製造コストの削減効果、前期における有形固定資産の減損処理に伴う償却負担の減少な度も寄与した。
★10:36 中外製薬-SMBC日興が目標株価を引き上げ へムライブラが好調、次世代抗肥満薬アセットにも期待
中外製薬<4519.T>が反発。SMBC日興証券では、へムライブラが好調、次世代抗肥満薬アセットにも期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は6000円→6500円に引き上げた。
24/12期2Q決算発表後の取材を踏まえて、業績予想を修正した。血友病薬ヘムライブラと抗肥満薬orforglipronの売上予想を引き上げた。GYM329 Ph2/3の筋力増強データや抗肥満薬の競合状況にも注目している。目標株価までの上昇余地は限定的だが、次世代抗肥満薬アセットの開発進捗が期待できるとした。
中外製薬<4519.T>が反発。SMBC日興証券では、へムライブラが好調、次世代抗肥満薬アセットにも期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は6000円→6500円に引き上げた。
24/12期2Q決算発表後の取材を踏まえて、業績予想を修正した。血友病薬ヘムライブラと抗肥満薬orforglipronの売上予想を引き上げた。GYM329 Ph2/3の筋力増強データや抗肥満薬の競合状況にも注目している。目標株価までの上昇余地は限定的だが、次世代抗肥満薬アセットの開発進捗が期待できるとした。
★10:42 東京エレクトロン-MSMUFGが目標株価引き下げ 中国向けの減速リスクを織り込む
東京エレクトロン<8035.T>がマイナス転換。モルガンスタンレーMUFG証券は、中国向け売り上げの減速リスクを業績予想に織り込むとして、投資判断「Overweight」を継続、目標株価を48500円から47100円に引き下げた。
会社側は、25.3期1Qの決算を受けて通期計画を上方修正。DRAMメーカーの設備投資意欲が大幅に改善し、台湾でのファウンドリ投資も前倒しになったことなどが要因と説明している。一方で中国からの受注は弱含んでいるもようで 中国向けぼ売上比率は25.3期1Qの50%から、今後は25-30%に低下という見通しを示した。これを受けて、モルガンMUFGでは、26.3期以降の業績予想を下方修正。目標株価も引き下げている。
東京エレクトロン<8035.T>がマイナス転換。モルガンスタンレーMUFG証券は、中国向け売り上げの減速リスクを業績予想に織り込むとして、投資判断「Overweight」を継続、目標株価を48500円から47100円に引き下げた。
会社側は、25.3期1Qの決算を受けて通期計画を上方修正。DRAMメーカーの設備投資意欲が大幅に改善し、台湾でのファウンドリ投資も前倒しになったことなどが要因と説明している。一方で中国からの受注は弱含んでいるもようで 中国向けぼ売上比率は25.3期1Qの50%から、今後は25-30%に低下という見通しを示した。これを受けて、モルガンMUFGでは、26.3期以降の業績予想を下方修正。目標株価も引き下げている。
★10:44 フジクラ-MSMUFGが目標株価引き上げ 情報通信事業は比類なき強さ
フジクラ<5803.T>が買い気配。モルガン・スタンレーMUFG証券では、情報通信事業(光コンポーネント)は比類なき強さと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3400円→4700円と引き上げた。
MSMUFGの業績予想を上方修正。上方修正の主因は、情報通信事業における光コンポーネントの拡販。24年度末にコネクターの生産能力が23年度比2倍に到達すると織り込んだ。またその他の光ケーブル、エンジニアリング(北米新規事業含む)も24年度以降もCAGR10%成長を見込んでいる。MSMUFGでは、今般の決算を経て、24年度、24年度以降のコンセンサスは大きく上昇しようと指摘している。
フジクラ<5803.T>が買い気配。モルガン・スタンレーMUFG証券では、情報通信事業(光コンポーネント)は比類なき強さと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3400円→4700円と引き上げた。
MSMUFGの業績予想を上方修正。上方修正の主因は、情報通信事業における光コンポーネントの拡販。24年度末にコネクターの生産能力が23年度比2倍に到達すると織り込んだ。またその他の光ケーブル、エンジニアリング(北米新規事業含む)も24年度以降もCAGR10%成長を見込んでいる。MSMUFGでは、今般の決算を経て、24年度、24年度以降のコンセンサスは大きく上昇しようと指摘している。
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