後場コメント No.4 セイノーHD、JEH、カドス、石井表記、オープンワーク、カシオ

2024/12/12(木) 15:30
★14:02  セイノーHD-続伸 日本郵便などが自動運転トラックを用いた幹線輸送の実証実験に参加
 セイノーホールディングス<9076.T>が続伸。同社は12日、日本郵政<6178.T>グループの日本郵便およびJPロジスティクスが、同社およびT2(東京都千代田区)が実施する自動運転トラックを用いた幹線輸送の実証実験に1月から参加すると発表した。
 
 同実証では、トラック輸送のリソースを最大限生かすべく、幹線輸送の共同運行を行っている4社が幹線輸送の共同運行のオペレーションノウハウと自動運転技術を掛け合わせることで、新たな輸送モデルの価値を創造するという。また、将来の事業化に向け、知見の獲得や改善点の洗い出しを行っていくとしている。

★14:07  JEH-売り買い交錯 通期営業益を上方修正 増配も発表
 Japan Eyewear Holdings<5889.T>が売り買い交錯。同社は12日14時、25.1期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の43.0億円から50.0億円(前期比35.1%増)に、期末配当予想を22円から29円(前期末は19円)に上方修正すると発表した。

 堅調なインバウンド需要などを背景に、店舗売り上げが好調なことなどを踏まえた。今後の訪日客数の動向が見通しづらいことから、4Q(11-1月)は保守的な見通しとしている。年間配当予想は51円(前期は19円)となる。

 25.1期3Q累計(2-10月)の連結営業利益は39.2億円(前年同期比46.4%増)だった。

★14:08  カドス-後場マイナス転換 1Q営業益は1.7億円 売上総利益率は上昇傾向
 カドス・コーポレーション<211A.T>が後場マイナス転換。同社は12日14時、25.7期1Q(8-10月)の営業利益は1.7億円だったと発表した。前年同期は四半期財務諸表を作成していないため、比較はできない。生産性を意識した営業活動の推進により、売上総利益率は19.7%と上昇傾向となったとしている。

 なお、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★14:16  石井表記-後場急落 3Q累計営業益46%減 顧客生産調整が影響
 石井表記<6336.T>が後場急落。同社は12日14時、25.1期3Q累計(2-10月)の連結営業利益は6.4億円(前年同期比46.1%減)だったと発表した。顧客の生産調整が続き、自動車向け印刷製品や産業用機械向け操作パネルが減収となったことが響いた。

★14:25  オープンワーク-後場上げ幅拡大 「クチコミ就活プロジェクト」を開始
 オープンワーク<5139.T>が後場上げ幅拡大。同社は12日14時、新卒就活生向けの就活支援サービス「クチコミ就活プロジェクト」を開始したと発表した。
 
 同プロジェクトでは、国内の各大学のキャリアセンターへのOpenWorkの社員クチコミ閲覧を提供する。また、新卒紹介事業を展開するリンク・アイ(東京都中央区)と協働する新卒紹介サービス「OpenWork エージェント」により、日本の就活生が最初のキャリアから「働きがい」を持って活躍できる就職をめざす支援を行うとしている。

★14:38  カシオ-野村が目標株価引き上げ 欧米やインドの時計、関数電卓が堅調
 カシオ計算機<6952.T>がもみ合い。野村証券では、欧米やインドの時計、関数電卓が堅調とし、レーティングは「Neutral」を継続、目標株価を1200円→1300円に引き上げた。

 野村では、同社は中国市場の悪化による時計の苦戦が続いたが、売上高に占める中国比率が低下するとともに欧米やインドでの販売拡大により、業績の最悪期は脱しつつあると指摘。中長期的にはエリアマーケティングの知見やG-SHOCKのブランド力を生かし、時計を中心とした安定収益の創出が続くとみている。成長加速に向けては、インドなど中国以外の新興国での時計の売り上げ拡大や、学販ルートの強みを生かした教育アプリビジネスの収益貢献などに期待としている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 39,849.14 +476.91
TOPIX 2,773.03 +23.72
グロース250 641.64 +3.06
NYダウ 44,148.56 -99.27
ナスダック総合 20,034.90 +347.65
ドル/円 152.32 -0.14
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ