前場コメント No.8 千葉銀、双日、ニトリHD、GMOGSHD、住友林、スクリン
★10:27 千葉銀行-大和が目標株価を引き上げ 今年度中の配当増額を期待
千葉銀行<8331.T>が軟調。大和証券では、今年度中の配当増額を期待。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1300円→1400円に引き上げた。
大和では、直近決算後の株価パフォーマンスは他行比で低調と指摘。今期銀行予想配当利回りも2.91%と他行比で低位だが、大和が期待する今年度中の増配が発表されれば「配当株」として投資魅力が一定程度高まると考えている。他、日銀の追加利上げ観測が高まり、海外投資家が投資資金を邦銀株へ流入させる際には、地銀で時価総額上位のため株価上昇が期待できるとみている。
千葉銀行<8331.T>が軟調。大和証券では、今年度中の配当増額を期待。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1300円→1400円に引き上げた。
大和では、直近決算後の株価パフォーマンスは他行比で低調と指摘。今期銀行予想配当利回りも2.91%と他行比で低位だが、大和が期待する今年度中の増配が発表されれば「配当株」として投資魅力が一定程度高まると考えている。他、日銀の追加利上げ観測が高まり、海外投資家が投資資金を邦銀株へ流入させる際には、地銀で時価総額上位のため株価上昇が期待できるとみている。
★10:31 双日-7日ぶり反発 カナダの鉄鉱石鉱山Kamiプロジェクトへの参画を基本合意
双日<2768.T>が7日ぶり反発。同社は19日、鉄鉱石サプライヤーのChampion Ironがカナダニューファンドランド・ラブラドール州で新規開発を検討している鉄鉱石鉱山のKamistiatussetプロジェクト(以下「Kamiプロジェクト」)への参画について、日本製鉄<5401.T>とともに3社で基本合意したと発表した。
Kamiプロジェクトの開発は、高品位鉄鉱石の確保と中長期の安定供給に資するものであり、2040年代以降の高炉水素還元プロセスへの移行対応にも貢献が期待されるとしている。また、同社は産出される高品位の鉄鉱石の引き取りに関する権利(オフテイク権)を取得し、需要家への販売面でも貢献するとしている。
双日<2768.T>が7日ぶり反発。同社は19日、鉄鉱石サプライヤーのChampion Ironがカナダニューファンドランド・ラブラドール州で新規開発を検討している鉄鉱石鉱山のKamistiatussetプロジェクト(以下「Kamiプロジェクト」)への参画について、日本製鉄<5401.T>とともに3社で基本合意したと発表した。
Kamiプロジェクトの開発は、高品位鉄鉱石の確保と中長期の安定供給に資するものであり、2040年代以降の高炉水素還元プロセスへの移行対応にも貢献が期待されるとしている。また、同社は産出される高品位の鉄鉱石の引き取りに関する権利(オフテイク権)を取得し、需要家への販売面でも貢献するとしている。
★10:36 ニトリHD-3日ぶり大幅反落 FOMC受け円安進行 1ドル154円台後半に
ニトリホールディングス<9843.T>が3日ぶり大幅反落。円安進行が嫌気されている。
注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利が市場予想通りに0.25%引き下げられたものの、2025年の利下げ回数の見通しが2回(従来は4回)に修正された。これを受けて米長期金利は4.5%台に上昇しており、為替もドル高・円安方向に動いている。
足元では154.8円台まで円安が進む場面もあり、輸入コスト増加による業績懸念から同社株価が売られている。
ニトリホールディングス<9843.T>が3日ぶり大幅反落。円安進行が嫌気されている。
注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利が市場予想通りに0.25%引き下げられたものの、2025年の利下げ回数の見通しが2回(従来は4回)に修正された。これを受けて米長期金利は4.5%台に上昇しており、為替もドル高・円安方向に動いている。
足元では154.8円台まで円安が進む場面もあり、輸入コスト増加による業績懸念から同社株価が売られている。
★10:43 GMOGSHD- 5日ぶり反発 電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」を横浜銀行に導入
GMOグローバルサインホールディングス<3788.T>が5日ぶり反発。同社は19日10時30分、同社が開発運営する電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」をコンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>傘下の横浜銀行に導入したと発表した。
横浜銀行では、顧客とのローン契約の締結などに使用する方針だという。従来の紙の契約書を「GMOサイン」による電子契約に置き換えることで、契約書の印刷・製本・郵送などにかかる手間やコストを削減し、郵送による待ち時間なども不要になることから、顧客サービスの向上や、契約業務の効率化などの効果が期待できるとしている。
GMOグローバルサインホールディングス<3788.T>が5日ぶり反発。同社は19日10時30分、同社が開発運営する電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」をコンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>傘下の横浜銀行に導入したと発表した。
横浜銀行では、顧客とのローン契約の締結などに使用する方針だという。従来の紙の契約書を「GMOサイン」による電子契約に置き換えることで、契約書の印刷・製本・郵送などにかかる手間やコストを削減し、郵送による待ち時間なども不要になることから、顧客サービスの向上や、契約業務の効率化などの効果が期待できるとしている。
★10:45 住友林業-MSMUFGが目標株価引き下げ 米国戸建て住宅需要の本格回復を待ちたい
住友林業<1911.T>が大幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券では、米国戸建て住宅需要の本格回復を待ちたいとし、投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を7100円→6250円に引き下げた。
MSMUFGでは基準期25.12期の経常利益予想とバリュエーション水準を引き下げ、目標株価も見直した。モーゲージ金利の高止まり、住宅在庫増加による需給バランス緩和により、米国の戸建て住宅需要は足下でやや足踏みと指摘。例年、年明け1月にキックオフし、3-4月ごろに最盛期となる米国戸建住宅の春商戦に注目としている。
住友林業<1911.T>が大幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券では、米国戸建て住宅需要の本格回復を待ちたいとし、投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を7100円→6250円に引き下げた。
MSMUFGでは基準期25.12期の経常利益予想とバリュエーション水準を引き下げ、目標株価も見直した。モーゲージ金利の高止まり、住宅在庫増加による需給バランス緩和により、米国の戸建て住宅需要は足下でやや足踏みと指摘。例年、年明け1月にキックオフし、3-4月ごろに最盛期となる米国戸建住宅の春商戦に注目としている。
★10:55 SCREEN-MSMUFGが目標株価引き上げ 相対的に堅調な洗浄装置の需要を確認
SCREENホールディングス<7735.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、相対的に堅調な洗浄装置の需要を確認。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を12200円→13900円に引き上げた。
MSMUFGでは、直近の取材で同社の主力製品である洗浄装置に対する需要が他の前工程装置よりも強く、同社の製造ラインがフル稼働しており受注残も十分にあることを確認。先端ラインで洗浄装置の採用が拡大しているとみている。旺盛な洗浄装置需要と高い工場稼働率を鑑み、26.3期以降の業績予想を上方修正するとともに目標株価を引き上げたとしている。
SCREENホールディングス<7735.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、相対的に堅調な洗浄装置の需要を確認。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を12200円→13900円に引き上げた。
MSMUFGでは、直近の取材で同社の主力製品である洗浄装置に対する需要が他の前工程装置よりも強く、同社の製造ラインがフル稼働しており受注残も十分にあることを確認。先端ラインで洗浄装置の採用が拡大しているとみている。旺盛な洗浄装置需要と高い工場稼働率を鑑み、26.3期以降の業績予想を上方修正するとともに目標株価を引き上げたとしている。
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