前場コメント No.7 中越パル、ヤプリ、ハーモニック、ブティックス、三菱電
★9:35 中越パルプ工業-大幅高 通期営業益を上方修正 増配も発表
中越パルプ工業<3877.T>が大幅高。同社は12日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の46.0億円から50.0億円(前期比19.0%減)に上方修正すると発表した。上期の実績値と下半期の事業環境の見通しを踏まえた。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は31.3億円(前年同期比5.4%減)だった。会社計画の23.0億円を上回った。原価低減、物流費圧縮などの取り組みが奏功した。
併せて、25.3期の中間配当を従来予想の30円に対し35円(前期中間は30円)に決定し、期末配当予想を30円から35円(前期末は30円)に上方修正すると発表した。年間配当は60円→70円(前期は60円)となる。
中越パルプ工業<3877.T>が大幅高。同社は12日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の46.0億円から50.0億円(前期比19.0%減)に上方修正すると発表した。上期の実績値と下半期の事業環境の見通しを踏まえた。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は31.3億円(前年同期比5.4%減)だった。会社計画の23.0億円を上回った。原価低減、物流費圧縮などの取り組みが奏功した。
併せて、25.3期の中間配当を従来予想の30円に対し35円(前期中間は30円)に決定し、期末配当予想を30円から35円(前期末は30円)に上方修正すると発表した。年間配当は60円→70円(前期は60円)となる。
★9:45 ヤプリ-大幅高 通期営業益を上方修正 3Q累計は2.8倍
ヤプリ<4168.T>が大幅高。同社は12日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の5.0億円から5.5億円(前期比2.1倍)に上方修正すると発表した。4Qは翌期に向けた先行投資として広告宣伝費の増加を見込むものの、人件費抑制を中心としたコスト効率化や、2024年3月に実施した減資による外形標準課税の不適用に伴う税負担の軽減効果により、前回予想を上回る見込みとなったとしている。
24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は4.8億円(前年同期比2.8倍)だった。好調な売上高により営業利益は四半期として最高となった。
ヤプリ<4168.T>が大幅高。同社は12日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の5.0億円から5.5億円(前期比2.1倍)に上方修正すると発表した。4Qは翌期に向けた先行投資として広告宣伝費の増加を見込むものの、人件費抑制を中心としたコスト効率化や、2024年3月に実施した減資による外形標準課税の不適用に伴う税負担の軽減効果により、前回予想を上回る見込みとなったとしている。
24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は4.8億円(前年同期比2.8倍)だった。好調な売上高により営業利益は四半期として最高となった。
★9:51 ハーモニック-ストップ安 通期営業損益を下方修正 上期は6億円の赤字
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>がストップ安。同社は12日、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の27.0億円の黒字から4.0億円の赤字(前期は1.2億円の黒字)に引き下げると発表した。
同社グループ製品の主要用途である産業用ロボット、半導体製造装置市場の回復や立ち上がりは、期初の想定に比べると緩やかであることなどを考慮し、前回予想を下方修正した。
25.3期上期(4-9月)の連結営業損益は6.4億円の赤字(前年同期は8.7億円の黒字)だった。
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>がストップ安。同社は12日、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の27.0億円の黒字から4.0億円の赤字(前期は1.2億円の黒字)に引き下げると発表した。
同社グループ製品の主要用途である産業用ロボット、半導体製造装置市場の回復や立ち上がりは、期初の想定に比べると緩やかであることなどを考慮し、前回予想を下方修正した。
25.3期上期(4-9月)の連結営業損益は6.4億円の赤字(前年同期は8.7億円の黒字)だった。
★10:01 ブティックス-大幅高 上期営業黒字転換 各事業が順調に推移
ブティックス<9272.T>が大幅高。同社は12日、25.3期上期(3-9月)の連結営業損益は1億2600万円の黒字(前年同期は6700万円の赤字)だったと発表した。
いずれの事業も、おおむね計画どおり順調に推移したとしている。なお、展示会事業は2Q以降、人材採用支援事業は4Qに開催が集中していることから、展示会事業および人材採用支援事業の売上高および営業利益が、上期以降に偏重する見通しだとしている。
ブティックス<9272.T>が大幅高。同社は12日、25.3期上期(3-9月)の連結営業損益は1億2600万円の黒字(前年同期は6700万円の赤字)だったと発表した。
いずれの事業も、おおむね計画どおり順調に推移したとしている。なお、展示会事業は2Q以降、人材採用支援事業は4Qに開催が集中していることから、展示会事業および人材採用支援事業の売上高および営業利益が、上期以降に偏重する見通しだとしている。
★10:13 三菱電機-SMBC日興が目標株価引き上げ 業績アップサイドへの期待が続く
三菱電機<6503.T>が4日ぶり反発。SMBC日興証券は、空調の収益性を中心に、業績アップサイドへの期待が続くとして、投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2900円から3300円に引き上げた。
25.3期2Q決算では、同社構造改革の本丸である収益性改善施策は、全方位で想定以上の進展が確認できたと評価。25.3期営業利益計画4000億円に対しては、従来の未達懸念から上振れ期待にSMBC日興の見方を引き上げた。直近では需要が低迷し変化に乏しいテックセクターで、空調市況の回復というファンダメンタルズの改善に加え、個社要因として幅広い事業で収益性改善の顕在化が見込めると指摘している。
三菱電機<6503.T>が4日ぶり反発。SMBC日興証券は、空調の収益性を中心に、業績アップサイドへの期待が続くとして、投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2900円から3300円に引き上げた。
25.3期2Q決算では、同社構造改革の本丸である収益性改善施策は、全方位で想定以上の進展が確認できたと評価。25.3期営業利益計画4000億円に対しては、従来の未達懸念から上振れ期待にSMBC日興の見方を引き上げた。直近では需要が低迷し変化に乏しいテックセクターで、空調市況の回復というファンダメンタルズの改善に加え、個社要因として幅広い事業で収益性改善の顕在化が見込めると指摘している。
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