前場コメント No.9 イオン、MrMaxHD、クリーク&リバ、ディスコ、スギHD、ネットプロHD

2024/10/11(金) 11:30
★10:46  イオン-5日ぶり反発 9月度のイオンリテール既存店売上高2.6%増
 イオン<8267.T>が5日ぶり反発。同社は10日、9月度のイオンリテールにおける既存店売上高は前年同月比2.6%増だったと発表した。飲料や米、防災・備蓄関連の商品が伸長し、3カ月連続で前年同月を上回った。

 「イオン株式上場50周年記念セール」を開催し、50周年にちなんだオリジナル企画商品や、最大50%増量の商品など、この期間限定の特別商品を展開した。敬老の日の3連休には、本鮪やステーキなどのごちそうメニューを強化した結果、既存店売上高が4カ月連続で前年実績を上回ったとしている。

★10:55  MrMax-3日続伸 上期営業益18%増 米や防災用品の売り上げ伸びる
 MrMaxHD<8203.T>が3日続伸。同社は10日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益は22.4億円(前年同期比18.1%増)だったと発表した。上期の会社計画は20.0億円。
 
 市場の品不足で需要が高まった米や、アプリキャンペーンなどで積極的に価格訴求を行った衣類用洗剤、ペットフード、紙おむつなどの売り上げが好調だった。期間中に発生した地震や台風の影響により、防災用品や非常食、加工食品なども伸びたとしている。

★10:56  クリーク&リバー-反発 上期営業益16%減も悪材料出尽くし
 クリーク・アンド・リバー社<4763.T>が反発。同社は10日、25.2期上期(3-8月)の営業利益は22.0億円(前年同期15.6%減)だったと発表した。

 クリエイティブ分野(日本)では、オリジナルコンテンツ開発に伴う先行投資などに加え、一部の大手ゲームパブリッシャーの案件縮小や、人材紹介サービスの成約長期化などが響いた。医療分野では前期後半より実施してきた、営業体制見直しなどの構造改革の影響を受けたとしている。

 なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★11:00  ディスコ-反発 4-9月営業益6割増 生成AI向け需要が拡大=日経
 ディスコ<6146.T>が反発。11日付の日本経済新聞朝刊は、同社の2024年4-9月期の連結営業利益が前年同期比6割増の710億円強になったもようだと報じた。
 
 記事によれば、従来の会社予想を50億円強上回り、4-9月期として過去最高を更新した公算が大きいという。生成AI(人工知能)向けの高性能半導体の需要が拡大し、半導体製造装置の出荷が伸びたとしている。

★11:03  スギHD-反発 9月度のスギ薬局事業既存店売上高3.3%増
 スギホールディングス<7649.T>が反発。同社は10日、9月度のスギ薬局事業における既存店売上高は速報値で前年同月比3.3%増だったと発表した。全店売上高は同8.9%増となった。

★11:08  ネットプロHD-3日続伸 総合ECモール「Qoo10」が後払い決済サービス導入
 ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>が3日続伸。同社は11日、eBay Japan(東京都港区)が総合ECモール「Qoo10」後払い決済サービス「atone(アトネ)つど後払い」を導入したと発表した。

 「atone つど後払い」は会員登録不要で、すぐに利用が可能。新規利用時のハードルを下げ、スムーズな決済体験を提供することなどの導入効果が評価されたとしている。


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