前場コメント No.8 関西電、セイヒョー、システムサポ、住友ゴム、コーナン商事、コジマ

2024/10/11(金) 11:30
★10:16  関西電力-反落 美浜原発3号機を停止
 関西電力<9503.T>が反落。同社は10日、福井県の美浜原子力発電所3号機を停止すると発表した。

 10月5日19時ごろ、巡視点検中の運転員が1次系冷却水クーラの海水系統戻り母管3系統(A、B、C)のうち、C系統母管の2カ所に塩の析出があることを確認した。当該カ所の肉厚測定の結果では微小な穴があり、その周辺に減肉が確認された。今後プラントを停止し、原因調査を実施する予定。今回の事象による環境への放射能の影響はないとしている。

★10:24  セイヒョー-3日ぶりに大幅反落 上期営業益は計画上振れも通期据え置きを嫌気
 セイヒョー<2872.T>が3日ぶりに大幅反落。同社は10日、25.2期上期(3-8月)の営業利益は1.8億円(前年同期比41.6%増)だったと発表した。会社計画の1.4億円から上振れて着地した。自社ブランド品の価格改定実施により、営業利益率が改善したことなどが寄与した。

 一部原材料価格の上昇が見込まれるなど不確定要素を多く含むことから、通期の業績予想は据え置くとしている。

 なお株価は、良好な進ちょくにもかかわらず通期計画が据え置かれたことから、売りが優勢となっている。

★10:25  システムサポート-4日ぶり反発 胡蝶蘭農園事業を開始 障がい者の雇用創出で
 システムサポート<4396.T>が4日ぶり反発。同社は11日、障がい者の雇用創出・自立支援を目的に胡蝶蘭農園事業を開始したと発表した。

 同社のEC特設サイト「システムサポート胡蝶蘭オンラインショップ」において、10月1日より胡蝶蘭の販売を始めた。同社では多様な人材の雇用創出をめざし、拠点ごとに障がい者を採用するほか、障がい者雇用を支援するサービス「コルディアーレ農園」を導入しているとした。

★10:36  住友ゴム-東海東京が目標株価引き下げ 新発売のオールシーズンタイヤの見極め時期
 住友ゴム工業<5110.T>がもみ合い。東海東京インテリジェンス・ラボでは、新発売のオールシーズンタイヤの見極め時期とし、レーティングは「Neutral」を継続、目標株価を1750円→1690円に引き下げた。

 東海東京では、北米市場の販売競争が激化していること、国内におけるタイヤ販売は下期より回復を予想すること、オールシーズンタイヤの販売状況によっては増益余地となり得ることなどを踏まえ、目標株価を見直した。適用するEV/EBITDA倍率についても、従来の5.9倍→5.7倍に修正している。

★10:39  コーナン商事-続落 上期最終益10%減 減損損失の増加などが響く
 コーナン商事<7516.T>が続落。同社は10日、25.2期上期(3-8月)の連結純利益は92.3億円(前年同期比10.0%減)だったと発表した。上期はグループ全体で15店舗の出店を実施し、営業増益となったものの、減損損失の増加などが響き、最終減益となった。

★10:42  コジマ-大幅反発 今期営業益0.6%増見込む 前期は計画上振れ
 コジマ<7513.T>が大幅反発。同社は10日、25.8期通期の営業利益予想を64.0億円(前期比0.6%増)に、年間配当予想を18円(前期は16円)にすると発表した。

 店舗やECにおける高付加価値商品の販売強化に加えて、商品在庫の適正化に取り組むことで、売上総利益率の向上に努めるとしている。

 24.8期通期の営業利益は63.6億円(前の期比32.0%増)だった。会社計画の53.0億円から上振れ着地した。売上高の増加や、高付加価値商品の販売強化による売上総利益率の改善が寄与した。

 併せて、24.8期の期末配当予想を14円から16円(前の期末は14円)に上方修正すると発表した。


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