前場コメント No.6 清水建、鹿島、ニーズウェル、日産自、吉野家HD、岡本硝子
★9:51 清水建設-野村が目標株価を引き上げ 大型での損失リスク低下、粗利率改善を予想
清水建設<1803.T>が大幅反発。野村証券では、大型での損失リスク低下、粗利率改善を予想。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は960円→1450円に引き上げた。
野村では、Q2決算や通期計画の上方修正等では中小型案件の採算改善が確認され株価は上昇したが、大型案件での損失リスクが低下する中、中期的な建築粗利率の改善を織り込む余地があると考えている。Q2決算では選別受注の進展による受注時採算の一段の改善を確認、直近の再開発案件の発注延期の状況を踏まえるとデベロッパーに対する値上げ交渉も進んでいると考えている。建設費上昇も歯止めかかり、同業他社比でパイプラインが多い事務所案件での損失リスクは低下したと判断している。
清水建設<1803.T>が大幅反発。野村証券では、大型での損失リスク低下、粗利率改善を予想。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は960円→1450円に引き上げた。
野村では、Q2決算や通期計画の上方修正等では中小型案件の採算改善が確認され株価は上昇したが、大型案件での損失リスクが低下する中、中期的な建築粗利率の改善を織り込む余地があると考えている。Q2決算では選別受注の進展による受注時採算の一段の改善を確認、直近の再開発案件の発注延期の状況を踏まえるとデベロッパーに対する値上げ交渉も進んでいると考えている。建設費上昇も歯止めかかり、同業他社比でパイプラインが多い事務所案件での損失リスクは低下したと判断している。
★9:51 鹿島-野村が目標株価を引き上げ 国内単体を中心に営業利益予想を増額
鹿島<1812.T>が大幅反発。野村証券では、国内単体を中心に営業利益予想を増額。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は3200円→3350円に引き上げた。
野村では、2Q決算にて確認された国内土木における大型案件の進捗に伴う増収や国内建築での受注時採算の改善等を考慮し、国内単体にて25.3期以降の営業利益予想を増額修正。子会社では、海外不動産で米国を中心とした金利高止まりを踏まえ物件売却の後ろ倒しを織り込み、粗利益見通しを引き下げた。ただし、賃料引き上げやテナント確保は進んでいると見ており、26.3期以降は米金利低下とともに徐々に物件の売却益が回復に向かうとみている。
鹿島<1812.T>が大幅反発。野村証券では、国内単体を中心に営業利益予想を増額。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は3200円→3350円に引き上げた。
野村では、2Q決算にて確認された国内土木における大型案件の進捗に伴う増収や国内建築での受注時採算の改善等を考慮し、国内単体にて25.3期以降の営業利益予想を増額修正。子会社では、海外不動産で米国を中心とした金利高止まりを踏まえ物件売却の後ろ倒しを織り込み、粗利益見通しを引き下げた。ただし、賃料引き上げやテナント確保は進んでいると見ており、26.3期以降は米金利低下とともに徐々に物件の売却益が回復に向かうとみている。
★9:52 ニーズウェル-3日ぶり反発 コネクシオと商工会議所を活用したオンライン営業の取り組み開始
ニーズウェル<3992.T>が3日ぶり反発。同社は27日、コネクシオ(東京都港区)との業務提携を通して、商工会議所を活用したオンライン営業の取り組みを開始したと発表した。同取り組みは、オンラインセミナーを通じた新規顧客の獲得、中小企業の経営を支援する両社ソリューションの認知度向上と販売促進、両社シナジーによる新たなビジネスチャンスの創出といった狙いがあるとしている。
今回は長崎市を対象に、中小企業に向けて両社ソリューションに関するニュースレター配信やオンラインセミナー告知などを発信し、オンライン営業の強化を図るという。将来的には、他の地域でも同様の取り組みを展開し、全国規模で中小企業の支援を行う予定だとしている。
ニーズウェル<3992.T>が3日ぶり反発。同社は27日、コネクシオ(東京都港区)との業務提携を通して、商工会議所を活用したオンライン営業の取り組みを開始したと発表した。同取り組みは、オンラインセミナーを通じた新規顧客の獲得、中小企業の経営を支援する両社ソリューションの認知度向上と販売促進、両社シナジーによる新たなビジネスチャンスの創出といった狙いがあるとしている。
今回は長崎市を対象に、中小企業に向けて両社ソリューションに関するニュースレター配信やオンラインセミナー告知などを発信し、オンライン営業の強化を図るという。将来的には、他の地域でも同様の取り組みを展開し、全国規模で中小企業の支援を行う予定だとしている。
★10:00 日産自動車-野村がレーティング引き下げ 収益平準化には時間がかかる
日産自動車<7201.T>がもみ合い。野村証券では、収益平準化には時間がかかると判断。レーティングを「Buy」→「Neutral」に、目標株価を720円→420円へそれぞれ引き下げた。
主戦場の米国市場では、インセンティブが高水準にとどまると同時に、連結販売台数は前年同期比減速が続いている。同市場へのe-Power(ハイブリッド)の投入は2026年まで待つ必要があり、野村では競争力では劣勢が続くと考えている。販売台数の伸び悩み、インセンティブの高止まりから、連結営業損益は26.3期には赤字に転じ、自動車事業FCFも赤字が継続、27.3期まで無配が続くと予想。構造改革もスピード感をもって実行できるか、現時点では不透明感が強いとしている。
日産自動車<7201.T>がもみ合い。野村証券では、収益平準化には時間がかかると判断。レーティングを「Buy」→「Neutral」に、目標株価を720円→420円へそれぞれ引き下げた。
主戦場の米国市場では、インセンティブが高水準にとどまると同時に、連結販売台数は前年同期比減速が続いている。同市場へのe-Power(ハイブリッド)の投入は2026年まで待つ必要があり、野村では競争力では劣勢が続くと考えている。販売台数の伸び悩み、インセンティブの高止まりから、連結営業損益は26.3期には赤字に転じ、自動車事業FCFも赤字が継続、27.3期まで無配が続くと予想。構造改革もスピード感をもって実行できるか、現時点では不透明感が強いとしている。
★10:06 吉野家HD-3日続伸 12月にカレー・唐揚げ専門店を出店=日経
吉野家ホールディングス<9861.T>が3日続伸。28日付の日本経済新聞朝刊は、同社が12月、カレーと唐揚げの専門店の出店をそれぞれ始めると報じた。
記事によると、国民食であるカレーを軸にした新型店を通じて、牛丼だけではつかみにくい家族層や女性客を開拓するという。牛丼の「吉野家」で使う牛や鶏の肉を活用して食材調達コスト低減にもつなげるとしている。
吉野家ホールディングス<9861.T>が3日続伸。28日付の日本経済新聞朝刊は、同社が12月、カレーと唐揚げの専門店の出店をそれぞれ始めると報じた。
記事によると、国民食であるカレーを軸にした新型店を通じて、牛丼だけではつかみにくい家族層や女性客を開拓するという。牛丼の「吉野家」で使う牛や鶏の肉を活用して食材調達コスト低減にもつなげるとしている。
★10:09 岡本硝子-ストップ高 U-MAPと資本業務提携 AlNセラミックス基板の量産体制を構築
岡本硝子<7746.T>がストップ高。同社は28日、放熱素材に特化したスタートアップ企業U-MAP(愛知県名古屋市)と資本業務提携したと発表した。
同提携によりセラミックス基板の量産体制を確立。4.5インチサイズのAlN基板を月産3万枚規模で生産可能とする体制を整え、流動品の販売を開始したとしている。
岡本硝子<7746.T>がストップ高。同社は28日、放熱素材に特化したスタートアップ企業U-MAP(愛知県名古屋市)と資本業務提携したと発表した。
同提携によりセラミックス基板の量産体制を確立。4.5インチサイズのAlN基板を月産3万枚規模で生産可能とする体制を整え、流動品の販売を開始したとしている。
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