後場コメント No.1  洋エンジ、ファーストA、DIC、高砂熱、ロボペイ、グリッド

2024/11/14(木) 15:32
★12:32  東洋エンジニアリング-後場売り気配 上期最終益25%減 完成工事高原価率や販管費の響く
 東洋エンジニアリング<6330.T>が後場売り気配。同社は14日11時30分に、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は17.7億円(前年同期比25.2%減)だったと発表した。完成工事高原価率の上昇や販管費率の上昇のほか、のれん減損損失として特別損失41億円を計上したことなどが響いた。

★12:36  ファーストアカウンティング-後場下げ幅拡大 3Q累計営業益2.2倍も通期据え置きで失望
 ファーストアカウンティング<5588.T>が後場下げ幅拡大。同社は14日12時、24.12期3Q累計(1-9月)の営業利益が1億7000万円(前年同期比2.2倍)だったと発表した。なお、24.12期通期の営業利益予想は1億6700万円となっており、上期時点ですでに超過している。

 従来のAPIソリューションサービスである「Robota」シリーズに加え、会計帳票の入力業務および確認作業を効率的に実施できるクラウド型AIプラットフォームである「Remota」が引き続き好調に推移。導入社数が前期末の110件に対して135件と順調に推移したとしている。

 しかし株価は、上期時点ですでに超過しているにもかかわらず、通期予想が据え置かれたことから、失望売りが出ている。

★12:39  DIC-後場上げ幅拡大 3Q累計営業益2.6倍 高付加価値製品の出荷数量が増加
 DIC<4631.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日12時、24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が340億円(前年同期比2.6倍)だったと発表した。市場コンセンサスは324億円。

 エレクトロニクスやモビリティに関連する高付加価値製品の出荷数量が増加し、品目構成が改善したことに加え、値下げ圧力があるなか米州や欧州で印刷インキの販売価格維持に努めたことが寄与した。

★12:41  高砂熱学工業-後場上げ幅拡大 上期営業益19%増 採算改善に向けた取り組みが寄与
 高砂熱学工業<1969.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日11時30分、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は97.8億円(前年同期比19.2%増)だったと発表した。受注および施工段階における採算改善に向けた取り組みなどが寄与した。

★12:43  ロボペイ-後場買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表
 ROBOT PAYMENT<4374.T>が後場買い気配。同社は14日11時30分、24.12期通期の営業利益予想を従来の4.0億円から4.5億円(前期比94.3%増)に上方修正すると発表した。

 同社は、好調に売上高が拡大を継続していることおよび各種費用の抑制効果などを踏まえ、8月14日に上方修正していた。その後もペイメント事業・フィナンシャルクラウド事業の両事業が好調に推移していること、費用の抑制も引き続き実行できていることにより、再度上方修正するとしている。

 24.12期3Q累計(1-9月)の営業利益は3.8億円(前年同期比2.1倍)だった。

 併せて24.12期の期末配当予想を10円から14円(前期末は無配)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

★12:45  グリッド-後場プラス転換 1Q営業黒字転換 増収効果が人件費増を吸収
 グリッド<5582.T>が後場プラス転換。同社は14日11時30分、25.6期1Q(7-9月)の営業損益は3900万円の黒字(前年同期は9300万円の赤字)だったと発表した。電力会社の本番導入開発の進展や追加受注などによる増収が、エンジニアおよび営業の人員増による人件費の増加を吸収したとしている。


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