前場コメント No.7 スタメン、アサヒ、マネフォワード、富士フイルム、ソラコム、T&DHD

2024/11/28(木) 11:31
★10:10  スタメン-7日ぶり反発 労働組合向けアプリ「TUNAG for UNION」利用組合数が200突破
 スタメン<4019.T>が7日ぶり反発。同社は28日10時、同社が開発・提供する「TUNAG for UNION(ツナグ フォー ユニオン)の利用組合数が200を突破したと発表した。

 TUNAG for UNIONは組合活動に必要な機能や情報を集約できるアプリ。情報共有の促進による労働組合内のつながり強化、DX化による業務効率化、専任トレーナーによる支援といった特徴があるとしている。

★10:10  アサヒGHD-反発 アプリ連動型ウォーターサーバーの実証実験開始
 アサヒグループホールディングス<2502.T>が反発。同社傘下のアサヒ飲料は27日、自動販売のウォーターサーバー「WATER BASE(ウォーターベース)」の実証実験を12月2日から開始すると発表した。

 専用アプリと連携し給水量が可視化できる国内初のアプリ連動型ウォーターマネジメントサーバーの展開を通じて、サステナビリティを意識した消費行動のニーズに応える。手軽に「ウォーターマネジメント」ができる新たな給水体験を提案するとしている。

★10:19  マネーフォワード-続伸 SaaS型社宅管理システムなど提供するシャトクを子会社化
 マネーフォワード<3994.T>が続伸。同社は27日、SaaS型社宅管理システムなどを提供するシャトク(東京都新宿区)を子会社化すると発表した。

 シャトクが提供する「シャトク福利厚生賃貸」は実質無料で導入でき、従業員の手取りアップができる借り上げ社宅の管理システム・サービスとなる。子会社化を通じて、同社のプロダクトラインアップ拡充、同社のネットワークおよび顧客基盤を活用した「シャトク福利厚生賃貸」顧客の拡大をめざすとしている。

★10:23  富士フイルムHD-野村が目標株価を引き上げ 勝ち組顧客向けに半導体材料が好調
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が小幅安。野村証券では、勝ち組顧客向けに半導体材料が好調と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は4000円→4300円に引き上げた。

 野村では、写真フィルムで培った独自技術をベースとした事業ポートフォリオ戦略の下で着実な利益成長が続くと予想。収益基盤と位置付けるイメージングとビジネスイノベーションが安定キャッシュを創出し、成長ドライバーであるヘルスケアとエレクトロニクスが業績拡大を牽引すると指摘。グローバルなバイオ医薬品の市場拡大を見据えた積極投資を実行するバイオCDMO、IT/AIの活用で市場シェアの拡大を図るメディカルシステム、先端プロセス向けで広範なラインナップを有す半導体材料などに注目している。

★10:28  ソラコム-5日ぶり反発 コープさっぽろがクラウド型カメラ「ソラカメ」を全店舗で導入
 ソラコム<147A.T>が5日ぶり反発。同社は28日10時、生活協同組合コープさっぽろ(北海道札幌市)が、クラウド型カメラサービス「ソラカメ」を全店に導入したと発表した。コープさっぽろは、道内108店舗全店の惣菜部門に340台のソラカメを導入し、店舗オペレーションの改善に役立てているという。
 
 ソラカメは、設置の容易なカメラでクラウド録画を利用できるクラウド型カメラサービス。電源とWi-Fiがあれば設置でき、スマートフォン、タブレットやパソコンから、カメラのライブ映像や、クラウドに保管された静止画・動画の閲覧が可能だとしている。

★10:32  T&DHD-急騰 株主還元の積極化を好感 IR説明会で社長表明
 T&Dホールディングス<8795.T>が急騰。同社が27日に実施したIR説明会において、同社の森山昌彦代表取締役社長が株主還元の積極化を表明したことが好感されている。

 SMBC日興証券の28日付レポートでは、超過資本の活用が十分ではなかったことに対する株主還元の積極化、PBR改善のため自己株取得の積み増しを検討すること、来期以降の配当性向引き上げを検討することなど、説明会の内容をポジティブと評価している。

 株価は前日比8%高で寄り付いた後も上げ幅を広げ、高いところでは2826.0円(同12.9%高)まで買われる場面がみられた。


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