前場コメント No.1 Syns、アドバンテ、フジタコーポ、雨風太陽、デリー、ピアズ

2024/12/19(木) 11:32
★9:00  Syns-買い気配スタート/東証グロース上場 寄り前は630円
 小型SAR衛星の開発・運用からSARデータの販売とソリューションの提供を行うSynspective<290A.T>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格480円の買い気配で始まり、差し引き約159万株の買い越し。直前の寄り前気配は630円前後だった。

 主幹事は野村証券で、公開株数は2449万9800株。 慶応義塾大学発宇宙ベンチャー。小型SAR(合成開口レーダー)衛星を開発・製造・運用し、衛星コンステレーション(複数の人工衛星を一体運用するシステム)とデータ解析技術を用いた衛星データ事業を展開している。

★9:01  アドバンテスト-売り気配 米利下げペース鈍化でSOX指数4%近い下落 マイクロン時間外急落も嫌気
 アドバンテスト<6857.T>が売り気配。米国のハイテク株安やマイクロン・テクノロジーの時間外急落などが嫌気されている。

 注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が市場予想通りに0.25%引き下げられたものの、2025年の利下げ回数の見通しは従来の4回から2回に修正。これを嫌気して米主要3指数は大幅安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4%近い下落となった。また、マイクロン・テクノロジーが引け後に市場予想を下回る業績見通しを発表し、時間外で14%超の下落となっている。

 この流れを受けて、国内の半導体関連株も売りが優勢。ディスコ<6146.T>、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>なども下落スタートとなっている。

★9:01  フジタコーポ-買い気配 株主優待制度を新設 WEBクーポン贈呈
 フジタコーポレーション<3370.T>が買い気配。同社は18日、株主優待制度を新設すると発表した。
 
 毎年3月末日時点の株主名簿に記載または記録された、1単元(100株)以上の同社株式を保有している株主を対象に、保有株数に応じ、WEBクーポンを贈呈する。WEB上で希望の品目を選択し、受取手続きが必要となる。なお、選択期間を過ぎた場合は受取手続きが出来なくなるとしている。

★9:01  雨風太陽-買い気配 株主優待制度を導入 クーポン券贈呈
 雨風太陽<5616.T>が買い気配。同社は18日、株主優待制度を導入すると発表した。毎年12月末時点の株主名簿に記載または記録された当社株式1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じ、同社サービスである産直EC「ポケットマルシェ」で利用可能なクーポン券を贈呈する。
 
 2024年12月31日時点の株主名簿に記載または記録された同社株式1単元(100株)以上を保有する株主を対象として開始するとしている。

★9:01  デリー-売り気配スタート/東証グロース上場 寄り前は890円
 「クラシル」などのスマートフォンアプリおよびウェブメディアなどの運営を行うdely<299A.T>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格1200円の売り気配で始まり、差し引き約154万株の売り越し。直前の寄り前気配は890円前後だった。引受価額は1122.57円。

 主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、大和証券、みずほ証券で、公開株数は1451万9600株。料理レシピ動画アプリ/サイト「クラシル」の運営が主力。ウェブやスマートフォンアプリに限らず、SNS(交流サイト)のYouTubeやInstagram、X(旧Twitter)やLINEなどさまざまなプラットフォームで配信し、主に広告収益を得ている。

★9:01  ピアズ-買い気配 自己株取得枠を拡大 25万株→59万株 割合6.3%
 ピアズ<7066.T>が買い気配。同社は18日、自己株式の取得枠を上限59万株・4億円に拡大すると発表した。自己株式を除く発行済み株式総数に対する割合は6.3%となる。従来は25万株・2億円を上限としていた。取得期間は2024年10月15日~2025年4月14日で変更はない。


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